
沖縄ネタブログのコメントの返答を書いていたら色々と妄想が膨らんだんで。。。
もうブログネタにしてしまおうと思い立ちましたw
まあ、わざわざ書く必要もないと思いますがあくまでも
一個人の雑感を書いたまでです。
そして、
私自身は車業界に身を置くような人間ではないので文中に出てくる情報等は必ずしも正しい内容と限りません。
その辺のおっさんが好き勝手に自分の思いだけで騒いでいる位に思ってください。
また、書いた内容は決して
スポーツ走行を想定したものではありません。
街乗りレベルで感じていることです。
エコカー、ファミリーカーは道具としては使い易くて良いんでしょうけど車として見た場合は
「本当にこんな車売っていいの?」と思うときもしばしば。
ちょっと言い過ぎかもしれませんがそれが
正直な気持ちです。
売れ筋はミニバンブーム、トール系軽自動車の流行以降格段に快適装備やデザイン性、品質は上がったと思います。
しかしそれは車というよりも
家電、家具みたいな進化を遂げている気がします。
HV系も車種がバラエティになって選択肢が増えてますよね。もうびっくりするくらい。
でもよく観察すると各メーカ取ってつけたようなHVも増えていますけど。
色々な話を聞くと営業現場ではHVが乗っているというだけで売りやすいそうです。
まあ、市場ニーズに合わせて売れ筋商品を作っているんでしょうから売れますよね。
ミニバンやトール系、コンパクトカー系は「最近、走りは良くなった」と言われます。
が、なんだかんだ言っても物理の法則には負けるわけでして。。。
背が高い車は転がりそうなロールするし。
箱型だとどうしてもボディ剛性が上げにくいですし。
フロアが広いとフロア剛性が下がっておのずとサスペンションの動きも悪くなったりねじれたり。
サスペンションが悪かったりボディがねじれたりすると曲がらないし止まらないし
まあ、確かに昔のその手の車に比べると走行性も格段に良くはなっていると思いますけど。。。。
「セダンと比較するな」と言われたりするかもしれませんが同じ道路を走っているのは間違いないわけで。。。
同じように同じ道路を走っているのであれば安全に走っていてほしいし。。
とばっちりは御免ですし。。。
あと、背が高いと前方視界は開けますが身の回りの死角が増えるわけで。。。
これはトールタイプの軽も一緒ですね。
死角が多い車は怖いです。
実際、見てるのか見えてないのか変なタイミングでの割り込み率はその手の車種に多い印象です(おいちゃん比)
乗り心地がいいと言われることもありますが殆どの場合リビングのソファー?的な快適さであって乗車時に必要な乗り心地が其処に無かったり。
おいちゃんが考える車の乗り心地はシートにしっかり収まることが大前提。
ソファーみたいなシートだと停止時は快適でしょうけど走行中は腰が落ち着かないのは車のシートとしてはダメだと思っています。
腰が落ち着かないシートは危険ですから。
特にドライバー席。
真っ直ぐ座れないシートは運転操作を正確に出来ないのでダメだと思っています。
ちなみにおいちゃん蒼レガはご存じの通りツーリングワゴンです。
ワゴン系も2BOXですので3BOXの車に比べるとどうしてもボディ剛性が確保しにくいです。
これは紛れもない事実です。
例えばレガシィで走りを取るなら間違いなくセダンであるB4です。
もっと言えばレガシィシリーズはWRX系に比べると何時の時代も大きめですしクイック感は薄いと思っています。
なのでロングツアラーとしてはレガシィ系が良いと思いますがスポーツ走行ではやはりWRX系に軍配が上がると思います。
お互いそういう車として設計もされているでしょうし。
さて、幾ら走りに優れた車だといっても個々のライフスタイルというのがあるので選択したくても選択できないという事情があるのも確かです。
で、
正直に書きます!
