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M.D A太郎のブログ一覧

2017年03月31日 イイね!

ソニカの実用性試験?(四人乗車で一泊二日の旅)

ソニカの実用性試験?(四人乗車で一泊二日の旅) 家内の車「ソニカ」。もう10年以上前の車ですが、今なお素晴らしい出来の軽だと思います。過去に何度もべた褒めしてますが(笑)、その判断は今も変わりません。

 荷室が狭いのは事実ですが、ぢゃ本当にこれが不足なのか、家族四人で一泊二日のお出掛けをして検証してみました。

 目的は、お台場の1/1ガンダムです。プラ1メンバとして、3/5最後の雄姿は見ておかねばなるまい。(笑)
 


東京テレポート駅前駐車場は行列出来てましたが、
こちら側の青梅臨時駐車場はガラガラで余裕でした。



 往復800km弱でしたが、広大な室内は4人乗っても実に快適♪ 因みに後席の広さは特筆に値するレベルです。

 移動は高速メインでしたが、これまた実に爽快♪ 音は静かだし、振動は少ないし、操作系も軽いし、CVTだし、流れに合わせて楽々巡行出来るし、普通に走る限りは4人乗車でもパワー不足感じません。

 アルテッツァと違い(笑)、ネット等での評価もかなり高いソニカですが、数少ない欠点の一つが荷室の狭さ。これは車体サイズが限られている軽で後席を広くした以上、止むを得ない部分ではあるのですが、果たして4人一泊二日の実用に耐えるかどうか?

 結論から言うと、ノープロブレムでした♪ 荷造りに不要な物を入れずコンパクトにまとめれば、全然いけます。(^^)v





 4人乗車荷物満載?で、燃費は18km/L位。当たり前ですが、高速料金は普通車と比べて割安です♪


 いやぁ、カピさんやっぱりいいですわ。

Posted at 2017/04/01 00:44:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ソニカ | 日記
2017年03月25日 イイね!

キャンバ角とタイヤ温度の関係(適正角は?)

 何故かアッパーアームが青くなったので(笑)、適正キャンバ値が気になるお年頃となりました。

 車高調作って頂いたお店の方から、キャンバ適正角度はタイヤ外側と内側の温度差がほぼ同じか、内側が少々高目になる位と教えて頂いたので、素直にそれを基準とします。


 という事で、足回り交換して最初にやったのがタイヤ温度測定。(笑) 場所はオートランド作手とモータランド三河です。その時の記録がこれ。




※内/外で温度高い方がピンク。同じ時は両方緑。 


 この時のキャンバ角度は左右-1.5度という認識だったのですが、先般の再測定の結果、おそらく左は-1.5度、右は-1.2度だったと思われます。


 で、その時の結果を俯瞰してみると...。

●前輪/後輪の関係
 ・内側と外側の温度差はあるもの、前後での最高温度は同じ位。
 ・意外に後輪内側の温度が高く、四輪で一番高い事が多い。

●左側/右側の関係
 ・左は前輪の温度が高く、右は後輪の温度が高い。
 ・右の外側はかなり温度が低い

●内側/外側の関係
 ・左は前後共に内側/外側の温度差は少な目
 ・右は前後共に内側/外側の温度差が大きい

 といった感じでしょうか。もう少し細かく見ると、

・左前輪は外側の温度が若干高目(内側に対して+2度~+3度)
・左後輪は内側の温度が若干高目(外側に対して+2度~+3度)

 です。

 当初の予想では、左前輪外側が他と比べてかなり高温になると思ってましたが、意外にも右後輪内側の温度が一番高い時もあります。

 左前輪外側は大抵温度高目なので、キャンバは不足気味かも。左後輪は内側がやや高目ですが、直線だと内側が接地が強いはずですし、駆動掛けるので多少発熱するのは当然ですから、適正と思われます。(多分...)

