ギブリ、あるいはその前に発売している現行クアトロポルテ。
今までと違い、この2モデルは従来のモデルチェンジとは大きく違っていると感じる。これは
先日のブログで書いたマセラティの方向性としてセダン・SUVを強化することにつながっているが、とにかく技術の進化が大きく、なんというか”近代化”してるのだ。
結局アメリカ市場はじめ、販売台数を大きく増やすなら今までの作り方や乗り味ではダメで、より幅広い層にアピールする必要がある。
これは後日アップする予定の乗り味だけではなく、テクノロジーについても同様。やっぱり最新の技術にある程度は追いついていないと一般顧客は捕まえられない。
このあたりはアライアンスしているクライスラーの技術を取り込んでいるのが功を奏しているのか、結構良く出来ていると思う。
と、前置きが長くなったが、早速レビュー。結論から先に言うと、非常に満足。と言っても本当に最新技術の日本車には乗ってないので、あくまでもQPやアバルト、グランスポーツあたりとの比較になるけど。
ディスプレイ関係
メーター間のディスプレイも液晶化されて非常に見やすく、情報も多い。ボタンでスクロールでき、スピードから車両の状態など色々モニターを切り替えられる。
不満があるとすればせっかく日本語化されているのに燃費表示がkm/リッター表示ではなく、リッター/100kmなこと。QPでは切りかえられたのに。まだ設定項目みつけられてないだけ?
オーディオ
操作性は格段に良くなってる。
アームレスト付近のコンパートメントの中にUSBポートがあり、iPhone等の機器を接続すると本体から操作できるようになる。
操作性も直感的で、さらには画像データを入れているものについてはアルバムカバーまで表示される!あと、各メニューはタッチスクリーンで操作するのだが、画面の切り替えは結構早くてストレスフリー。ここは懸念点だっただけに非常にうれしい誤算。
肝心な音質はダメダメ。
Maserati Ghibli Forumでも話題になっているけど、Premium Soundとは名前ばかりの駄システム。
個人的おすすめはオプションは選ばずにアフターマーケットで同等のお金かけたほうがよっぽどいいものが出来ると思う。
というより自分はすでに発注済み。解説すると長くなるので、これはこれでまたの機会に。
ナビ
まじうんこ。
でもこれは理由がある。本来日本販売車はCN-Z500Dが搭載されるのだが、純正のタッチスクリーンとつなげるインターフェースの生産が追い付いていないらしく後日取り付けに。ということで標準のガーミンが入っている。
これがまたすごい。アメリカナビ想定しているのか地図情報がとにかく少ない。向こうはほぼ全ての道に名前があるためこれが表示されればわからないのだが、日本は大きな道しか名前ついていないので、使えない。
あと渋滞情報もない。
あとナビの女性がなんかちょっと不機嫌そう。
とりあえず乗せ換えに期待。今月か来月頭にはできるのかな?
その他
SとSQ4は前後パークセンサーが標準でついている。この機能はOnにしていると常に作動する。QPではリバース入れたときのみ効いたり(リアだけしかつけてなかったけど)、手元のボタンで簡単に切れた。
今はつけっぱなので、駐車時は便利だけど、走行中は結構うるさい。
東京の道はそもそも道がせまかったり、すり抜けのバイクや自転車が多かったりでかなり鳴る。でもいちいち走行の度に消すのは面倒。これはもっと気軽にしたい。
自分のSQ4は四駆モデル。でもフルタイムではなく、状況によって前後トルク配分がかわる。これのかかり具合を常時見られるのだが、これが楽しいw
結構見入ってしまい危ない。
あと、想定はしていたけどTPMSぐぬぬ
ということで最終回のドライブインプレッションに続く。
Posted at 2014/05/18 00:36:54 | |
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