
高畠でラーメンを食べた後は、さらにクルマを走らせてこちらへ。
山形県米沢市 白布温泉「湯滝の宿 西屋」入湯料¥700 ¥500(JAF会員割引適用)
福島との県境に近い山奥にあります。
創業から700年以上経つ老舗中の老舗。
本館は築100年、お風呂に至っては築300年というからすごい。
お店の裏手には湯車がギコギコいいながら回っていました。お湯も時間もゆっくり流れているような、いい雰囲気。
前日には岩手・瀬美温泉で露天風呂を清掃中のスタッフが熊に襲われ…という痛ましい事故が。
露天風呂がないとはいえ、こんなロケーションだとちょっと怖いけど🐻
お昼前から日帰り入浴受付が開始となっていて、到着したのは13時前。
あれ?清掃中??
どうやら清掃が遅れてお湯が満ちていなかった?らしく、10分ほどで始められるとのこと。
しばしロビー近辺で待ちます。これ以上ないレトロ感ですね。
郷土民芸品の展示も。
風呂が準備できたとのことで、待ち時間中にもう1人、同年代くらいの東京から日帰り旅行(会津若松からレンタカーで来たらしい)で訪れた方とともに一番風呂へ。
男性は手前で脱衣所に入るけど、女性風呂へは渡り板を通ります。
浴槽から溢れたお湯がこの板の下を流れていきます。掛け流しで浴室の方からジャバジャバと音がしていることもあり、流れる量からも湯量の多さが分かります。
脱衣所は総ヒバ作りで明るい感じがします。
浴室が狭く、洗い場のスペースが最低限しかないけど、浴槽からお湯が溢れまくっているから泡が入ってもすぐ排出されるらしい。なるほど…。
浴室に入ると、かなり変わった造り。
板が薄そうなので、物音で人の気配に気付かれたら熊に殴り壊されそう。特に山あいの温泉に入るのも命がけ?
掛け湯、上がり湯用に源泉が溜められています。いや熱い…無理😅
掛け湯は浴槽から汲むのがいいようです。
3本で注がれる湯滝がダイナミック!打たせ湯じゃなくて、ホントに滝だわ。
肩に肩甲骨に…効くぅ~
このお湯が板を挟んで湯船に注がれます。
御影石から切り出され、江戸時代から使われている湯船。3人までなら入れそう。
沢の水で温度を落とされ、体感41℃くらい。
無色透明で、臭いから少し硫黄っ気を感じ、湯の花も湯の中で舞っています。
右側が洗い場。かなり狭いです。シャワーやカランはなく、湯船から汲みます。
先述の通り湯船に泡が入っても大丈夫らしいけど、流し方はかなり遠慮しちゃいますね。
秘湯シャンプー…多分普通のシャンプー笑
居心地のいい温泉旅館でした。また来たいけど、どうせなら宿泊がいいなぁ。
湯滝温泉 西屋
山形県米沢市関1527番地
日帰り温泉営業時間: 11:45~15:30(前後する場合あり)
定休日: 不定休
駐車場: 敷地向かい10台くらい・他、近隣に白布温泉共用駐車場あり
無料アメニティ: ボディソープ・シャンプー・コンディショナー
ドライヤー: あり・無料
施錠ロッカー: なし(フロント預かりあり)
支払:カード、QRコード決済可
Posted at 2025/11/03 14:31:17 | |
トラックバック(0) |
旅行・温泉 | 旅行/地域