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とりぃ。のブログ一覧

2023年12月29日 イイね!

震災遺構 女川・石巻

震災遺構 女川・石巻年末年始休暇2日目。

天気はいいし、家でただ時間を過ごすのも勿体ないので震災遺構を巡ります。



宮城県女川町「道の駅おながわ・震災遺構:旧女川交番」

女川駅前にある商店街の突き当たり。この商店街は道の駅になっていました。



町開きした8年前は震災遺構化されるか決まっておらず、整備されていませんでした。







今は整備されて直近まで近寄ることが出来るようになりました。

基礎の杭がこんなに長いのに、カンタンに引き抜かれたことに絶句。。。



自然の力に対して人間は逆らうことが出来ません。



この日の海は穏やか。あの日、雪が吹き付けて黒い津波が襲ったモノトーンの世界が信じられません。


ここの商店街の海鮮丼に心揺らいだけど、1人で海鮮丼を食べたら後ろめたさ満載だし、年末に向けてセーブしておくか…。


次の震災遺構に向かう前にコチラへ立ち寄り。



宮城県石巻市「道の駅 硯上の里おがつ」

ちょっと空腹感を紛らすくらいの何かないかなー?と思ったら、ガチな食事処しかなかった。

しかも、人殆どいない。。。


雄勝といったら、硯石の産地。

小学生の頃、習字を習っていました。

筆はいいものを使ってしっかり手入れすると字が上手くなりそうな気がしたけど、ぶっちゃけ硯は…おっとここまでにしておきます😅

改めて知識を深めようと併設されている硯産業会館を覗いてみようと思ったら~



年末年始の休館に入ってた…。

ヨメは出社したから気付かなかったけど、そういえば役所は昨日で御用納めだったっけ。


次に向かったのは…



宮城県石巻市「震災遺構:大川小学校」

学校の管理下で74名もの児童が亡くなったのは戦後最大。

学校側の対応の過失を問う裁判から報道で取り上げられ、知っている方も多いと思います。











学校では珍しい、曲線を多用したモダンな造り。



石碑も簡単にへし折られました。



親御さんの心情を察するだけで涙が出ます。



学校に隣接した裏山。ここを登れば助かったはず。

降雪でぬかるんだ傾斜の危険性から、教職員など大人の間で裏山への避難を巡って意見が対立。裏山に登ったが教師に怒鳴られて引き返した児童も…。



学校はなくなっても、校歌は永遠。



目をつぶればグラウンドで遊ぶ子供たちの声が聞こえるような気が…。

でも、あの日を境に静かな悲しみの場所になってしまいました。


震災遺構 旧女川交番
宮城県牡鹿郡女川町女川浜女川310−1
24時間見学自由
駐車場: 道の駅おながわ または周辺の町営無料駐車場を利用 


震災遺構 大川小学校
宮城県石巻市釜谷山根
開場時間: 9時~17時
定休日: なし
入場料: 無料
駐車場: 50台・無料
Posted at 2023/12/29 23:45:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 旅行/地域
2023年03月11日 イイね!

12回目の思い出す日

12回目の思い出す日干支なら1周。

区役所の献花場で、手を合わせてきました。



あの日を忘れないこと。

例年通り、今年も自分の当時のブログを読み返します。


1つ忘れかけていたこと。

教訓:災害が起きたら、電話は非通知許可にしておくべし

無料開放された衛星電話からの発信が非通知で発信され(186+も効かず)、大事な連絡が繋がりませんでした。

スマホや電話機によっては非通知拒否だと公衆電話などからも繋がらないケースも。


思い出すことって、大事ですね。
Posted at 2023/03/11 16:11:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 日記
2022年12月17日 イイね!

陸前高田の旅 2日目

陸前高田の旅 2日目旅2日目。



昨日は暗くなってからの到着で分からなかったけど、目の前は広田湾でした。

ここは震災時は無事だったようだけど、左に見える島は津波が押し寄せる前の引き潮で陸続きになったようです。

あれ?雪の予報だったのにいい天気じゃん。乱曝谷は昨日じゃなくても良かったかな…?



