
-----追記、修正 2014/5/26 ヘッドライトについて、その他加筆修正-----
この春、就職で巣立っていった長男
以前おいちゃん蒼レガで運転修業していた話は幾度かアップしていました。
そこで、折角なので何を長男に伝えたか。
それをまとめてみました。
実はこれを書くことで自分自身を振り返ってみる事も出来ましたw
文章というよりもチェックリストみたいな感じにまとめてみました。
ちなみに専門的な単語も出てきます。
実際、長男に伝える際にはなるべく理解できるように噛み砕いていましたw
で、ちょっと
今回のブログは長いかもw
いや、
かなり長いですwwwwww
興味があれば暇なときにでもチャレンジしてみてくださいwww
書いている内容に賛否両、反論、反感もあるでしょうけど、まあ、その辺のおいちゃんの戯言と思って
華麗にスルーしてくださいw
では、早速。
ドライビングポジション
シート位置
着る服での違い:
冬と夏ではバックレストで数センチの差が発生する。
体調による違い
何時ものベストポジションでも体調が悪い時、疲れた時には
それが窮屈だったりきつかったりすることもあり。
ステアリング位置(シート位置が決めてから調整)
チルト・テレスコピックは有効に使う
ステアリングの12時付近にまっすぐ伸ばして手首付近
肘が伸びきらないよう(90~120度くらいで収まると丁度いい)
>運転時の服装、体調等々でも微妙に変化をつけてみる
つまりシートポジションは
乗るたびにチェックし調整する事が大事。
ミラー
ルームミラー
リヤ窓がミラーにスッポリ入るようにする。
※俺はルームミラーはいらない(真後ろは見えなくても大丈夫)という話が出てくる
ときがあるけどそれは無い。
トラックやワンボックス系など構造的に無理な車種は兎も角後ろを確認する事は
大事。
自分の周りの状況を把握していないと追い越し、車線変更時等で危険が潜む。
車の運転は前だけ見ていればいいってものではない。
ドアミラー
なるべく真っ直ぐで平らな場所でボディが1/3~1/4程度は映り込むように
して背後の景色ががまっすぐ後ろに伸びていくような見え方にする
着座位置・姿勢
分かりやすく言えば
教習所スタイルに近い
背中をバックレストにしっかりくっ付ける
腰、尻をシート奥に収める
フットブレーキが最後まで踏める位置
背中や腰が浮いた姿勢ではすべての操作が中途半端になったり最後まで
操作できなかったりする。
何よりも疲れやすい。
頭を真っ直ぐにする
斜めになっていたり横にずれたりすると車のセンターが掴みにくく
また、平衡感覚が鈍るので真っ直ぐ走らせるのもままならない。
おいちゃんの経験上の話ですがフラフラしている車は大体
着座位置や
姿勢が変な人が多い。
シート寝かせてふんぞり返るような所謂ヤ●キー乗りでは真っ直ぐ走らせる
ことができまない。
真っ直ぐ走らせられないのに危険回避などできまない。
回避できたとしてもそれは多分奇跡でありドライバーの技量ではない。
シートポジション決めで大事な事!
車を真っ直ぐ走らせられるポジションを考える!
