2010年09月08日
最初に覚えたクルマの名は確かにスポーツカーだった。
それも、風を切って走るオープン、光を浴びて情熱を走らせるクルマだ。
実際に目にするとちょっと感激してしまう。
コンパクトなボディにミッドシップレイアウトを採用、しかも車重は970kgという超軽量を実現。
この集合体がどんな快感を与えてくれるのか――
森は惜しげもなく豊富にうまい風を、野に咲くハーブは香りを、
広々とした草原は色とりどりの色調の絨毯を、
それぞれが楽しさを与えてくれる……
オープン・ド・ライブ。MR-S、デビュー……!
販促用ビデオカタログ「MR-S」より。
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やっと休みだ……って言っても明日も24時間勤務ではあるのだがorz
いい加減MID4の話も書かんといかんのに、全然手を付けてないという……そして何故かMR2のカラーリングとかについてまとめたりする謎。
まぁ、AW、SWと来たら、そりゃ次はMR-Sについてもまとめとかんといかんだろう、てなことでMR-Sのカラーリングです。MR-Sについてなんか霧島、全然知らんのにね(汗)
■ZZW30型 MR-S■
平成11年8月に生産が終了したMR2の後継車種として登場したのがこのMR-S。
追記しておくとMR-S。欧州とオーストラリアでは「MR2 ロードスター」。米国では「MR2 スパイダー」という名称で販売されました。
●前期型 平成11年10月~14年7月
当初は5速MTのみの設定で、トヨタ車なのにAT車がありませんでした(!)
そして平成12年8月には日本車では初となるシーケンシャルMT搭載モデルが追加されてます。
エクステリアは、全てボルトオンで装着されており、各オーナーが自らの好みで外装をいじれるようになってるとか。
AW型には鷹を模した七宝焼のエンブレムが付いていたのが、SW型ではトヨタマークのみになってしまい、そしてMR-SではMRの文字を鷹状に象った新意匠のエンブレムが新たに付いています。MR2乗りに、度々こjのエンブレムを強奪されるという可哀そうなことがあったり無かったり(汗)
ちなみにシートのカラーは、ブラック、レッド、イエローの3種類が選べました。
・スーパーホワイトⅡ
・シルバーメタリック
・ブラック
・スーパーレッドⅤ
・スーパーブライトイエロー
・グリーンマイカメタリック
・ブルーマイカ
オプションカラーは存在しません。
ちなみにスーパーレッドⅤとは、MR-Sの為に新規開発されたカラーです。でも、実際にスーパーレッドどⅤが採用されたのはファンカーゴやセリカが先だったという(笑)
シルバーメタリックはMR2にもありましたが、カラーコードが違います。
なお、平成12年8月より、最上級グレードの『V EDITION』が追加されています。
シートのカラーとソフトトップについて、V EDITINにのみ“タン”(オレンジ系、ブラウン系の色)が新たに設定された……ぽい。
●後期型 平成14年8月~平成19年7月
第1回のマイナーチェンジ。トランスミッションが5速から6速になったり。
タイヤサイズが変わったり、ヘッドライト、テールライトのデザインが変わったり。色々。
・スーパーホワイトⅡ
・グレーマイカメタリック
・シルバーマイカメタリック
・ブラック
・スーパーレッドⅤ
・スーパーブライトイエロー
・ダークグリーンマイカ
・ブルーマイカ
・ライトブルーマイカメタリック
オプションカラーはありません。
その後、平成16年には、ボディの剛性強化の為、30kg程重量が増えたとか。
平成17年12月には、フォグランプインジケーター追加したり、テールランプとブレーキランプの配置入替があったとか。色々あるそうな。
●後期型 特別仕様:MR-S V EDITON FINAL VERSION 平成18年11月~
MR-Sの生産終了発表を機に1000台限定で製作されたVエディションファイナルバージョン。
ソフトトップとシートについては、レッドかブラックかの2種類が、各々の外装色に応じて設定されています。
・スーパーレッドⅤ
・グレーマイカメタリック
・シルバーマイカメタリック
・ブラック
なお、フロントのMRのエンブレムも、カラーリングがブラックに変更されてます。まぁ他にも色々と特別なポイントがあったりなかったり……
パワー&スピード至上主義の語り屋さん&一部のMR2乗りからはボロクソに言われて久しいMR-S。
初代のAW型MR2のコンセプトとは、絶対的な速さやパワーは持たなくとも、軽くて小回りが利いてキビキビ走る=Fun to Driveを小型のミッドシップによって体現する、というものでした。
しかし、初代AW発売時から、さらなるパワーを求める声が非常に多く、結果、AWではスーパーチャージャー仕様を追加。さらにSWではラリーやフォーミュラレースでも使用される3Sエンジンを搭載。結果、車重は重くなる、足回りやシャシーがその馬力に付いて行けない、という事態に陥ってしまいました。
パワーを上げる→ボディとシャーシとサスの強化→車重が増える→またパワーを上げる→……
三菱・ランサーエボリューションやスバル・インプレッサと言った、同クラスの2リッターターボでありながらも280psを発揮するマシンがモータースポーツを席巻する中、この負のスパイラルから脱却するためにトヨタのミッドシップ・ランナバウトシリーズが選択した答えとは、パワーとスピードからの脱却。本来のMR2のコンセプトへ立ち返る、というものでした。
マイナスイメージばかりがあるMR-Sですが、実際問題は現在、街中を見てたらMR2よりもMR-Sの方がよっぽど見かける台数多いですし、乗ってる人も若い人からおじいちゃんまで多種多様。
トヨタの「Fun to Drive」に立ち返る構想はなんだかんだで当たってたのではないかと。
世間では色々言われてますけど、MR-Sこそが、MR2が当初目指した真のミッドシップ・ランナバウトの姿であり、MR-Sも間違いなくMR2の一員であると霧島は思ってます、はい。
「頭文字D」の5th Stageが早い所制作されて、小柏先生のMR-S VS AE86 を見てみたいもので御座います。個人的にはスープラ VS FD3Sもめっちゃ見てみたい!
……ただし、最後に一つ。ただ、ねぇ……
だ・か・ら!
MR-Sにハイフンは要るが、MR2にはMR-2みたくハイフンは要らぬ!!!(爆)
Posted at 2010/09/08 20:08:58 | |
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MR2 | 日記