 右側は内/外の温度差が10度前後あるので、これだけ見るとキャンバ過大ですが、右回りコースの場合タイヤにかかる負担は左がメインですから、目をつぶりましょう。(^^;


 結果として、

左前:キャンバ不足
左後:適正
右前:適正
 →温度はキャンバ過多だが、コースレイアウト上止む無し)
右後:適正
 →温度はキャンバ過多だが、コースレイアウト上止む無し)

 といったところでしょうか。



 続いて、先般アッパアームが青くなった勢いで、Fキャンバを2度にしてみた結果です。
全般に温度低いのは季節が違うためです。



※内/外で温度高い方がピンク。同じ時は両方緑。



●前輪/後輪の関係
 ・前半の最高温度は明らかに前輪が高いが、後半は後輪が高目。
  →途中で少し走り方を変えたからかも?
 ・右後輪内側の温度が高目な傾向は同じ

●左側/右側の関係
 ・左は前輪の温度が高く、右は後輪の温度が高い。(変化無し)
 ・右の外側はかなり温度が低い(変化無し)

●内側/外側の関係
 ・左は若干内側の温度が上がって来た。
 ・右は前後共に内側/外側の温度差が大きい

 といったところです。もう少し細かく見ると、

・左前後輪とも、内外の温度が同じか、内側が若干高目(外側に対して+1度~+2度)

 です。


 結果として、

左前:適正
左後:適正
右前:適正
 →温度はキャンバ過多だが、コースレイアウト上止む無し)
右後:適正
 →温度はキャンバ過多だが、コースレイアウト上止む無し)


 ってな感じでしょうか...。

 
 現状のキャンバ角-2度は、通常走行で内べり問題が出なければ案外悪く無さそうです。右側は内と外で10度前後の温度差ありますが、右回りコースなら左を基準に考えるべきでしょう。よって温度差は不問とします。


 と、何となく自分なりに結論っぽくしてみたのですが(笑)、知見が圧倒的に不足しているので、正直なところよく分かりません。(^^;

 ただ、駆動方式や走り方のスタイルで、タイヤ温度分布はかなり違うんだろうなという事は想像できます。

 となると、FRにおける理想の温度分布がどうなるか気になるので、ちと考えてみました。

 FRの美点の一つは、駆動輪と操舵輪を分けて、タイヤ負担を軽減出来る事にあります。となれば、前後輪の温度差は少ないはず。とは言え同じとは思えません。パワーがあれば後輪、無ければ前輪が高目になる気がします。

 アオテッツァ君はハイパワーとは言えないですし、同クラスと比較して百数十kg程車重も重いので、どちらかと言うと、ややフロントの温度が上がり気味になりそうな予感。

 前回、今回のタイヤ温度分布を見ると、走り方でも前後の温度バランスは変わりそうですから、出来るだけ前後温度差が出ないか、やや後ろ側の温度が上がる様に走れば、少しはR1Rを上手く使える様になるかも...。
 

 なお、今までの計測はRCで使っていた非接触の赤外線温度計を使っていますが、測定場所は目分量でやっているので、今一つ正確さに欠ける気も...。次に気が向いたら、熱電対で直接測定してみようと思います。

Posted at 2017/03/26 22:47:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 考察 | 日記
2017年03月25日 イイね!

プラモデルを1/1で作る会のホームページ作成しました♪

プラモデルを1/1で作る会のホームページ作成しました♪ 「週末は重工業」が合言葉のプラモデルを1/1で作る会ですが、この度ホームページを作成してみました。 

 昨年末くらいからコツコツと制作をはじめ、1月末位に公開開始したので、こちらでもご紹介させて頂きます。

 大したボリュームでは無いですが、ホームページを見るお時間無い方のために、面白そうな映像をピックアップしてご案内~。





●ヴィーゼル メイキング映像パート2

 もしパート1等にもご興味がある方がいましたら、ホームページの記録保管庫をご覧ください。


●対MS重誘導弾リジーナ メイキング映像

一応、私が黙々と家の台所で製作したものなので、敢えてご紹介。(笑)


 そんな訳で、もしよろしければ是非プラ1ホームページURL拡散にご協力頂けると幸いです。m(__)m

http://plamodel1.web.fc2.com/

 

