
懲りもせずまた書きますw
前回はボディ関係でした。
今回は何の予告もしていませんでしたね。
だって、なんも考えて無かったんでw
何かこうかなと色々考えていました。
なんとなく思いついたのが動力系。
つまり
エンジンですねw <回りくどいwww
イキナリですがスバル車と言えばターボ!
みたいな図式がレガシィ誕生辺りから定着した気がします。
その中でもBG/BDのGT-B/RSがその図式の決定打かなと思います。
だって、2.0L量産車初の280psですしw
ということでw
エンジンのパワーアップと言えばターボ化が定番ですね。
しかしあの頃のターボってお世辞にも扱いやすいとは言えませんでした。
所謂ドッカンターボが多かったので。
レガシィはその車格や性格もありシーケンシャルツインターボという仕組みを
使ってフラットなエンジン特性に近付けようとしていましたね。
まあ、実際はプライマリとセカンダリの切り替わり時に段付きが有ったわけですがw
逆にインプレッサの様に多少のドライバビリティの犠牲は有っても圧倒的な性能を
求める車はそのままドッカン仕様だったりしましたね。
それを補う為にインプレッサだとTYPE-RAには5速フルクロスミッションや後に出る
6速ミッションが必要だった訳です。
さて、今のレガシィやインプレッサはどうでしょう。
技術改善もあって昔に比べると扱いやすい特性のエンジンになっていますよね。
2.5リッターターボなんか大排気量のNAみたいな特性に近付いていると思います。
トルクバンドなんかそんなに気にせずとも踏めば前に行きますね。
そう、エンジンチューンってその特性をどするかがポイントだと思います。
数値的なパワーだけを求めるならトルクバンドを狭くして上まで回るエンジンにしたらそれだけでも
パワー上がりますね。
でも、そんなエンジンは非常に使い難い。
美味しいバンドを逃すと途端にトルク不足だったりパワー不足だったりしがちです。
昔のハイパワーエンジンはそういう特性の物が多かったのでクロスミッションやファイナル変更等で
運転し易くしていた訳です。
逆に意図的にトルクバンドに乗せる運転ができると物凄い快感ですねw
今時のターボ車は扱いやすいトルク特性にしているのでそれまでNAにしか乗った事が無かった
オーナーでも手軽にターボパワーを味わえるようになっていると思います。
NAエンジンはどうでしょう?
悲しい事ですが日本車においてNAというのはどうしても廉価グレードに見られがちです。
でもそれは
楽しいNAエンジンが少ないからだと思います。
日本国内だと曲がりくねった道が多い訳ですから良く回るNAだとパワーが無くても
NAの持ち味であるピックアップの良さでターボ車より軽快に走れるシーンも多くあります。
まあ、
直線がちょっとでも長くなるとターボ車がそのパワーで抜き去りますけどwwww
でもコーナリングでの扱いやすさは断然NAだと思います。
今は亡きMINE走行会ではターボ車と肩を並べるタイムをEGやEF系のVTECシビックが出して
いました。
86や初代MR2等に乗っていた4AG。
これも楽しいNAエンジンの代表格ですね。
今思えば非力でトルクも薄くちょっと回転が落ちてバンドを外れると前に進まないエンジンなの
ですが美味しいところで乗っているときの爽快感や楽しさはたまらないものが有りましたね。
※トヨタ車の中でもヤマハ系のエンジンはどれも楽しさが詰まっていますねw
ちなみにBR/BMのEJ25のNAはSOHCです。
一般的には廉価グレードにある様な機構のエンジンで高回転型のエンジンでも有りません。
でもそこそこのトルク&リニアトロニックCVTとの組み合わせが面白く
「SOHCでもいいやん」
と思わせるエンジンです。
もう1000回転程回ると良いですけどw
5000回転とかあっという間だしw
DOHCだと高回転型になって走るという意味ではもっと爽快なエンジンになるのでしょうけど
レガシィという車に求められる一般的な性格を考えるとその辺が丁度いいのかもしれませんね。
インプレッサだとビンビンに回るNAエンジンじゃないと許せそうにないですけどw
さて、本題にw
何のためにエンジンチューンをするのか。
それを考える事が重要だと思います。
※なんか足回りやボディの時も同じようなこと書いた気がw
ストリート重視なら燃費や扱いやすさが重要でしょう。
訳のわからない強大なパワーを求めるよりフラットなトルク特性や滑らかなパワー出力を目指すと
気持ちの良い運転ができると思います。
サーキットや山ドライブだとどうでしょう?
付きの良いエンジン。
そう、アクセルワーク(ON/OFF共)にリニアに反応するエンジンが良いですよね?