運転操作のポイント
ステアリング操作
ハンドルを握る位置の基本
10時10分、9時15分の位置が基本
高速道路巡航時は5時40分でもOK
基本は両手で握る
ただし、強く握りすぎてはだめ。
強く握ると握り直しするときに一旦力を緩めるというアクションが必要になり
操作がワンテンポ遅れる場合がある。
真っ直ぐ走る車(ここ重要)であれば巡航時は軽く握るくらいでも十分
内掛け、クロスハンドルはしない
メリットなし、デメリットだけ。
送りハンドルが基本。
押しか引きかは諸説あるけどシチュエーション次第。
どちらかの手がステアリングを握っている状態を維持。
※ドリフトなどでカウンターを当てたり戻したりする際は除く
両手が離れたままにはしない。
原則常にどちらかの手がハンドルを握っている状態にする。
※常に強く握るという意味ではない。
コーナーリング後半はステアリングの復元力で勝手にハンドルが戻るけど
その場合も必ずハンドルに手は添えている状態とする。
復元力に任せるのではなくそれを適切にコントロール出来るようにする。
操舵角は一発で決めるのが基本
車は真っ直ぐ走っているのが一番安定している状態。
右左折、進路変更は真っ直ぐ走っている車をステアリング操作で左右に移動させ
安定している車のバランスを崩す行為と思って考える。
※例えばドリフト走行は故意に車を不安定な状況にする技
一発で決めるには車の性能、タイヤの性能、自分の腕、経験などのファクターが
絡んでくるので経験が必要。
でも、ただ経験するのではなく常に考えながら経験をつむことが大事。
ソーイングをしない
※ソーイングしないといけない状況を作らない。
複合コーナは別として基本はステアリング操作は一発で舵角を決める。
加速中はステアリングが効きにくい
加速中は後輪に荷重が行くので前輪が浮くような状態になる。
下り坂は基本常に前輪に荷重が行くので思ったよりハンドルが効く。
そのせいで逆にハンドルを切りすぎてタイヤのスリップアングルを超えてしまい
結果アンダーに「してしまう」ことがある。
アクセルワーク
加速時
速度に応じて踏む
ON/OFF操作は一見速そうに感じるが実際は無駄にパワーを使っているだけ。
※トルクカーブに合わせるイメージで踏むと意外に速く加速する。
足の親指で制御するイメージ
実際は足首が動か無い事は無いのだけど足首で操作するイメージだとどうしても
アクセルワークが雑になる。
丁寧なアクセルワークは実は速さにつながる。
パーシャルスロットル
巡航時は特に大事
速度を維持するスロットルワークを身に付ける
アクセルオフ
シフトポジションと連携して考えエンジンブレーキの効き具合を調整
アクセルオフ時は殆どの場合ブレーキングと連携するので加速時と違いさっと離してもOK
※但し、MTやMTモードのAT、CVTの場合は適切なギアポジションであることが必要
ブレーキング
原則踏力一定
交差点の停止線で止まる際に踏力一定で止まる練習をする。
アクセルと一緒で足の親指で制御するイメージ
ON/OFFな踏み方は車が不安定になるのでしない。
アクセルワークよりも丁寧に操作することが大事。
身近な目標としては完全停止時に「カックン」とならない様にする。
AT車はMT車と違ってクリープがあるから結構難しいが出来ないことはない。
踏力は速度や路面状況でも違う。
パニックブレーキこそ一発でガツンと踏むことが大事。
今どきの車はほぼABS付なので思いっきり踏むことが大事。
ただし、ABSは止まる為のブレーキではなくステアリング操作を可能に
する為のもの。
つまり最後まで諦めずにブレーキと合わせてハンドルを操作することが大事
ブレーキングの種類
止まるブレーキ:しっかり踏むブレーキ
減速するブレーキ:スピードをコントロールするパーシャルなブレーキ
曲げるブレーキ:コーナリング等で車の向きを変えやすくする一瞬で繊細なブレーキ
シフトワーク
シフトダウンはコーナリングが始まる前に落とし終わる
シフトアップはトルクが欲しい時、パワーが欲しい時、巡航希望時でポイントが変わる。
車によってそのポイントは変わる。
そういった意味でも自分が乗る車のエンジン特性、ギアレンジを把握するのは大事
「今から走るコーナは何速のコーナーか」を意識する。
迷ったら上のギアを選択しておく。
下過ぎるギアだとトルクが急激に伝わってしまったりして車が不安定になる。
方向指示器
出すタイミング
なるべく右左折、進路変更開始前に出す。(法的には3秒前迄にだけどそこは臨機応変にw)
出すシチュエーション
右左折は勿論!進路変更時も必ず出す!
周りに自分がこれから何をするのかという意思表示が大事。
※ウインカー出すのが面倒だとかカッコ悪いという話を聞くこともあるがそれはダメ。
例えが横暴かもしれないが速く走りたいのなら尚の事自分の意思表示は大事。
ハザード
使いどころ
渋滞最後尾に付いたとき、付きそうなとき
前方に異常を発見したとき。
お礼のハザード(2~3回点滅):割り込ませてもらったときは特に
駐車する時:着けないで駐車行為を始めると気が付かないのかワザとか突っ込んでくる
車もある。歩行者などに対しても「あ、この車何かするんだ」と意識付けがしやすい。
ヘッドライト等
早めの点灯
日中で曇りや雨の日など暗いなと思う日は使ったほうがいい。
目安としては信号機が明るく見える時
トンネル
どんなに短いトンネルでも点灯するのが基本
ヘッドライトは暗い所で前が見える様にする為だけではなく周りに自分の存在をアピール
する為に必要。
GTカーなどは追い越し時など必ず点灯している。
運転中の着眼点と注意点
大原則!自分が怖いと思うことはしない!車を止める勇気が大事!