 あと、諸般の事情で関係者にしか公開していない、「ジオン公国軍軽機動車 サウロペルタ」のメイキング映像も、ホームページ公開記念にここだでけご紹介させて頂きます。

 アイがこの形になるまでの過程をお楽しみください。(笑)



 これがプラ1発足のキッカケとなりました。懐かしいなぁ。もちろん、リジーナも含めてサンライズ様には正式にご許可を頂いてます。この様な素人集団の遊びに対して、真摯にご対応下さったサンライズ様には、本当に感謝しています。

Posted at 2017/03/25 18:13:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | プラモデルを1/1で作る会 | 日記
2017年03月15日 イイね!

左右のキャンバ角が合わない理由(公差という名の車両個体差)

左右のキャンバ角が合わない理由(公差という名の車両個体差) 工業製品には必ず「公差」が存在します。公差を詰めれば精度が上がり、大なり小なり性能向上も見込めますが、コストも上がります。(^^;

 そこでコストを適切に抑えるため、実用上問題にならない範囲の誤差を設定して設計します。ですから、公差の範囲内の数値のずれは特に影響はありません。(建前)

 私も一応エンジニアリングの世界の片隅の端の日陰の奥の一角の更に末席に身を置く者。そんな事は分かっている、分かっているさペンチノン...。

 そして、建前の裏には本音がある事も。(笑)


 さて本題です。

 アオテッツァ君のキャンバ角、最大限付けると左右で揃いません。かなり差が出ます。(笑)

 まさか、公差最大値を自分の車で目の当たりにし、その影響をモロに受けるイベントが、自分の人生にあるとは思いませんでした。(笑) 


 アオテッツァ君のフロントキャンバ角、今まで左右-1.5度まで揃うという認識だったのですが、実は右が調整範囲一杯まで動かしても-1.2度という事が、先日のアライメント調整で判明しました。(^^;

#左は-1.6度以上いけるのですが...。


 その原因ですが、どうやらフロントサブメンバが中心からずれているらしい...。


 

 右側はサブメンバとサイドメンバに隙間があります。





 しかし左側は、サブメンバとサイドメンバがぴったり当たってます...。



 イカスーッ!



 メンバが一杯まで左にずれてるぢゃん!

 サブメンバは物理的にこれ以上動きませんから、取付公差最悪状態と思われます。orz


 そうか、キャンバが揃わないのは、これが原因だったのか...。衝撃の事実です。


御トヨタ様の設計要件は分かりませんが、一般論で考えると一カ所位置決め穴(ボルト)を決めて、あとはある程度のバカ穴にするはず。

 精度について、車のパネルスポット溶接はコンマ数mm程度、ボディの各セクション毎の精度は1㎜程度を狙っていると聞いた事があります。(真偽は不明)

 とすると、足回り位置決めの要であるサブメンバに、これほど大きな公差を設定するものだろうか...? 目分量ですが、4mm~5mmはありそう。(^^;


 単純に考えると、車体中心に対して、トレッド中心が2mm~3mmずれている事になります。(^^;
いや、もちろん公差範囲内のはずですから、何も影響は無いはずですし、この程度で影響あるとは思いませんが...。

 とは言え、知らぬが仏とはこの事で、知ってしまうと気になります。(笑)


 もしシャシ関係の設計者の方がいたら、この辺りの公差ってどういう考え方なのか、向学のためにも内緒でこっそりメッセージで教えてくれると嬉しいであります。(笑)


 ロアアームが付くメンバが左にずれれば、左のキャンバが増えて右のキャンバが減るのが道理。つまり、現状の右側キャンバが調整幅一杯でも左より少ない事と辻褄が合います。


 
 東三河アライメントセンターさんも主治医も、これに気付いて何とかメンバを中心に動かそうとしてくれましたが、ボルト緩めてもメンバが動かない....。

 そう、動かないんです。実は想像以上にネジ穴の精度が高くてガタが無いのか、あるいはエンジンが重くて動かないのかは分かりませんが、とにかく動きません。

 となると、エンジン吊り上げて負荷を無くしてから動かすか、あるいはあるいはリジカラ入れるか? 

