日産シーマというクルマ

数有る高級車のなかでも、このクルマに関しては、運転をしたことがあるクルマであり、何かと思い出があります

実は転職経験者で、今の仕事をする前、県内のとある会社に事務員として勤務をしておりました

その会社の社長さまが歴代シーマを乗り継ぎ、Y32～Y33の頃、私目は運転手をしていたことがあります

グレードはいずれも最上級で、油圧アクティブサスとマルチAVを装備した仕様につき、社長さまを乗せて運転しても一人で運転しても、お気楽で快適なクルマでした

搭載されていたV8の4100ccは、時に静かに時に荒々しく加速するエンジンで、大人しく走れば経済的ですが、荒々しく走ったり市街地を走れば、あっという間にガソリンタンクが空になるという、怖いものでしたが、ね…

エンジンが同じながらも、32シーマは重い吹け上がり、33シーマは軽い吹け上がりだったと思います

ちなみに油圧アクティブサスは何がどう良かったのか、全く分からないモノでしたが、乗っていて不快でなかったので、それなりに乗り心地に貢献していたのでしょう

社長を送迎した後、友人宅に乗りつけてドライブしたり、病になった同僚を社長のお迎えついでに病院へ送り届けたのは、懐かしい思い出です

また、初代シーマは学生時代に発売されており、バブル真っ只中な世の中でありました。シンプルでありながら、「華」があるスタイルと雰囲気は好きでした

学校近くに販売店が有ったため、友人とカタログを貰いに行ったところ、「グロリアのカタログをあげるから、親に買ってと伝えて」と言われ、門前払いされてきたのも、何だか懐かしい話です

日産からシーマが復活するようですが、ますます高額になり、我々薄給サラリーマンには無縁のクルマとなるようです

つまり、シーマとは憧れでもあり無縁なクルマ、みたいです。本当に戯言ですみません