本日は雨。ブログネタは遊びから車に関わる事まで大量にあるのですが(笑)、普段は中々書く時間が無いので、色々まとめ書きしました。しばらくは順番にアップ予定~♪
という事で第一弾。1月上旬にパワーFC装着して早二ヶ月半。ここらで備忘録も兼ねて、
少し状況をまとめてみたいと思います。
PFC装着して感じたメリットは以下の通り。
・エンジン始動性向上
→セル8回転が3回転~4回転になりました♪ 前オーナの時は、フライホイルのギヤ
が磨耗して一度交換してるらしいのですが、これでセルとフライホイルのギヤの寿命が
倍に伸びるかな?(笑)
・アイドリング安定
→純正ECUでは500rpm以下に落ちる事もあってエンストの不安がありましたが、PFCは
700rpmでビタっと安定します♪
・低速域のドラビリ向上
→5速~6速で2000rpm以下での運転が楽になりました。実用面での最大のメリットです。
・全域での出力向上
→まったく体感出来ませんが(笑)、パワーCHKしたらMax15馬力程向上してました。
これらは吊るしデータによるものです。現在はほぼ燃調セッティング終わってますが、
体感上は吊るし状態と違いが分かりません。(^_^.)
※吊るしと比較のため、その内にまたパワーCHK予定です。
マッチド(レベリング)インジェクターが先程到着したので、装着後にもう少し燃調を詰めて
から、パワーチェック(吊るしと比較)してみようと思います。その後、VVTiや点火時期に
本格的に手を付ける予定です。
さて、メリットもあれば当然デメリットもあります。
・フェイルセーフは無い
→おそらく純正CPUは、エンジン保護のため何重にもフェイルセーフがかかって
いると思います。しかしPFCには一切ありません。何かあったら、ドライバがそれを
感知して予防する必要があります。
・現車合わせは諸刃の剣
→例えば経年変化でインジェクターが詰まり気味となった場合、純正ECUならば
その辺りも考慮してセッティングされているから、余程大丈夫でしょう。しかし
現車合わせしていた場合は、当然リーンになります。つまり...。(^_^.)
→燃調は空燃比で見ますが、あくまで4発全体を見ているだけで、各シリンダ毎
の空燃比は分かりません。新車時のインジェクタ個体差程度なら大丈夫でしょう
が、アルテッツァの様な古い車の場合、当然各シリンダでのインジェクタ噴射量は、
相当不揃いになっている可能性があります。例え空燃比が12.5だったとしても、
あるシリンダでは13.5かも知れないし、あるシリンダは11かも知れません...。
因みにアオテッツァ君、1番と4番のプラグが少々焼け気味です。(^_^.)
・入力ミスは一発死亡の可能性
→一応フルコンなので、燃調、点火時期、VVTi全てをコントロール出来ます。つまり、
とんでも無い数値を間違えて入力した場合、一発ブローの可能性があります。特に
点火時期は怖いかも。
・燃費計の動きがおかしい?
→走行中はほとんど動かず、次にEg始動すると2目盛り位下がる。
→貧乏ランプ(燃料警告灯)が点かない?
※これに関しては後期メータに換えた事が原因かも? 別途検証予定
→原因判明しました。燃料計の故障です。名古屋の電装屋さんに依頼して、
修理しました。以降は快調♪
出力に関しては、NAはターボと比較して向上の恩恵は非常に小さいと言わざるを得ません。
ターボ車の場合、パワーFC装着してゴリゴリと燃料吹いてブースト上げれば、それなりに
パワーは上がっていきます。しかしNAの場合、体感出来る程の変化は中々難しい気がします。
ビビリながら点火時期を調整し、手間隙掛けてVVTiを調整しても、ターボ車の様にパワーは
上がらないでしょう。因みに私は、4000rpmの谷対策で装着したので、最高出力はあまり
興味ありません。無論、上がればそれは嬉しいですが。(笑)
メリットはともかく、デメリットについては自分でよく理解し、純正ECUの様に
乗りっぱなしでOKではない事を十分認識する必要があります。ショップに
現車合わせを依頼しているのであれば、1年に1回程度はチェックしてもらった方が
良いかも知れません。
フェイルセーフが無い上に自ら安全マージンを削っているのですから、純正よりも
大きなリスクを常に承知しておく必要があります。