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最近の日本のクルマは真面目過ぎて面白くない。トヨタならヤリス、ホンダならフィット、日産ならノートという小型車が鉄板的選択なのだろうが、どれも実用性を重視し過ぎていて食指が動かない。もっとデザインに振ったカワイイクルマがあれば多少燃費が悪く価格が高くても買いたいのに。

昔のパイクカーは見ているだけで面白かった。例えば日産のBe-1というマーチベースのクルマ。庭先に飾っておくだけで毎日楽しく暮らせる様なクルマだった。

外車にはフィアット500、BMWミニ（小さくないけど）、アルファロメオ　MITOなどがあるが、あまりに価格が高すぎる。

ノートベースでカワイイクルマを作ってくれませんか？　e-Powerみたいな高性能な仕組みは不要、近場を徘徊するためだけのセカンドカーが欲しいのです。

最近のクルマは全ての評価項目で80点以上を取れるクルマしかないが、デザインだけで買いたくなるクルマがあってもいいと思うよ。


【オマケ】
Be-1はコスト削減のため3速オートマ、ノンパワステ、簡易型でボディーを成形するため樹脂パネルを使ったので台数限定という割り切ったクルマ。それでも人気が集中してあっという間に2万台が売り切れた伝説のクルマ。こんなクルマはもはや作れないのだろうか？

画像は次期型マイクラのベースとなりそうなコンセプトカー。エクストレイルに搭載した発電用の3気筒ターボを乗せたら楽しいクルマになりそう。

トヨタ、ホンダ、日産がシェア争いをしていた2000年頃までは自動車販売はユーザーにとって健全だった。少しでも値引きが大きい会社のクルマを買う人が多かった。ユーザーの方がメーカーより立場が上だったと言える。

ところがトヨタが国内で圧倒的なシェアを獲得したためにユーザーと自動車メーカーの立場が逆転してしまった。具体的には利幅が大きいサブスク（KINTO）や残価設定ローンを組んだ人に対して優先的にクルマを割り当て、現金一括や銀行ローンを使う客には配分を少なくし結果として長い納期となっている。

クルマを買うと決心したら納期が短い購入方法を選択するのは人情だろう。利息の違いや契約期間満了後のことなんて深く考えないからローン金利総額、買い替えのときのトヨタ車縛りなどは眼中にない。少しでも月々の支払いを安くしたいというユーザー心理を巧みに利用したやり方。

サブスクや残価設定などが悪いというわけではなく、それに誘導するトヨタの売り方に悪徳代官の様なずる賢さを感じるのです。

納期を早くしたいならいっぱいカネを出せと。


トヨタ以外では納期をだしに残クレへ誘導していないはず。まあ営業担当にはポイント加算がつくだろうから全くないとは言えないが担当に良心があれば無理矢理誘導しないだろう。

一般的には契約の順番に納車時期が決まるものと想定しているのに納期を逆手に取ったトヨタ売り方は賄賂が多い人を優先する様なものだ。これも資本主義なのかもしれないが利益至上主義が行き過ぎていると思う。


人気があって残価設定率が高いアルファードなどはトヨタ地獄への第一歩だろう。


【オマケ】
トヨタの残クレ地獄は現代の蟹工船なのでは?

ホンダ、中国３工場を約２週間稼働停止－在庫過多で生産調整

中国で3割も受注が減ったので生産調整のため工場を2週間停め、さらにリストラを実施。中国では富裕層はすでにEVを買ってしまったし.庶民にはカネがなくてクルマどころではない。生産調整でやり過ごそうとするのは甘いと思うよ。

中国国内では過剰生産で各社投げ売り状態。販売店は9割が赤字という。もはや中国にこだわる必要はないと思うよ。撤退には相当な痛みを伴うだろうが、そのまま事業を継続したら赤字が膨らむばかり。ホンダの経営責任を問うのは当然の流れだ。

一時は会社の利益の半分近くを稼いでいた中国なので社内では中国推しの幹部が出世したが風向きが変わったことを認めない経営層の責任は重い。

この先中国が景気回復することは絶対にないからそこで事業継続する価値はない。そんなことも理解できない無能な経営層はすぐに辞めるべし。

これはトヨタ、日産にも言えることだが、自動車会社の経営層はもう少し世界経済を勉強した方が良い。


【オマケ】
中国は中所得国の罠にまんまとハマった。高度成長期にやって置くべきことをやらずに、共産党幹部が賄賂で蓄財に励んだ結果だろう。
行き着く先は国内の暴動か国外への戦争で国民の目をそらすことぐらいしかない。

「自然発火しやすいから」　中国の5つ星ホテルが「新エネルギー車」の地下駐車禁止

すでに韓国でも同様な対策を始めたが当然でしょうね。

それより気になるのは火の回る速さ。
猛烈な勢いで燃えるので室内の酸素はあっという間に化学反応で消費されてしまう。1分以内に脱出しないと酸欠で意識を失うから後席に家族が乗っていても助け出す余裕はない。まさに現代版ミッションインポッシブルだ。

中国製EVに乗るということは　ある日突然トム・クルーズの如く俊敏な脱出劇を迫られる可能性があると言うこと。そうなる確率は1000分の１だそうな。

地下駐車場でBYDのEVを見つけたら急いで逃げましょう。


【オマケ】
ガソリン車だって燃える、むしろ燃える台数はガソリン車の方が多い、、、と呑気なこと言ってる人は物理を勉強したことがない人だろう。ゆっくり燃焼が進むガソリン車とは危険性のレベルが違います。

軽自動車というと遅い、うるさい、燃費が大して良くないという3重苦で、取り回しの良さや税金の安さがあっても食指が動かない存在であった。そこにEVのSAKURAが登場したので売れに売れた。

そしてこの秋、e-powerを搭載したディスとルークス、さらにストロングハイブリッドを搭載したワゴンＲが投入されるというから　ただごとではない。

これは日本の軽自動車市場が一気に塗り替わる予感がします。問題は車両価格ですがかなり期待して良いのでは？？

アイドリングストップに毛が生えた様なマイルドハイブリッドはいらなくなるかも。

【オマケ】
日産は決算予想がズタボロで株価が下がり続けているが、そろそろ仕込み時かも知れない。
さらに米株ではインテル、AMD、クラウドワークスがやらかした影響で大幅下落したが更に下がったときが買い時だと思う。