berumiya 990Sのブログ一覧

マツダ車のコンピュータには、工場出荷時にコンフィグ設定が書き込まれています。

これを適切にいじると、装備の装着を切り替えられたりできるみたい？

そんな勉強のお話です。





あなたの車台番号をここに入力すると、工場出荷時のコンフィグ設定（AsBuilt）が見れます。
https://www6.b2b.mazda.co.jp/AsBuilt/

・・・なんやこれ？
文字の羅列なので、そのままじゃ全然わからんのですよ。

そこで文字列の意味解説です。詳しくは先人の記事をどうぞ。
https://www.mazda3revolution.com/threads/change-configuration-explore-different-functions-asbuilt.169393/
http://fnoji.com/2021/03/mazda-mx5-nderc-roadsterrf-asbuilt-overview/

特にMazda3revolution フォーラムにSergSlim氏が投稿しているコンフィグ計算機がすごい。

これを読み解いたおかげでアドレス構造とチェックサムはだいたい理解しました。
めっちゃ時間かかった。。

どの番地をどう書き換えるべきか？
それが分かっていれば、このコンフィグ計算機を使って新しいコンフィグ文字列が生成できます。

たとえば先人が開拓してくれたクルーズコントロールの後付け。
IC(インパネクラスタ)のアドレス720-04-23のB4番地を適切に書き換えると、装着車として動いてくれるようになるわけです。
クルコンスイッチの装着と配線追加も必要だけどね。


しかし全体のアドレスマップは広大で、どの番地が何を意味するかは一部しか解明されてないらしい。

たとえばRCM(エアバッグコントローラ)にもアズビルト値はあるけど、
どの番地をどうすればアクティブボンネット装着→非装着をコンフィグできるかはわかってない。
ついでにRCMは初回コンフィグしたあとに再書き換えが可能かどうか不明っぽい。書き込み弾かれるという意見もある…


車台番号ごとのマツダ出荷仕様はここで見れる。
https://support.mazda.co.jp/grade-search/search.html
車台番号ごとのAsBuilt値はここで見れる。
https://www6.b2b.mazda.co.jp/AsBuilt/
この２つの情報を組み合わせると、出荷仕様ごとにAsBuiltがどう違うのか調べられる。

Mazda3のフォーラムではこういうのを元に地道に解明してる。すごいね。


ロードスターもアドレス構成は共通らしいので勉強させてもらおう。

ディーラーに頼んでいた整備書がやっと来ました。
診断機とあわせて色々捗りそうです。

NDロードスター 3型～6.5型 2022/12月版 約３万円
納期は１ヶ月ちょいでした。

マツダの許可なく公衆送信はできないので、みんカラに内容貼るのは控えます。
リアルで会いに来て頂ければ一緒に閲覧しましょう。兵庫県南部です。




供給メディアはコピープロテクト付きCDです。起動時にディスクチェックが走るため、毎回ディスク挿入してないと起動しません。
今どきCDドライブ付いてないモバイルPCも多いでしょうに、車上で確認できないとかなり不便。整備業者さんはオンライン閲覧なのでWifi繋がってれば困らないんでしょうけど。

さらに電気配線図(svg)閲覧は Internet Explorer 指定です！
ChromeでもEdgeでも読み込めません。EdgeのIE modeなら行けるけど。







ここから話は脱線します。



供給メディアはCD…というかCD-Rです。
ディスクメディアでの注文があるたび「商品サービスプログラム部」でせっせとレーベル印刷して手焼きしてるんでしょう。だから納期１～２ヶ月も掛かるのかな。おばあちゃんのぽたぽた焼きもびっくりの超長納期。
CD-Rメディアはいたって普通の事務用市販品。RFD80M-79240 とあるので台湾Ritek(錸徳科技)製造のOEMで、日立マクセルのCD-Rなんか中身がこれっぽいですね。