※停止させるという意味だけではなく自分の目的を押し殺す事が必要ということです。
割り込み・流入
後続車までの距離速度ではなく交錯するまでの
時間でタイミングを計る
例:同じ100mでも時速100kmと50kmでは割り込めるか否かの判断は変わる
そうではなく後続車が到達する予想時間と割り込みにかかる時間で判断する
割り込んだ後は素早く加速し
流れに乗る。(必要以上の加速はしない)
高速等で本線流入時は、変更先の車の速度まで加速させてから合流する。
同じスピードだとお互いの車が止まって見える為に割り込みや流入ポイントが掴みやすい。
追い越した車や割り込んだ車の前に出るというよりも
前走車の後ろに着くイメージ
右左折・歩道がない道
車よりも
歩行者、自転車に注意。
特に
自転車に注意。自転車は歩行者と違い速度があるので対処までの時間的余裕がない。
子供や動物(特に保護者が傍にいない時)
突発的に動くので細心の注意が必要。
大袈裟なくらいに避けることが大事。
危ないと思ったら原則止まる・避ける
パッシングや軽いクラクションでこちらの存在をアピールすることが必要な場合もあり。
驚かせない程度にw
運転中の注意点
運転以外の動作
運転中に携帯・ナビ等の操作、飲食、喫煙はしない。
必要な場合は車を「安全かつ可能な場所」で停止して行うか
同乗者に支援してもらう。
電話はハンズフリー機能が有ってもなるべく簡素に済ませる。
※ハンズフリーであっても運転に対しての意識が薄くなる。
相手に運転中であることを伝え運転していない時にコールバックする位で丁度いい
ナビはあくまでも支援ツール。信じすぎて凝視したりするのは厳禁。
基本は事前に経路を調べておく。
わからなくなったら車を止めて改めて調べなおす様にする。
飲食、喫煙は一見大丈夫そうに思えるがよくよく考えると
片手運転してしまうタイミングがあることは事実。
法的には問題ない行為でも運転には支障がある行為なのでしない。
※腹減ったら車止めて食うか助手席の彼女や嫁さんに「アーン」してもらえw
子供を乗せるときはチャイルドシート、ベビーシートは必須!
泣こうが喚こうが縛り付けるべし!
子供を大事に思うならそこは鬼になるべし。
ただ、ちゃんと座ってくれたら「ありがとう」と感謝の気持ちは伝える。相手が子供でも。
※うちの長男坊も次男坊も最初は泣きぐずっていました。
でも辛抱強く続けて行くとそのうち
「このいすは僕の椅子!ベルトしたよ!発進OK!」
次男坊はお兄ちゃんの真似をしたがるのでお兄ちゃんが座ると「僕も!」という乗りw
年中さんくらいになったころに車庫でや駐車場で時速5km以下位からやや強めの
ブレーキをいきなり「トン」と踏む軽い急ブレーキ体験をさせました。
ベルト無だとそんなスピードでも体が持って行かれるんですよね。
その次にベルトをさせて同じことをするとちゃんと体は支えられています。
「椅子に座ってベルトしてたら何ともないやろ?」
息子たちは身をもって体験したので凄い納得していました。
まあ、この方法は場合によっては体のどこかをぶつけてしまう等のリスクが
あります。その辺は覚悟の上です。
なので推奨しません。
何を言いたいかというと
「相手が子供でも「なぜ?」という理由を説明することは大事。」
という事です。
周りの動きを観察する
他車ドライバーの目線、行動、分類を考える
携帯、ナビ、TVを見たりと運転以外の動きをしているドライバー
間違いなく集中が運転に無いので突発的な動きに備え可能な限り
シミュレーションを行う。
その時は大事に至らなかったとしても一度考える事で次同じような
場面に遭遇したときにそれが経験値となって生きてくる。
友人グループ
ノリノリでハイテンションな場合は無理な運転をする時があることを想定
そのくせ乗員数が多く車が「曲がらない、止まらない、走らない」状態に
なっている場合もあるので万が一の際はフラフラしがち。
なるべく早くその手の車から離れたほうが吉
仲よさそうなカップル
幸せいっぱいのお二人は自分たちの世界に入っていることがあるw
ドライバーも相方ばかり見て前を見ず我がペースでチンタラチンタラ走ることも