 リジカラはバカ穴にアルミテーパ部材ぶっこんで、ボルトで強引に締める事によってセンターを出しつつ、バカ穴のガタを無くす様ですから、センターは出そうな気がします。ただ、もしサイドメンバのボルト側位置が公差の関係で左に寄っているなら、あまり改善は望めないかも知れません。


 色々個人的に思うところあって、リジカラを導入する気はあまり無かったのですが、とにかく何らかの方法でサブメンバを中心に移動させないと、キャンバ左右角度の問題は解決しません。
 
 嗚呼、考えると結構気になります。(^^;


 あまり悩んでもしょうがないので、取りあえずキャンバ-1.2度でサーキット走ってみたのですが、明らかにタイヤ外側の温度が高いので、キャンバは不足気味と思われます。

 
 国内は時計回りコースが多いので、左側のキャンバだけ元の1.5度に戻すという選択肢もありますが、やはり左右数値は揃えておきたいところ。
 
 
 さて困った。一体どうしたものか....。

 と、ここまでが1月の状態。


 ふと気づいたら、2月下旬に何故かアッパーアームが青くなってました。うーむ、実に不思議な事があるものです。しかもこのアッパーアーム、キャンバ角が調整出来るらしい。(笑)

  
 

 キャンバ左右調整幅の問題はサブメンバ動かさないと解決出来ないのですが、アッパアーム長を左右で変更して、-2度でキャンバ角揃えてみました。

 さすがにファミリーカーで2度は多過ぎな気もしますし、アッパアーム長が変わると厳密にはタイヤストローク時の幾何学的軌跡も左右で変わるのですが、物は試しです。鈍感な私なら、きっと何も体感出来ないから、結果的にはノープロブレム?のはず。(笑)

#ホントはダメですよ。


 きっとキャンバ不足を解消した事により、ノーズがゴリゴリとインに入ってぐいぐいと曲がり、ポ~ンとベスト更新出来ずはず!


 という目論見は見事に外れ、ベスト更新どころかかなり遅いタイム...。キャンバ-1.2度でも-2度でもタイムに大差ないとは...。世の中の厳しい現実を知りました。orz


 ここまでが先週の話。


 さてさて、次の一手はどうしたもんか。

 まずR1Rの使い方を色々試して、本来の性能を少しでも発揮させてあげるのはもちろんですが、機械は常に正常な状態にしておきたい質なので、フロントメンバのセンタ出しも何とかしたいところ。で、左右のアッパアーム長も合わせなければ。


 リジカラ試してみるか、一旦エンジン吊ってサブメンバ動かしてみるか...。


 地味ですが、当面の課題です。

Posted at 2017/03/19 13:20:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 考察 | 日記
2017年03月15日 イイね!

アライメント考(店舗による違いとか、計測誤差とか...)

アライメント考(店舗による違いとか、計測誤差とか...) 四輪アライメント調整、その測定値って、果たして正確なのでしょうか? 例えば複数のショップで測定した場合、ほぼ同じ数値が出るものでしょうか...。

 成り行きで(笑)、そんな疑問を少しマジメに検証してみました。
ただ、あくまで2店での比較ですから、厳密なものではありません。(^^;
たまたま今回はこうだったという程度の参考レベルです。l


 まずアライメント測定ですが、現在の主な方法は以下の3種類かと思います。

1.糸と錘
 →測定器が安いので個人向けであり、路面の水平が出ていればどこでも
  出来るので現場向けでもあります。
 →測定や調整はそれなりにスキルが必要で、目盛りの
  読み方によっては誤差も出ます。
 →でも校正等必要なく、物理的に直接測定するので、ハンドルセンタに狂いが
  無く、正しく作業すれば数値自体は案外正確な気がします。

2.各ホイルに測定器を装着
 →おそらく一番多いタイプだと思います。
 →測定器が高価ですし、センサの定期的な校正が必要です。個人で持ってる人は
  まずいないでしょう。(笑)
 
