ボルボが初めての車検から帰ってきました。もう3年経ったのかと月並みですが思います。
7月に購入したので暑くて暑くて気持ちの良いディーラーで涼んでいながら本当はワーゲンのパサート4MOTIONにほとんど決めていたのにあちらの方が安価なのに、、、
魔がさしました、、、さらに営業もMさんのクロージングトーク、、、「少しお待ち下さい。パサートの価格差を少しでも縮められるか聞いてきます、、、」
これまた月並みなトーク、今は福祉分野ですが以前は某電機メーカーの営業、、、しかも退社直前は販売店様の営業マンの教育担当、、、まさにニーズを掴んでクロージング、、、
「あぁこういう落とし方なんだ、、、普通のテクニックだな、、、」なんて思いながら、こちらから出る「無理しても買いたい!」というシズルがだらだらと、、、恥、、、
最後の言葉は(今だから書きますが)「車体から000万円ちょうど引きます。用品値引きはさらに別途引かせていただきます!これでどうかお願いします!ただし輸入されていて今月納車可能の車両に限ります。」
なるほど、、、笑 えらく普通のトークじゃないか、、、最初はだまってゆっくりご覧くださいと、、、そして僕から欲しい様子を察知してまずは新人女子を投入、、、一生懸命マニュアルで覚えた通りを説明、、でも見積もりはMさん(男)、競合車種のパサートを吐かせて(笑)、途中間違ってトゥアレグも欲しいと訳のわからないことを言ってしまい。だったら荷室の大きいこちらをと、、、駄目ならXC90もあるよと、、、
顧客リストから昔に940GL(中古)を持っていたことが整備記録でばれたのですが(笑)それでも故障続きでオペルオメガの中古に買い換えた事をいいつつも「乗り心地は良かった」などとまた余計なことを、、、否定肯定の繰り返し、これはイコール「買い」のサイン、、、
ワーゲンの方の顔も浮かぶし、、、通帳の残高のゼロに限りなく近づくことも頭をよぎりましたが、それはもう死に体です。笑 こちらがグラグラきているところをかなり大きいXC70のミニカーやスウェーデングッズやDVDを袋に詰め始めました。あとトナカイの縫いぐるみ、、、
しかしここで一つ問題が、、、色です。一番欲しいのは水色メタリックで内装が焦げ茶色のものでした。
しかし人気が無いとのことで(なぜだ!)在庫無し、、、では内装はなんでも良いからといっても水色メタリックは無いとのこと、、、泣 では濃い色で内装はベージュで黒、銀、白ではない色は?という難しいことを言って調べに調べてやっと、ボディ色焦げ茶と紺メタがありますということで紺メタになりました。
購入後は以前の様な(笑)トラブルやディーラーさんの?の対応は全くなく安心して乗ることが出来ました。
さて僕が期待する「車検後の車の生まれ変わりよう」ですが、もともと距離は行っていますがあまりへたった感じがありませんでしたので今まで乗ってきた欧州車程は感じませんがまずはサスが堅くなった。
ステアリングががっしりした。後はコンピューター書き換えたのでしょうか吸気でヒューンと小さく聞こえます。冗談で回生ブレーキですか?というと新しいエアフィルターが少し吸気の音が漏れるとのことでもこちらの方が性能は良いとのこと。またブレーキパッドはダストが出にくい新しいものに、ワイパーブレードも新型のものに、あとはサスはゴムブッシュとボールを一部交換等々で25品目交換してあるようです。
またサービスパックとやらでバッテリーも交換してくれました。購入時に7万円払うのですが3年間の点検時のオイル交換やワイパーブレード、車検時のバッテリーがつくので安いと思いました。
気持ちよく車検が終わり、450km程走行。新車の様な感じに戻っています。車検だけは欧州車は素晴らしいと思います。メーカーが車検時に交換すべきパーツを決めているらしくとくにサスとブレーキは細かくチェックします。それで引き締まるのだと思われます。でもやっぱり一番衝撃的だったのはBMWです。前にも書きましたが、「これは自分の車?確かにお守りも同じだし、、、」というくらいがっしりしてブレーキはローターとキャリパーのセンサーを全交換なので踏むとガツンと効いてびっくり、、、
またながく乗れるな、と思ってしまいます。買い換えなくなったりして、、、笑
しかしこれだけひいきして書いても思うことがあります。確かに欧州車のディーラーの整備はちゃんとしています。日本車よりも厳しい感じもあります。でも日本車は仮にへたったとしても法定プラスの速度や日常では問題無く動きますし壊れません。欧州車はキチンと整備していればバッチリですがオイル交換もしないでずっと放っておいて整備をしなければきっとガタガタ(ゴムや樹脂は特に)になると思います。
車に拘りすぎない欧州以外の国では特に日本車が好まれる大きな理由は、オイル交換だけしていれば何年もいつも同じ調子で動いてくれる。本当に厳しい環境の国では特にそれは命を守るものです。
北欧でもスバルは大人気、シンメトリカル4WDと壊れない日本車の安心感は絶大でマイナス20度以下になると(軽井沢でもたまになりますが)人里離れたところでのトラブルは命に関わります。荷室に乗っている人数分のシュラフや防寒具を絶対積んで走行する北欧の方々の寒さへの恐怖は本物です。
そこでスバルは大人気、それに驚き、何とかしなければとフォード資本時代のボルボは日本製のミッションで燃費と信頼性を、日本製のエアコンとジェネレーター、オルタネーターで信頼性をエンジンは伝統の直5や6をフォードと三菱、マツダによってリファインして4WDシステムをワーゲンも採用したハルデックスの新型にして信頼性と高めてやっとなんとかという感じです。もちろん車自体のもつ雰囲気、内装、ラゲッジの使い勝手は素晴らしいです。(値段も違いますが)
欧州車が今でも好きな部分は最初は格好だけだったかもしれません。また親戚が某輸入車インポーターなのが影響しているかもしれませんが、文化の違いでしょうか、車に対して大人と言いますか、真剣でそして車が好きだという雰囲気が開発車にも購入者にも感じられるところでしょうか。
わかっているようで全然わかっていないのですが自分は今そのように感じています。
みんカラのようにクルマが好きな方々集まっていれば日本はまだまだクルマ好きがたくさん!と思いますが仕事場では無理をしてでも買う(笑)ドアホウは私一人で。変人と思われています。
「それでいいんです!」笑 乱文 誤字脱字 失礼しました。
Posted at 2011/06/28 23:51:56 | |
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