ただ、遅いからとあまり後ろに着くとたまにいい恰好したいのかいきがってくる輩
もいるので注意。
華麗にスルーが基本
老夫婦
基本的にマイペース
基本生暖かく見守るが吉
抜ける道路(2車線など)は速やかに抜いたほうが精神衛生上好ましいw
やんちゃそうなドライバー、
なるべく早く
華麗にスルーw
さりげなく離れたり、さりげなく抜き去ることが大事w
例えバトルすれば勝てそうな相手でもそんなことでガソリンは使わないw
その筋系のお方と思しき車、お上の車
さわらぬ神に祟り無と申します。
華麗にスルーが基本
子供(歩行者・自転車)
小中学生でも突発的な行動をとる時がある。
大袈裟なくらいに回避行動を取ったほうがいい。
対向車等で回避できない時は停止することが大事。
※危険に及ぶ車は得てして「止まろうとしない」から危ない
老人(歩行者・自転車)
昔の交通ルール、モラル、マナーが体に染みついていると考える。
信号関係なしに自分の判断で横断する場合が散見される。
これも大袈裟なくらいに回避行動を取るのが吉
他車の目的を考える
タクシー
客を拾おうとする動きに注意
突然減速したり止まることを想定
実車の場合は客のリクエストでとんでもないところで曲がったり止まったり
交差点のど真ん中でも止まる場合があるので注意
基本、タクシーの近くでは走らない。
2車線あるなら中央寄りの車線を使うなど回避行動を取る。
バス
バス停を意識する。
昇降客が飛び出すかもという意識を持つ。
バスの背後にはなるべくつかない(前方視界を奪われる)
交差点で右左折するバスは横断歩道手前で必ず止まることを想定
その際、自分の車が右左折に間に合うかを考えて無理をしない
またバスに隠れて歩行者や自転車が居る場合があるので細心の
注意を払う。
営業車、運送会社、その他作業・仕事中な車
通話や書類・メール確認(地図含む)などをしている場合が多い。
そういう車は回避
トラック、ダンプ
空荷か積載しているかで動きが変わる。
空荷の時は結構素早いw
ブレーキのタイミング、車間の取り方が普通車と違うので気を付ける。
視線にも繋がるが接近時に怖いからと凝視しない。>吸い込まれる
つまり車の種類・仕様で車の動きが変わると考える。
ちなみにサーキットは同じ目的で走る車ばかりなので一般道よりも安全運転がし易い。
ドライビングプチテクニック
真っ直ぐ走らせる
運転の基本は真っ直ぐ走らせること。
真っ直ぐ走らせられないドライバーがコーナを上手に抜けてい行くなんてできません。
コーナは立ち上がり重視
これはよく言われること。速く走るにはアクセル踏んでる時間を長くするのが鉄則
その為にもコーナの入り口では的確な減速をコンパクトにして少しでも早く車の向きを
コーナ出口に向かせる
的確な減速、的確な操舵量は車を安定させるので安全でもある。
視線の基本は行きたい方向
直線であれば前方、コーナであればコーナ出口に視線を置くのが基本。
つまり行きたい方を見るのが基本。
万が一の時もぶつかりそうな方を見てはダメ。
回避したい方向を見ることが大事。
人ってのは良く出来ている物で視線の方向に体が自然と動くようになっている。
ガードレールを見ていたらガードレールに突っ込む。
ザックリ言うと「よそ見運転」はパニック時こそだめってこと。
車の挙動は腰で感じるよう意識する
その為には
ドライビングポジション、着座姿勢、視線が大事。
チューニングについて
チューニングの大原則
1.真っ直ぐ走る車を作る
2.真っ直ぐキッチリ止まる車を作る
コーナリング云々はそれからで十分
不満に思った箇所からチューニングを検討する。
不満に思わないなら慌てて弄る必要はない。
弄る前に自分の腕を疑う!
まあ、
タラタラと書き殴りましたがこんな感じの事を長男に少しずつ話していましたw
勿論全部は覚えてないでしょうけどねw
自分自身も伝えながら「ああそうだよなあ。。。」と自戒してたりもしていました。
おいちゃん自身全てできているかと言えば出来てないのが正直なところwwww
反省(∀`*ゞ)
では今日はこの辺で。。。。。
ご清聴ありがとうございます