北への旅 3

北への旅 1 ・ 2 の続き。
画像が多いブログですm(__)m

千歳駅で夫と別れ、気楽な一人旅が始まりました。
←札幌駅で、L特急スーパーカムイに乗り換え。

日常生活では様々な問題があり、ストレスが溜まって…。
それらから、少しでも離れられる貴重な時間です。


向かったのは、この特急列車の終点、旭川駅。　
以前、旭川は、レンタカーで訪れていました。
その時と同じお店で、夕飯を食べることに。



お一人様で、今夜もジンギスカン♪　
これは、ハーブ生ラム。さっぱりとした味付けです。


さて、翌日の早朝。
まだ暗いうちに、宿をチェックアウト。
旭川駅から、始発列車に乗ります。



宗谷本線の普通列車。
そう…これから目指すのは、更に北。
昔から行きたかった北の端、稚内です。
節約しなければならない為、特急は使えないし、ゆっくりと景色を楽しむことに。


旭川付近での、すれ違い。
レールには、うっすらと雪が積もっています。




それが、旭川から40分程走った所では、こんな感じに。




先日、テレビで見た、秘境駅。
どんどん、雪が増えていっています。




線路の上にも雪が積もった様子は、スキー板で滑走した跡のようにも見えます (^^)




旭川－稚内間の約半分の地点、音威子府駅に到着。
ここでは30分程、停車します。




稚内から札幌へと向かう、特急スーパー宗谷が入線。
線路上にも、かなり深い雪があるのに、ぐいぐい押しながら進んで来ています。



右側は、スーパー宗谷が走り去った直後の線路。
すごくパワフルなんですね！


悪天候の影響で、対向列車の到着が遅れている、とのアナウンスが。
稚内行きの列車も、数十分遅れることに。
発車を待っていると、駅構内のおそば屋さんが、開店する時間に。



気になっていた、音威子府の黒いそば。
列車が遅れたおかげで、食べることができました☆


音威子府駅の出発は遅れましたが、徐々に取り戻して、ほぼ定刻、
終点の稚内に到着。




旭川から約6時間。
ついに来ました！最北端の線路。最北端の駅です。




そして、最終目的地へは、バスで移動します。
降り立ったのは…、宗谷岬。




日本最北端の地の碑。
寒風吹きすさぶ中ですが、この前では、記念撮影をしたくなります。




実は、宗谷本線の始発列車、旭川から稚内まで乗っていたのは、私だけではありません。
おそらく、特急で移動する人が多い中、20代後半～60代位の男性が、合計6人も。
長時間、同じ列車内にいて、同じようなポイントで写真撮影していたのをきっかけに、
少しお話するようになっていました。
一人旅が3人。他の3人は、なんと鹿児島からの旅！
皆さん、「天気は良くないが、やはり稚内まで来たからには、宗谷岬へは行かないと。」
と、同じバスに乗って来ていて、そのうちのお一人に、私も記念撮影してもらいました。


もっと北へ、最も北へ…。
私は、最北端の地の碑の、後ろへと回ってみました。



北東からの強風に煽られて、バランスを崩しそうになりながら、ぐるっと歩きました。
日本の北の端に立つ！　
猛吹雪の中、長年の夢が、また一つ、達成された瞬間でした。


その後、すぐ側にある、青いお土産物屋さんに入り、【日本最北端到着証明書】を購入。




稚内駅までバスで戻り、また吹雪の中を歩いて、見たかった建物へと向かいます。



稚内港北防波堤ドーム。　
《古代ローマの柱廊を思わせる独特の外観から通称「ドーム」
と呼ばれ世界で唯一のもの》…だそうです。
全長427ｍ、高さ13.6ｍ。柱の総数70本。


反対側の端まで、歩いて行ってみました。
機関車の動輪や、記念碑がありました。




夕飯は、稚内駅に置いてあったパンフレットにも載っていたお店へ、行ってみました。
たくさんあるメニューの中から選んだのは、陶板焼き（海鮮どさんこ焼）。



このメニューを旅行者が注文することはなく、地元の方々が食べることが多いそうで、
お店の方が驚いておられました。
私は、北海道民の感覚に近いのかしら！？、なんて。

稚内での宿は、バス･トイレ付きのホテルではなく、
共同利用の民宿だったのですが、手入れが行き届いて綺麗でした。
寒い中をたくさん歩いて冷えましたが、お風呂も、
一人でゆっくりと入らせてもらえて、温まりました。

でも、雪の中を歩き回るのは決して苦痛ではなく、むしろ嬉しくて、楽しかったのです☆


今回は、ここまで。
他にもネタがあるし、次のブログで、旅日記は完結させます ^_^；