ビアボール

試し甲斐のあるビール？が出たので買ってみました。

サントリー「ビアボール」334ml￥768

濃いめのビールを炭酸で割って飲むスタイル。ありそうでなかった感じ。

ハイボールならぬ…ってことでは、わかりやすいネーミングだと思います。ひねりがあってもイイと思うけど、まずは消費者への浸透が先でしょうしね。

アルコール度数16％に対し、メーカーが言う基本は1：炭酸水3＝アルコール4％と低めだから、カジュアルなビールってことかな？

炭酸が含まれていることもあり、再栓キャップが付いてきました。リピーターには要らないと思うけど、初期ロットだけ？



氷を入れます。HPにある飲み方はいろいろあるけど、氷は不可欠らしい。

炭酸水を入れて…



ビアボールを注ぎ、軽くステア。1：3ではアルコール度数的に薄そうなので、ちょっと濃いめに。



できあがり。

飲んでみると、う～ん、ビールとは別物かなぁ。ちょっと麦芽感が強くて甘く、苦味が少なめ。昔、発泡酒が出始めた頃よりも、ビールとの違いが大きい。

炭酸なしでロックでも飲んでみたけど、麦芽が強いせいかそれほど強いお酒って感じでもなく飲めますね。

ただ、ロックで飲むには1人一本は多いというか、飽きます。

レモンを搾って味変を楽しむとか、再栓キャップがあるし、2～3日に分けて飲むのもありでしょうね。どうせ炭酸水で割るから多少炭酸が抜けでも問題ないし、HPによれば開栓後冷蔵庫保管で2週間はOKらしい。


味わいとしてはビールファンにはウケない気がするし、1：3で割っても1杯換算で普通の缶ビールとほぼ一緒の値段を考えると尚更。

でも、酒離れが進んでいる若年層からは新しい飲み物として好まれるのかもしれないし、発泡酒や新ジャンルのようにこれから進化してビールとの違いも小さくなるのかも。

評価は下げているけど、出たばかりの発泡酒のようにブラッシュアップしつつ他社が追従するのか、市場から消えていくのか、動向が気になります。


分類：ビール
アルコール：16％

評価：★★☆☆☆