パワーが有ったに越したことは無いですがそれよりもピックアップの良いエンジンの方が
結果的にタイムが出たりしますよね。
最高速はどうでしょう?
勿論パワーですね。
あと、高いギアでもグイグイ引っ張っていってくれる強大なトルクも欲しいです。
今は少数派かもしれませんがゼロヨン
これは立ち上がり一発のパワーとトルクでしょう!
兎に角前に前に行くパワーですね。
シフトアップでもホイルスピンする位のトルクも欲しいところですw
シャシーダイナモで好成績を残したい。
そういうチューニングはあまり経験無いので知らないですが効率が重要なのでしょうかね?
でも、そういうのもありだと思います。
これだけ考えても色々なエンジンチューニングの方向性が有ります。
最近はECUによる制御が中心なので思いのほか手軽にエンジンの制御が可能になっています。
ちょっと前までのECU/ROM系のチューニングは燃料マップや点火時期書き換え、各種リミッター
の調整程度でした。
しかし今やバルブタイミングやバルブのリフト量、スロットルポジションなどエンジンだけでなく
その周辺機器にまで制御が及んでいますね。
ターボ車なんかはECU弄るだけで2~30馬力は直ぐに出せたり。
化け物みたいなトルクが出せたり。
でも、手軽だからこそチューニングのコンセプトが大事かなと思っています。
現車わせしてくれるのであれば自分の求めている特性をイメージする事が大事だと思います。
そしてそれをチューナに伝える事。
全てがかなうわけじゃないでしょうがその一問答で満足度が格段に変わると思います。
そうそう、
私が乗っている五代目レガシィのオーナ間でもエンジン回りのチューニングが流行り出しています。
プラグ、点火系、吸排気系、ECU等が多いでしょうか。
それぞれのメリットは各オーナさんがレビューされているのでわざわざここに書く事も無いかなと
思います。
なので、弄ることによるデメリットを妄想。。。。ぃゃ、考えてみました。
プラグ・・・熱価を間違えると失火し易くなる。
冬などの寒い時期は熱価が高いと始動性が悪くなる。
ブーストアップする際にはギャップの変化が少ないものが望ましい。
ギャップが広がり易い奴は失火します>経験者談(^^ゞ
※ちなみにBR/BMの純正はイリジウムプラグで6番相当だったとおもいます。
NGKとスバルとの共同開発で勿論専用設計です。
なかなか拘っているようですw
一発の性能はアフターパーツに劣ると思いますが10万k無交換を狙った
ところにその性能の価値が有るかもと思っています。
点火系・・・点火増強の場合(電圧増強等)。
火花が多く飛ぶのでより完全燃焼になると思います。
今の製品はどうかわかりませんが爆発力増大による燃焼室の温度の上昇が
無いのかは気になります。
特に高負荷時に燃料を多めにするのは冷却の意味もある筈なのでその冷却
効果が無くなる(少なくなる)事によるデトネーション発生、排気温度上昇等が
気になります。
ターボ車の場合はその高温の排気でブレード破損等の故障が起きないか。
プラグの焼け具合も気になりますね。
場合によっては番手を上げないと駄目かもしれませんね。
吸排気系・・・音がでっかくなる(個人的にそれは望ましい良い事ですがw)
吸気系の場合燃調に注意が必要になる場合がある。
排気系の場合でターボの場合は過給が上がり過ぎる場合がある
排気系の場合でNAの場合。抜け過ぎてトルクが無くなる場合が有ります。
ECU・・・意にそぐわない仕様になる場合がある(悪いと言う事でなくECUチューンって
チューナの方向性や考え方が出やすいと思います)なので、何処でチューニング
するのかがポイントになる。
プライベートの場合はやり過ぎによるブローに注意。
チューニングの方向性によってはパワーは出るがエンジンの寿命が短くなる場合
もある。
パワーが出るとクーリングが必須になりインタークーラー、ラジエーター、オイル
クーラー等のカロリーアップ等周辺機器へのコストが莫大になる。
何処か一か所だけ弄るとその部分の特性だけが突出してピーキーなエンジンに
なり易い。なのでトータルで見る必要があるが最近のECUは複雑な制御をして
いるので一朝一夕に解決する事は難しくなっている。
メカチューン・・・今はあんまりいませんかねw
費用が掛る割にはパワーアップなどの目に見えた効果が出にくいですね。
これはエンジン特性を変えて自分好みの特性に換える意味合いが大きいと思います。
ハイカムに換えてバルブリフト増やしたり作用角変えてオーバーラップ変えたり。
ガスケット変えて圧縮比変えたりw
クラランクシャフト変えてストロークアップ
ボーリングしてボアアップ
燃焼室加工。。。
鏡面加工。。。。
まあ、今時はいないかw
おいちゃんも直接はやってないけど先輩や仲間がやっているのを手伝ったりしたことは
あるかなw
足が出たエンジンはよく見かけました(漠
エンジンがパワフルになると当然ですがそのパワーは他の部分への負担として増す事になります。