バイキングではない、旅館っぽい朝ご飯は久々。なんか落ち着く~。

家族経営のようだけど、ご飯は美味しかったし対応は良かったし、いい宿でした。クルマが見えなくなるまで深々と頭を下げてのお見送り、恐縮です。


道の駅高田松原に車を停めて、歩いて震災の爪痕を回ります。



奇跡の一本松

7万本もあった松の木が一瞬にしてなぎ倒され、唯一残った一本。

震災の翌年には塩害により枯死したけど、鎮魂・希望・復興の象徴として保存。

1日目に暗くなってから近くのR45を通った際は、ライトアップもされていました。





海側にあったユースホステルが津波の力を弱め、倒れずに残ったともいわれています。



近くには枯死した松の根も。痛々しいけど、これが起きたことの事実。





整備された堤防に登れば、新たな木々が。近くで見守ってくれている大先輩を目指して、すくすくと育っていると思います。




旧・陸前高田市立気仙中学校

安心、安全と思われた学校がこんなになるとは、誰も予想出来なかったと思います。



3階建ての校舎も丸呑みに。



「未来へつなごう夢と希望」

あの直後は皮肉にしか思えなかったことでしょう。



河口のすぐそばで堤防もあるけど、自然のいたずらには無力でした。





その河口に、立派な水門が2年ほど前に出来ました。安心は増すと思います。

でも、震災の直前だって、チリ地震津波のことを知る人が少なくなり、当時は立派な堤防で安心と思い込んだ人たちも…。

時間の経過と、ハード整備の安心感が致命的になることも忘れてはいけませんね。






堤防沿いに道の駅に戻ってきたら、さらに先にも震災遺構らしきものが。

スタンドっぽい形はスタジアムかな?と思ったら



旧・道の駅高田松原でした。

ここも震災遺構として保存されているようです。




道の駅 高田松原・東日本大震災津波伝承館

津波のメカニズムや、あの日起きたこと、復興への道のりなど、パネルや液晶モニタを通じてわかりやすく設営されています。





やはりこういう現物を近くで目にすると、壮絶さが伝わります。



甚大な被害だったことも分かります。

震災前の本州最大被害とされた明治三陸地震の大津波の時は、震度4程度だったとか。

地震の大きさで津波は大丈夫だろうと決めつけると、命を落としかねないですね。





旧道の駅のあの形は、津波を想定して破壊力を逃がすためのものだったのですね。なるほど!

3名の方があの階段状の斜面で命を落とさずに済み、一夜を過ごしたそうです。

広島の平和祈念館を観たときと同じくらい涙が出そうになりました。

展示が豊富なのに、無料で自由に見学できるのもいいですね。



道の駅近辺はここまで。



お土産でクーポン消費。このほか長ネギとか椎茸とかの野菜も。

無理に消費しないで、スーパーで米とかトイレットペーパーとか日常生活品をと思ったら、意外と使っちゃった…。


道の駅から出発して



下宿定住促進住宅

人の生活があったところも遺構として整備されています。



4階までベランダの柵が壊れています。誰も想像できなかった自然の恐ろしさ…。



たぶん冷蔵庫かな?そのままになっています。



部屋の内部もそのまま。

暴れん坊が部屋に入り込んで、めちゃめちゃにして帰って行った。そんな感じかな。



トイレも駐車場もしっかり整備されています。

それでも来ていたのはとりぃ。家1組だけ。あれから11年。人々の記憶の風化も進んでいますかねぇ。


お昼を食べたから陸前高田を後にして、帰りに寄ったのはこちら。



宮城県南三陸町「南三陸311メモリアル」

8月は完成間近だったけど、10月にオープン。

隣接するさんさん商店街と一体化して道の駅になりました。


(↑前回来たときのリユース)

さんさん商店街や南三陸町震災復興祈念公園の橋と同様、新国立競技場でも有名になった隈研吾氏のデザイン。

ひときわ目立ちますねー。


しかし…

ラーニングシアターとセットの展示物は基本予約制で¥1,000。

無料エリアはパネルのみ。震災から復興までの町や商店街の取り組み紹介などだけ。

しかも全くの写真撮影禁止。


あんまりブログでマイナス面を大きく書かないできたけど、さすがにこれはないわ!