3.測定器(カメラ)は床に設置し、ホイルにはターゲットを装着してカメラで測定
 →最近増えつつある、3Dアライメント測定と呼ばれる方法です。
 →カメラでターゲットを認識し、車両を動かしてキャリブレーション後、測定します。


 一般的に四輪アライメント調整で使われる方法は、2番が多数でしょう。

 どの方法でも、ある程度正確な値が出るはずですし、複数店舗で測定した結果を比較しても、大体同じ数値になるはずです。が...、案外そうでもありませんでした。(笑)


 実は昨年10月位からのタイヤ片べり対策として、12月に糸と錘方式でアライメント調整してもらいました。設定値は、

Fトー0度、Fキャンバ1.5度、Rトー20分、Rキャンバ1.75度

です。しかし内べりは解決せず、前後ローテしたタイヤも1月には内べりが発生...。(^^;


 この時点で単純なアライメント計測では分からない問題が隠れている可能性を考え、複数店舗で四輪アライメント測定をして頂きました。A店は通常のホイルにセンサ取付ける方式。B店はいわゆる3Dアライメント測定方式です。

 結果、理由は分かりませんが、店舗によって測定値に結構違いがある事が分かりました。比較結果がこれです。

※なお、これはたまたま今回の測定結果がこうなったというだけであり、測定方法や店舗がどうこうという話ではありません。






 A店は1月20日、B店は1月27日の測定結果です。ほぼ同じ数値は緑、差の大きい数値はピンクで表しています。

 トーはA店はmm、B店は度が測定時の結果ですが、比較出来る様にmmに換算しましたので、多少誤差があるかも知れません。


 以下、順番に測定値を確認してみます。


●右前トー

 内べりの激しい右前ですが、A店測定結果はほぼ0mm。 B店測定結果は2mmのトーアウトを示していますが、この程度のトーアウトでであれ程激しい内べりするものだろうか?


●左前トー

 これはA店、B店ともに、かなり大きなトーアウト傾向を示しています。これだと直進させるため僅かにステアリングを右に切る必要があり、その影響で右前が内べりしている可能性があります。

 12月にFトーは0度に調整してもらったはずですが、この状況から察するに、何故かトーアウトのままだった様です。片べり原因は、やはりFトーアウトと見て間違いなさそうです。

 A店/B店のトータルトーを比較すると、A店ー3.2mmに対してB店は-7mmとなります。トーはハンドルセンターが少しでもズレていれば変わるでしょうし、どちらが正しいかは分かりませんが、激しい内べり状況考えると、B店の方がより正確かなという気がします。


●右前キャンバ
 
 これはA店/B店共きれいに揃ってます。12月に調整してもらった数値とも合ってますので、信用して良いでしょう♪ 問題ありません。


●左前キャンバ

 A店/B店で多少誤差ありますが、約0.3度ですから目をつぶりましょう。(笑) 12月調整値とA店測定値も、ほぼ同じです。


●右前キャスタ

 アルテッツァにはキャスタ調整機構ないので、一度も触ってません。測定結果は0.7度の違いがあります。


●左前キャスタ

 こちらは約0.8度の誤差があります。どちらもA店の方が多めの数値が出ています。


●インクルード角、キングピン角

 これについては、A店/B店共にほぼ同じ数値でした。まったく問題無いでしょう。


●左後トー

 これもA店/B店ほぼ同じ数値です。12月調整時の数値とも概ね合致するので、問題ありません。


●右後トー

 リアトーは、FRにとって大切なパラメータです。個人的には、一番大切だと思ってます。RCでも、Rトー不足すると巻いて走れません。0度はありですが、トーアウトは絶対NGです。

 で、A店測定値ではほぼ0ですが、B店測定値ではかなり大きなトーアウトを示しています。どちらの数値が正確なのかは何とも言えませんが、もしB店が正しいとしたら、思い当たる節があります。


 昨年12月のもろまえ、ブログにも書いてある通り、リアが流れてずいぶん苦労しました。また、オートランド作手のブラインドも、アクセル少しでも抜くとタックインが激しく出るので、いつも苦労してます。

 それ以前にも、今は無きYZ本コースでの巻き巻き現象とか、過去何度もリアが流れ易くなる時があって、結構悩んでいたのです。

 これはもしかしたら、リアトーが0度ギリギリで、何かの拍子(ブッシュの潰れ具合等の経年変化)でトーアウト気味になった時に発生していたのかも?

