kuni-Rのブログ一覧

免許を取ったのはもう７年半前ですか…あの頃は１８歳、いや教習所に行きだしたのは１８歳になる1カ月前くらい、つまり１７歳でした。
２０代ってあっという間ですね～。もう２５歳と５カ月です。

まさか、中学の修学旅行で行った先の盛岡に住むことになるとは。
まさか、転勤で岩手に引っ越した１年後に大震災に見舞われるとは。
まさか、俺みたいなダメ人間がまだ辞めないで会社に残っているとは、同期はもう半分くらい辞めてしまったというのに…(寂

教習所は、厳しいと評判のところ。周りの友達が次々と補習になってしまう中、俺は最短時限で卒業（自慢）
教習者はランサーのディーゼルでした。トルクがあって乗りやすい車でした。俺が卒業したくらいから、車が入れ替わりガソリン車のランサーになってました。
教習は楽しかったけど、特にＭＴ車に憧れを抱くことはありませんでした。

実家の車がスターレットのＡＴで、しばらくそれを乗りました。
非常に狭くて、燃費も良くなく、足もフニャフニャで友達受けも悪い車でした。
四駆だったので、冬は攻めれました。

周りの友達は、バイトして車を買ったり、親に買ってもらったりで、やっぱりVIPセダンが多かった。
ローレル、クラウン、シーマ、レパード、ステージア。
もちろん全部がそうではなく、キューブ、ワゴンＲといった学生的な車も。


数年後、実家はスターレットからオーリスに乗り換えました。ＦＦ車です。
雪ドリでＦドリを覚えました。夏場も結構攻め込みました。
電スロだったか、アクセル踏んでも吹けなくてスピンして吹き溜まりに突っ込んだり…短かったけど、色々と思い出ができました。


就職して、上京して、札幌戻ってきて、色々悩んだ末に、なぜか2009年９月末にアコードユーロＲ買って、一冬越す前に岩手に行くことになって。
当然、一人ぼっちでつらくて、グーグルマップで山道を調べて、とある山で雪ドリを実施して、１８０ＳＸやインテ、インプの方々に話かけてもらえて。
夏場も、今は事故で廃車になってしまったけど、ＤＣ５乗りの人に某山に連れて行ってもらって、綺麗な路面でグリップを楽しみ…。


今思えば、免許取得後、周りの影響もあって、社会人になってもし車を持てる状況になったらVIPセダンを買うもんだと思っていた。
GZG50センチュリーに憧れていました（上京後、東京メガウェブにて念願の試乗が実現した）
でも、学生時代に始めていった地元の某埠頭でシルビア系、ツアラー系の走りを見て、実家から入山口まで数十秒のところにある某山で路面が極悪にも関わらず甲高い音を立てて走り抜けるホンダ勢、もう一箇所のとあるワインディングで信じられない速度でケツを流しつつゼロカウンター的な感じで走る車。
自然と、走りに興味が沸いていました。

アコード納車のあの日、実家から２～３ｋｍ先のガソリンスタンドまで行くにも、恐怖。
ＭＴ車なんて、ほとんど教習時代以来。
毎日、乗り、毎日ヒール＆トゥの練習。冬は、バンパー傷だらけになるほど、アンダカバー剥がれ落ちるほど、走りまくった。

俺みたいななんの才能もない人間でも、なんとかＭＴ車に慣れることができた。
最初は、友達とのドライブでも、シフトショックで横に乗る友達の頭がガクガクしたり、シフトショックがデカすぎて会話中に声が途切れたり、、よくエンストもした。
坂道発進で半クラやりすぎて焦げ臭いにおい出しまくった。


今でも技術的なことは全然だけど、サーキットにも行った。峠も走っている。



走り屋になったきっかけは走り屋。
そういう人多いでしょきっと。
走る場所がサーキットだろうと、峠・埠頭だろうと、はたまた両方だろうと、走り屋を走りを見て乗って、走りの世界に入り込む。
上手すぎる人に、自分の車を運転してもらい俺は横に乗ったことがある、ユーロＲは所詮ユーロＲでタイプＲより遅く、所詮ＦＦだからＦＲより曲がらない。
でも、その人は、当時ドノーマルのユーロＲでＦＤ３Ｓを引き離した。
そのＦＤ３Ｓが本気だったのかはわからないけど、自分のユーロＲが、しかもノーマルでこんなに速いなんて横に乗っていて衝撃を受けた。

車が遅いんじゃなくて、自分が遅いんだと強く思った。
今でも、その人を超えるドライバーに出会っていない。
人が車を操るというより、車が人にあやつれてしまっている…というような感じ(?_?)


自分の車は遅いダメだと思っているそこのあなた
車が遅いんじゃなくて、運転手が遅いのかもしれません。
乗る人が乗れば、今自分で限界だと思っている速さを、軽く越えて速く走ってしまうかもしれません。


今のアコードも、こんな俺に操作されて不満だと思いますが、アコードが喜ぶようなアコードが持つ性能を余すところなく走りに表現できるドライバーになりたい。