実油面をチェックしてみた

出足ガボガボなので油面を再チェック

というか、何度目？

というわけで今回は実油面をみてみました

ネットで紹介されてる方法だとプリンとかの空きカップを使うみたいですが、最近食べてないので適当な受け皿がありません

とりあえず２ストオイルの缶を切って受け皿を作ります

万能ハサミで切ったんですが、真っ直ぐ切るのは結構難しいですね

ノギスで計ると歪みは多いところで０．３㎜程度でしたけど・・・


それ以外の方法だと、適度なサイズと深さのバットがあればキャブのフロート室を締め付けるネジ穴に長めのネジを挿せば足として使えますね

トップに水平器を置けば簡単に水平も出せるし・・・


計測方法は至ってシンプル

トレーの中に受け皿を置いてその上にキャブをセット

ガソリンタンクを外して持ってきてあるので台に乗せてホースを繋ぎます

後はコックを開けてキャブにガソリンを流し込むだけ


サービスマニュアルに実油面が書かれてないので判りませんが、ネットで色々見る限りフロート室の合わせ目から１㎜程度下に合わせるような事が書かれてたのでそれを目標にしてみます

表面張力とかは少し考える必要がありそうですけど・・・


さて、コックを開けてガソリンを流し込むといとも簡単にダパァ～

いやもう豪快に溢れました

フロートの高さはサービスマニュアル通りフロートで１６㎜になってるんですけど？
（先日の作業で狂ったと思ったけど平気でした、でもＳＪを下げてガボ付きだしたのは何で？）

微調整して数回、やってもやっても溢れる溢れる

サービスマニュアルの数値はあくまで新品での基準値ですからフロートの歪みとバルブの劣化がある場合はそれに合わせて調整しなきゃダメなんですねぇ

何度か試してフロートを色々調整をしたところ１８㎜強で油面が目標値になりました

受け皿とそれを置いている場所が完全な水平じゃないので多少の誤差はありますけどね


そういや工具は適度にあるけど測定器はあまり持ってない事に気が付きました

やっぱり水平器があると便利だな


調整が終わったらジェットやニードルをどうするか悩んでみます

ネットで拾ったケイヒンＰＷＫ・ＦＣＲキャブの調整グラフを見ると油面は低速域のみに影響？

２㎜で７％程度の変化？

と言う事は、中速程度で走ってておかしな所が無ければジェット類は調整不要？

今までは低速に合わせてたワケだけど、普通の走行中に１／４辺りで苦しそうな音が出てるしそれなりの速度になると上が伸びない

低速が改善されるならニードルは３段目、メインジェットも１番手上げて良いかなぁ

と言う事でちょっと変更してみました

スローは１番手アップの現状を維持

これで合ってくれると良いんだけどなぁと思いつつ、チャンバーがＣＲ用だとしたらキャブももう少し大きくした方がバランスが取れるんじゃないだろうかなんて考えてみたり？

何より市販キャブだとニードルの選択が出来るってのが良いですね

ドツボにハマる可能性も高いけど・・・