
先日、アオテッツァ君が我が家に来た時から予定には入れていたエンジンマウント交換をやっと行いました。その際、ステアリングラックも後期に換装したのですが、それらはまた別の話。今回はエンジンからの
異音です。
気付いたのは、某ツーリングに参加させて頂いた6月14日の帰路の事。

※ツーリングは多種多様な車が参加しており、皆さん良い人ばかりでした♪
同乗者がいない場合は窓開けて走る事が多く、この日もツーリングを終えての帰路は窓全開で走っていたのですが、「チッチッチッチ」という音が聞こえてくるのです。(^_^.)
エンジン回転とのシンクロ率は400%超えてるので(笑)、さすがに降りてチェックすると、気のせいで無く明らかに異音が聞こえます....。orz
走行距離も16万km近いので、とうとう来るべき時が来たか...?
しかし、音質的にも経験的にもエンジン内部からの音とは思えません。メタル打音等とは違う気がします。部位としては、エンジン左側(エキマニ側)から聞こえる気がするのですが、排気漏れとも違います。
音源がさっぱり分かりません。(^_^.)
仕方ないので、ジャッキアップして下に潜り、お医者さんごっこの如く(笑)
聴音器使って各部探ってみたのですが、これまたさっぱり分かりません。ブロックやオイルパン等に聴音器当ててもコンコン音はしないので、
原因はまったくもって不明...。
走行にはまったく
支障なく、フィーリングの変化も無いのですが、エンジンから回転に連動する異音が出るときは、あまりろくな事ありません。という事で、エンジンマウント交換時に合わせて主治医に確認して頂いたところ....。
「2番プラグの緩み」
と判明。いやぁ、良かった! マジで良かった!
実は、過日ダンパの死亡宣告を受けたので、現在足回りの製作を依頼しているのですが、
車が走れないのでは笑い話にもなりません。(^_^.)
にしても、まさかプラグの緩みが原因だったとは、この海のリハクの目をもってしても見抜けなんだ。(笑)
昨今の車はダイレクトイグニッションで、コイルがヘッドにボルト固定されているので、それなりに走れていたのでしょう。最後にプラグ外したのは今年の5月29日ですが、その時は1番、3番、4番のみです。2番はタワーバが邪魔するので、簡単チェックする時は手間省いて外しません。(^_^.)
#言うまでも無く、プラグチェックは4本同時確認が大原則です...
2番を自分で最後に外したのは、14年の2月21日でした。という事で、今回の緩みが自分のミスか、他に原因があったのかは特定出来ず。
何にしても、
プラグが緩んだらあんな音がするという経験を得る事が出来ました。合わせて、物事の原因は意外なところにあるという事も改めて再認識。
主治医に、どうやってプラグが原因と判明したかプロセスを聞いてみたら、最初は聴音器等を使って実直に手間隙掛けて各部を探ったそうです。しかし音源らしき部分が無いため、直感でヘッド周りと当たりを付けて、(実は最初から主治医はエンジン上側が怪しいと言ってました)、VVTiや各部ブラケットのボルト緩み、コイル等のチェックを片っ端から行なって発見したそうです。
原因はプラグの緩みと言えば、何だそんな事かで終わってしまいますし、例えどんなに苦労しても、そういう話を
プロの方が自分からする事はありません。しかし、その裏には多くの手間や、長年の経験に裏打ちされた勘があるのです。
十数年前の話ですが、排気温ワーニングが点くので修理工場に出した際、原因不明の回答で診断料5千円請求された事があります。お手間を掛けたのだから支払うのは当然ですが、その後自分でチェックしたら、プラグコードの断線を発見。交換したら直りました。(笑)
プロですから、原因不明でも手間隙掛けたのなら、お金を請求するのは仕方無いでしょう。しかし、通常走行での排気温異常なら、点火系をチェックするのはセオリーです。その際、プラグコードは最初に見る部品だと思うんですけどねぇ。30年以上前の車ですし。(笑)
プロと言いつつ、この程度のレベルのところも少なからずありますから、車に安心して乗り続けるには、面倒を見てくれるお店(担当者)のスキルは本当に大切です。
Posted at 2015/06/30 00:49:26 | |
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