パワフルになるけどシャシーがヤレにくいなんて都合のいい事は無いと思っています。
基本的にエンジンパワーのアップはその車の寿命を縮めていると考えた方が良いと思います。
まあ、これは足固めてもボディ固めても一緒ですけどねw
すいません。。。
おいちゃんは基本的に
心配性
なんです(^^ゞ
しなくても良い心配をします。
まあ、職業柄
「リスク」という言葉に敏感なのもあるかもwwww
エンジン(ECU)チューンは体感できる度合いが大きいので実行したくなる度合いが高いと思います。
ショップも売り易いでしょうしねw
特にターボエンジンのチューンに慣れていない方は直線の加速で
「ぉぉぉおおおおお」
となると思います。
しかし、パワーって慣れるものなんですよね。
パワーを求める様になると際限が無くなりますので要注意です。
パワーの出力特性が極端だとそのパワーを使える場面も条件付きになるかも知れません。
あと、車に合ったパワーじゃないと真直ぐしか速くないという極端な車になりがちです。
それで良いという方法論も勿論有ります。
そうそう、
パワーが出るとボディの補強が必須ですね。
受け止める器がヨワヨワだと折角のパワーがボディのヨレに吸収されますから。
タイヤも大事ですね。
それに有り余るパワーを地面にキチンと伝えきるタイヤが必要です。
勿論タイヤを支えるサスペンションも必要ですね。
参考:(こういう考え方もあると思って下さい)
ブレーキに関してはパワーが出たから必要と言う訳ではなくどの速度域からどんなブレーキング
をするかで必要な性能が決まると思います。
非力なNA車でもそれなりの速度域からのブレーキだと応じた制動力が必要ですからね。
逆に500馬力の車でも50km/hの速度からだったらノーマルブレーキでもそれなりに減速は出来
ます。
なのでエンジンチューニングしたからとブレーキもというのは理由にはなりますが必須では無いと
思います。
ブレーキに関しては「乗り方」の方が必要な性能を左右すると思います。
まあ、エンジン触った人は殆どの人が有らぬスピードを体験したがると思いますのでおのずと
ブレーキが欲しくなると思いますけどw
おいちゃんがNAにした訳?
自分がそのレベルだからです。
例えば今、おいちゃんにオートポリスに行って1コーナで200km/hオーバーから70km/hまで
減速し曲がれと言っても多分思った様なラインは取れないと思います。
随分とそういう走りからは離れていますし歳のせいかスピードに目が追い付かない可能性が
orz
山ドライブで軽く流す程度が今のおいちゃんのレベルですのでNAでも十分です。
あと、
細かいコーナーを楽しむならNAの方が楽しいしw
昔みたいにNAのスポーツエンジンがもっと増えると良いのになあw
エンジンときたら次は伝達系かな?
注意!
・内容によっては実際に存在するチューニングに対し否定的な表現で書いてしまうかも
しれません。
それはあくまでも私の好み&ポリシーにそぐわないというだけなので
「そんなチューニングはしたら駄目」
と言う意味ではありません。
・わざわざ書く事でもないかもしれませんが内容は「走行性」優先です。
ドレスアップ、物欲昇華の側面から見るとそぐわない面も有ります。
・基本的にチューニングやドレスアップはオーナの自己満足の世界だと思っています。
十人十色な世界なので私の考えている事も参考にはなるかもしれませんが絶対では
有りません。第一、所詮素人の戯言ですしw
BGM
Title/Performance/Album
all Title / 喜多郎 / 絲綢之路
all Title / 喜多郎 / 絲綢之路Ⅱ
all Title / 喜多郎 / GAIA-ONBASHIRA-
Sensitive To Light / Rainbow / Long Live Rock 'N' Roll
Ende Neu (Panacea Remix) / Einstürzende Neubauten / Ende Neu Remixes
Pulse Of The Maggots / Slipknot / Vol. 3: (The Subliminal Verses)
Crossthreaded / Vicious Rumors / Warball
Triple Corpse Hammerblow / Children Of Bodom / Hate Crew Deathroll
Misfit Kid / The Cars / Panorama
Abyss Of The Void / Gamma Ray / Land Of The Free
In The Dead Of Night / Yngwie J. Malmsteen / Inspiration
Freak / Bruce Dickinson / Accident Of Birth
Egypt (The Chains Are On) / Dio / The Last In Line