
愛知県内には、コースが5ヶ所(ALT、MLM、美浜、西浦、幸田)あります。で、我が家から一番近くが幸田サーキットですが、何故か今頃(16年2月)に初体験してみました♪ これで県内コース全制覇!
余談ですが、幸田サーキットに行く道は農道と呼ばれ、R248側から少し先に行くと小町トンネルがあります。そこを下って三叉路になるまでの区間、35年程前は毎週末バイクでステップやマフラー削りながら走ってました。車の免許取ってからは、毎晩通った時期もありました。
しかし今は、見る影もない荒れ果てたゴースト道路になってます...。
この区間、バイク最盛期は渋滞?が出来るほどの台数(数十台)が土日に集まってました。当然事故も増え、土日は二輪通行禁止となります。お次は夜中に車が走り回る様になり、当然事故も増えてかまぼこが設置されました。
時代背景等の違いもありますが、今ここをゆっくり走ると、色々考えさせられます....。もし当時の自分に会う事が出来るなら、何と言うべきか...。
さぁ話を戻して、ドキッ! 嬉し恥ずかし幸田サーキット初体験、ぽろり?もあるよのコーナー!
我が家から一番近いにも関わらず、今まで行かなかった理由は、敷居と費用が高いから。(笑)
私は気軽に走って自分が楽しめればいい超ライトユーザなので、面倒でお高い所は遠慮したいのです。(^^;
で幸田サーキットですが、私の記憶だと会員が前提であり、ビジター走行枠も少なくてお値段も高いというものでした。
が、どうやらそれはオープン当初のはるか以前の話、もしくは私の勘違いらしく...。今はビジター枠増えて、走る時間は意外に多そうです。ただ、我が家から90分圏内にコースは9カ所もあるので、今まであまり気にしてませんでした。(^^;
幸田サーキットは初走行の場合、西浦同様に事前講習受講が必要ですので、事前に電話連絡します。講習は一人でも丁寧に行ってくれ、同乗によるコース完熟走行もあります。これは初心者にとって、とても有り難い事です。
走行枠についてはかなり特殊でして、時間枠という概念がありません。20分単位というのは美浜と同じですが、一般的な10時~10時20分という分け方でなく、随時自分が走りたい時間を指定します。これにはちとびっくりですが、融通が利いて面白い方法だと思いました。
次に費用。ビジターだと20分で3600円!(実走行は17分位?)と、かなりお高いです。50分だと10800円相当といったところでしょうか。今アオテッツァに使っているタイヤが1本買えるお値段です。
私の感覚だと、ALTやMLMが庶民向けで、美浜や西浦がリッチマン。国際コースは王族様ですから、さしずめ1万オーバの幸田は貴族様専用といったところでしょうか。ちなみに西浦は7900円(走行料)+1100円(入場料)で、9000円となります。www
しかし平日はちとお安くて、ビジター2600円となります。これなら、美浜の土日より少し高い程度で済みますから、仕事し過ぎでやむを得ず取得した休暇(マヂ)に行きました。
平日のため台数も少なく、カートがいるだけでほぼ貸し切り状態♪ しかも時間指定ですから、実質貸し切りで走れます。周回方向は、比較的珍しい反時計回り。
コースは県内の他コースと違い、極めてフラット! 勾配はほとんどありません。ALTやMLM、美浜に慣れていると、違和感を感じる程です。全長は1000m程。
ホームストレートは極めて短く、直線部は実質バックストレートのみとなります。当日は1回しか走れず、しかも走行1回目は計測器レンタル不可というルールがあり、公式のタイム計測出来ませんでした。(^^;
因みにLAP+での計測結果は、51.890...。orz
ここのタイム感は全然分かりませんが、自分でもまったく走れていないのが分かる程酷い状態だったので、きっと絶望的に遅いと思われます...。(>_<)
実際、難しいコースであり、ギヤ比的にも丁度微妙なところにシフトポイントが来る、ちょっと嫌な状態でした。
以下、走った感想です。
短いストレート抜けての1コーナ。進入が激ムズッ! 2コーナとはS字的になっており、3コーナに向けて短い直線があるので、ここの進入はタイムに影響大きい気がするのですが、どうしても決まりません...。だから2コーナに上手く入れず、3コーナもうまく脱出出来ないという悪循環...。orz
こんな時は、セオリー通りに立ち上がり(2コーナ)重視にするのですが、すぐに3コーナがあるのでどの辺り通るのがベストバランスなのやら...。あと、2コーナ進入前に少し無理してアウトに振る方がいいのか、素直に2コーナ脱出重視でクリップに付くのがいいのか...?
因みに、3コーナ脱出ラインもよく分かりません...。なんか、すごくロスしてる気がするのに、それが何なのかすら分かりません。
初っ端からこれとは、先が思いやられます。
よくわからないまま3コーナクリアしてバックストレート。といいつつ、後半が少しカーブしています。そのカーブ部分右側に縁石があり、ブレーキング中にここに僅かに乗ってしまった時、例の
ABS誤動作が発生しました。このバックストレートエンドは、幸田サーキット1番の鬼門らしいですが、これはマヂで危なかった...。ここで突っ込んだ人の多くが、もしかしたらこの誤動作でやられているのかも?
とにかく、アルテッツァで幸田サーキットのバックストレートエンド手前の縁石には、ブレーキング中に乗ってはいけません。廃車コースが待ってます...。
今回は運よく、まだビビリミッタが動作していてそれほど速度上げて突っ込んでいなかったので、助かりました。
バックストレートエンドからブーメランカーブですが、上記の様な事もあってビビリミッタが早期作動してしまい、あまり攻めてません。(笑) それでも、かなり進入が難しく感じます。個人的な感覚では、ブーメランカーブからヘアピン1、ヘアピン2までが大きな複合コーナです。
ブーメランカーブの進入は、次の機会があった場合の課題として(潔く捨てて(笑))、ヘアピン1とヘアピン2をS字コーナと考えてました。そしてヘアピン2の立ち上がり重視ラインにしますが、続くAコーナに向かう途中に緩いコーナがあるため、それすらも正解かどうか分かりません...。
Aコーナを立ち上がると、緩い右コーナに入るのですが、ここがアルテッツァ泣かせで、2速で行くか3速に上げるか、実に悩ましいのです。2速のままだと、最終手前のディパァでレブ気味になるし、ディパァで3速に上げると最終ですぐ2速に落とす必要があるし...。
シフトはロスですから、極力行いたくありません。がレブらせるのも嫌です。
一体どうせいっちゅうねんっっ!
そんなシフトが忙しい事もあって、最初の頃はディパァのブレーキタイミングが上手く掴めず、Fタイヤに荷重を載せられなくて最終をドアンダー丸出し状態で走ってました。(笑)
そんな訳で、幸田サーキット初走行は散々な状態...。orz
この程度でめげる訳にはいかないですし、一応公式タイムも記録しておきたかったので、2走目を申し込もうとしたのですが、何と12時~13時は昼休みでコースクローズとの事...。そういや、ちょっと前にMLS初走行した時も、その罠にはまったなぁ。(>_<)
午後からは別件もあるため、やむを得ず走行1回で幸田初体験は終了となりました。したがって公式タイムさえ残ってない状態。(^^;
とにかく、走りのリズムが掴みづらいコースでした。もう春ですし、平日しか行けないので当分チャンスは無いですが、また今年の冬にでも機会があれば、行ってみたいと思います。
※12月に交換した595RS-RR君の左側は、ここで天寿全うしました。2月の事です。