おいちゃんにとってツーリングワゴンは今の生活の中でギリギリ妥協できる車のタイプなのです。
ライフスタイルと走りの妥協点です。
それがあるのでハードチューニングには手を出していません。
おいちゃん的にはWRXや86の頃みたいな弄りをおいちゃん蒼レガにしても満足度は低いと思っています。
もしハードに弄る事が可能な環境であれば設計時点でスポーツ走行ありきのWRX系、BRZ系みたいな車をベースにします(^^)v
※あ、NAってのは個人的な趣味ですw
話が大きくそれましたね。。。元に戻します。
HV系は燃費がいい車になればなるほどボディ/シャシーや足回りにしわ寄せがきているのか基本的な走りさえ満足度が低い仕上がりになってしまっていると感じます。
所謂、バッテリー&モータ搭載のためにサスペンションやボディワークが犠牲になっているのでは思います。
コンパクトカーもコンパクトで燃費が良いだけという車も増えていると思います。
特にコンパクトカーや軽は居住スペースを確保する目的かサスペンションの取り付けや形式にしわ寄せが来やすいのかなと感じています。
その辺の車はバネやショックを変えたから良くなるというレベルではないと思います。
車によってはメカニカルグリップ自体不足していたり、
FFならリアが転がっているだけで仕事してなかったり、
衝突安全に関してはボディーワークやシャシー等で多少何とかなるでしょうけど危険回避ってこと考えるとそこが問題になります。
曲がらない、止まらない、加速できない車でどう危険回避をしろというの?という事です。
危険回避はスポーツカーだけが必要なわけではありません。
むしろファミリーカーやコンパクトカー等、車にさほど興味がない人の方が乗るであろう車の方で危険回避が容易に出来るべきだと思います。
自動停止機能がもてはやされていますがそれは一側面にしかすぎません。
ブレーキだけで回避できる事象に限りますから。
ハンドル操作で左右に回避したり速やかに加速してその場から逃れたり。。。
そういう
危険回避は今のところドライバー次第です。
そしてそのドライバーの判断に対応できる性能が車には必要です。
でも、得てしてそういう性能は売れ筋の一般的な車ほど犠牲になっていると思います。
基本的な企画段階から見直さないとこれは直しようがないと思います。
各メーカー、商売ですから売れる車を出さないと経営が成り立たないというのは分かります。
でも、売りとなる快適性や流行の仕様(省燃費、HV等)の実装ばかりに目が行って安全・安心を置き去りにしている感が否めません。
車屋としてのプライドはここで捨ててほしくないです。
これは自論なんですが、
安全安心な車が欲しかったらその車のスポーツグレード選択すべきと思っています。
勿論理想はスポーツタイプそのものです。
あ、間違っちゃいけないのはここでいうスポーツグレードってのはエクステリアやインテリアなど見た目がスポーティな車という意味ではありません。
ベース車と比較して脚や、ブレーキ、動力性能など走行性能に直結する性能アップを図っている本当の意味でのスポーツグレードという意味です。
スポーツグレードな車は通常「曲がる、止まる、操縦性」等々レベルアップされています。
走行する車として大事なことが
レベルアップしているので安全ってのは間違いないと思います。
スポーツカー=危険
と言われることもありますよね。
でもそれは、
「スポーツカーが危険」
なのではなく
「スポーツカーを運転するドライバーが危険なことをしている」
という事だと思っています。
むしろ意のままに操れるスポーツカーは非常に安全な乗り物だと確信しています。
実は運転に自信がない人、初心者ほどスポーツカーの方が安全かもしれません。
※過剰で唐突なパワーは必要ありませんけどw
逆にスポーツグレードが存在しない車種は最上級グレードでもシャシーやサスペンション性能がそれなりだったりします。
コスト掛けてまで使い道のなさそうなオーバースペックな物作る必要がないですからね。
でもここはメーカに頑張ってもらって走行性能を良くしていってもらいたいと思っています。
日本には技術はあると思うので走行性能を上げることは可能だと思っています。
その点は流石にドイツ系メーカが何歩も秀でていると思います。
世界でドイツ車が売れるのは絢爛豪華な装備よりも基本的な走行時の快適性に秀でているからだと思います。
日本メーカはドイツ車をベンチマークにするのであれば見た目や装備、数値だけじゃなく本質もちゃんと目標にしてほしいです。
随分良くなってきていると思いますがそれは現時点一部の車種だと思いますし。。。
願わくばすべての車種でw
快適、便利な車もいいんですけど、やっぱり車ですから
車は走る棺桶ですから
車は走る凶器ですから
一番に安全安心を各メーカには考えてほしいです。
取り止めの無い長文にお付き合い頂きありがとうございます