予約なしでもふらっと行って見学できる気軽さが必要だし、家族で行ったら数千円かかるし、将来を担って震災を伝承していくべき若い人たちが¥1,000払って有料エリアに入ると思いますかね?

差し障りないところでも撮影してもらって、SNSで広めて認知度を上げることも必要なんじゃないかと。

来た甲斐があると感じるのは、近代建築デザインに興味がある人だけじゃないかな?

せっかく税金を投入して隈研吾氏の素晴らしいデザインで建てたのに。。。

南三陸町立らしいけど、国とか県とかバックアップしてもらえなかったのですかねぇ?

陸前高田の東日本大震災津波伝承館を見た直後だからかも知れないけど、宮城県民として超がっかり。。。



でも、さんさん商店街ではいろいろ買い物して帰りました!


長文失礼しました。
Posted at 2022/12/23 19:48:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 旅行/地域
2022年08月16日 イイね!

さんさん南三陸

さんさん南三陸気仙沼でうに丼を食べて仙台に帰る前に、手を合わせにコチラへ。

宮城県南三陸町「南三陸町震災復興祈念公園」

3ヶ月前に来たばかりだけど、お盆ですしね。



駐車場から小高い丘に登るけど、ここに来ると海風が心地よくて汗がサッと引きます。



その丘から見下ろすと、田んぼアートがありました。

志津川名産のたこをモチーフにしているのはわかるけど、これってどこから見るのが正解??





さんさん商店街の隣の、道の駅「さんさん南三陸」が完成間近。

デザインがすごく斬新。歩く振動で目がチカチカするほど目立ちます・笑


道の駅としても規模は大きく、震災伝承施設があるようで、既存のさんさん商店街や祈念公園と一体化され、新たな観光拠点となりそう。

10月オープンが待ち遠しいですねー。






もちろんさんさん商店街にも立ち寄り。



タコの唐揚げと、冷凍の蒸し牡蛎を買ってきました。

タコは身がプリプリだったし、牡蛎はガーリックとオリーブオイル焼きでビールと一緒に頂きましたうまい!うまかった~!
Posted at 2022/09/15 07:30:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 旅行/地域
2022年05月21日 イイね!

南三陸町

南三陸町納車翌日。プロパイロットを試したくて三陸道へ。

ナビとセットで30万以上するのでちょっと迷ったけど、高速はもちろん一般道でも使えて疲労感が軽減されそう。アマパイロットが言うんだから間違いない(笑)

で、行ったのはココ。

宮城県南三陸町「南三陸町震災復興祈念公園」

7年前に来たときは震災遺構の候補としての防災対策庁舎でした。

今は震災後20年(あと9年)の保存が決定し、周りを取り囲むようにキレイな公園が整備されました。









色が鮮やかになっているので、前回来たときのブログと比べると保存に耐えられるよう塗装したかな?

それでも所々のサビは残されているし、海側から津波が押し寄せたことがわかるような鉄骨の曲がり具合はそのまま。

堅牢と思われた建物も自然の威力には無力。住民に避難を促す呼びかけを発信するのが最後の役目に。




整備された小高い丘に登ると…。



防災庁舎が見下ろせます。



視線を移せば穏やかな海。

この海が突然牙を剥くなんて思いもしなかった、あの日までは。

黒い津波が襲い容赦なく雪が降り、建物も、人の営みも、そして色までも奪った気がしました。






やはり現地に赴いて感じられることって、ありますね。
Posted at 2022/06/08 00:03:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 旅行/地域

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「@まんけん さん 出遅れましたがオール一般道おつかれさまでしたー!土湯経由かな? 奥様もかなりおつかれでは?」
何シテル?   08/09 15:20
備忘録代わりにみんカラを使い倒したいと思います。 【'13年1月】 昨年はカーライフで悪いことが立て続けに起きたので、ちょっぴりHN変更 【'1...

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