コピープロテクト掛けるならせめてマトモなメディア使ってほしいです。
普及品のCD-R、しかも使う度に取り出させてたら、保管・使用環境によっては数年持たずにオシャカでしょうに。ディスクメディア版のヤル気のなさがすごいです。
別にディスクメディアじゃなくていいんです。車種制限してオンライン閲覧権限をくれてもいいんですよ？


じゃ～どうするのさ？
私的複製のために合法的にプロテクト突破しちゃえばいいんです。
こんなもんインターネット老人会の我々なら一瞬ですヨ。

まずはコマンドプロンプトからディレクトリ手打ちで内容物を確認、ローカルディスクにコピー。あれれ？普通に通るじゃん。
中にあるindex.htmlを叩けばトップが立ち上がる。全部見れる。あれれ？もうオシマイ？？
なんだこのヤル気のないザルプロテクトは…。「技術的保護手段の回避」にすら引っかからない完全合法の私的複製ができてしまったぞ。
ローカルドライブにデータ置いておけばCDレスで閲覧できます。
SSDならCDから起動するより余程サクサクです。データの実体は300MBないくらい。
なんだなんだ、これで良いじゃんか。。


CDメディアのコピープロテクトも気になるのでチェックしました。
プロテクトの内容はディスクに意図的にエラーセクタを挿入するものでした。
これは通常のディスクコピーを失敗させ、かつ起動時にエラーセクタの存在をチェックしてディスク真正判定するものです。多分ね。エラーセクタのデータ実体までチェックしてるかは未確認だけど、少なくとも整備書のデータ実体はエラーセクタには乗ってないんじゃないかな。
先に内容物を合法バックアップできちゃって脱力したので、これ以上の解析はヤル気なし。
しかし懐かしいなあ。2000年代初頭のPCゲームのCDメディアによく使われてて、当時はバックアップ環境持ってましたよ。令和の今になって再構築する気はないですけど。


NDの整備書ディスクがこんなもんで１枚３万円。マツダさん チョロい商売 整備書を供給して頂けることに感謝ですわ。

サードパーティの診断機を買って、色々といじれるようになりました。
そういうお話。



今回買ったのはこれです。
アダプタ：OBDLinkEX USB (約9,000円)
PCソフト：FORScan (無料)
https://forscan.org/home.html

ちゃちゃっとセットアップしExtended Licenseも取得。あっさり車両とリンク。
詳細手順はそのうち整備手帳にまとめるかも？




コンフィグに飛び込むと色々なコントロールユニットがあるのが見える。




むむ、これは？？（すっとぼけ）

詳細を追いかけるのが楽しみですね。

さあさあ、ここに車好きが３人集まりました。

「ぼくの車が一番かっこいい」
「そうだね。ぼくの車が一番かっこいい」
「そのとおりだ。ぼくの車が一番かっこいい」
一同「わっはっは」

こんなの落語のネタにどうでしょう。



というのは冗談ですが。


うちの会社の駐車場、NDロードスターが３台停まってます。
赤とグレーのボディ色でブラック幌。そこに最近加わったのがうちの990S。
ダークブルーのソフトトップは一味違って良い感じ…ニマニマ。

自分の車が一番かっこよく見えるもんですね。幸せかも。

ロードスターのメーターはタコメータが中央にある３眼タイプ。
シルバーのリングで縁取りされていてかっこいい。

でもフロントガラスに映り込んじゃうのよね。というお話。





↑私のアイポイントから撮ったもの。
わかるでしょうか、メーターリングの映り込み。ここです。





自分は座高が高めなので、メーターフードの張り出しが足りないと映り込んじゃう。
別に支障はないのだけど時々気分的に気になる。

良い対策はないでしょうかね。

①メーターリングを黒色にする
　社外品でギンギラシルバーは売ってるけど…黒色は見当たらない？
　自分で塗っちゃうのもダサくなりそうで気が進まず。
②メーターフードのツバを延長する
　質感はさておき自分で作っちゃう？
　社外品でいい商品はなさそうだし…
③このまま慣れる

なんとなく③な気がしますね。