 とにかく個人的にリアトーアウトは、ダメ、絶対...。
 
 
●左後キャンバ

 A店/B店、ほぼ同じ数値です。12月設定値は1.75度ですが、まぁ多少の違いですからヨシとしましょう。


●右後キャンバ

 これはA店/B店で約0.8度ずれてますし、12月設定値からも約0.5度ずれてます。


 ざっと俯瞰すると、前はトーとキャンバでA店/B店の差が大きく出ており、後は右側のみ差があるといった感じでしょうか。



 さて、今回の調整はB店でやってもらいました。その結果、オートランド作手のブラインドで、アクセル抜いた時に発生する過激なタックインが収まりました♪ 

 これはリアトーが正常になった結果と考えてよいでしょう。また、コーナ立上りでリアが出る症状も改善しました。やはり、リアトー正常化の恩恵と考えられます。

 調整前のリアトーの数値ですが、A店はトータルトーでインでしたが、B店はトータルトーでアウトでした。これをを根拠として、私は3Dアライメントの方がより正確であろうと考えます。個人的に。(笑)

 副次効果?として、何故か真直ぐ走る様になりました。(笑)

 いや、こう書くと今まで流れていたのかと聞かれそうですが、自分の感覚では今までも真直ぐ走ってました。若干左に流れる感はあったのですが、まぁ日本の道路なので、多少は左流れは出るかなと。

 これが今回の調整で、とても真直ぐ走る様になったのです。これがアルテッツァの本来の直進性だったのか...。恥ずかしながら、改めて気付きました。(^^;
 


 さてさて、同じ四輪アライメント測定といっても、店舗によって実測値にはかなりの違いが発生する事が分かりました。では、同一店舗による測定結果再現性はどうでしょうか?


 無論ぬかりはありません。B店について実測データがあります。(笑)







 1回目と2回目のインターバルは一週間。B店で、同じ担当者に測定してもらった結果がこれです。 
 
 ブッシュの僅かな潰れやタイヤの減り、その他モロモロの影響がありますから、多少の誤差は出て当然でしょう。

 右前キャスタで0.5度の差が出ているのが謎ですが、他は多くても0.1度程度ですから、同一店舗ならば再現性に大きな問題無さそうです。


 因みにA店はホイルに測定器をセットする一般的な方式、B店は3Dアライメント測定方式です。ホイルにセットする測定器は定期的に校正を行う必要がありますが、3D方式は原則として校正はいらないらしいです。



 そろそろまとめたいと思いますが、A店とB店、どちらが数値として正確なのか?

 正直言って分かりません。

 どのお店も、測定結果を元に一生懸命作業してくれます。つまり、測定結果は正確と信じるところがスタートです。しかし、本当にその数値が正確かどうか、個人に分かるはずもありません。

 結局のところ、最後は自分が何を(どの店を、人を)信じるか? というのが、私自身の答えです。


 なお今回のアライメント調整については、東三河アライメントセンターさん(B店)に大変お世話になりました。3Dアライメントという新しい機材を使っていますが、実走入れて2回測定した結果で調整するという手間暇かけた丁寧な作業にとても好感がもてます。

 若干料金は高目ですが、2回目からは測定料半額となりますし、個人的にはお勧め出来るお店です。
Posted at 2017/03/15 23:20:28 | コメント(4) | トラックバック(0) | 考察 | クルマ

プロフィール

 昭和50年代の車を、長年に渡り大切に乗り続けて来ましたが、諸般の事情で車検継続を一時中断し、08年10月から冬眠中させてます。  一時期車検1年半付きコ...
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