亡霊師ーのブログ一覧

モンキー弄り用に製作した、クランクシャフト芯出し（計測治具）の確認をしました。



１/１000ｍｍ　精度のシャフトで計測しました。



１/１00ｍｍ　精度のダイヤルゲージでは。。　針は動きませんね👍



ＯＫでしょう(^^♪


　

モンキー弄りも。。　　１ミクロンの世界へ突入です。











































では。

本田宗一郎さん　＝　凄い男


ヨシムラさん　＝　強い男



プロジェクトX　で放送された・・　　もう２０年も前になるのか・・






ホンダ　RCB　世界で無敵のレーシングバイクに挑んだヨシムラさん。


従業員　２００００人のメーカーに家族８人で挑んだ！　絆は凄い！



鈴鹿８H耐久でフロントフォークの↓　ホィールを固定しているボルトが金属疲労で折れた！　それでも・・　時速２００㌔以上のレースに挑み。。　　優勝♪


もし　自分が監督だったら・・　　レースはリタイアしています。


不屈の精神とは・・　これなんですねぇ。


カムシャフトをグラインダーで削り、オイルストーンで磨き・・　　シリンダーヘッドはガラス？　の↑で面研など・・


ヨシムラさんは、戦争当時　１９歳で航空機関士に最年少で合格♪

ヨシムラさんの集合マフラーはホンダもビックリ　のパワーが出てる！！！

想像ですが、ヨシムラさん　　航空機関士の勉強をしたから・・　　空気の流れの事を知っていたんだと思う。


吸気の脈動効果や慣性など・・　　排気ガスがお互いにひっぱり、シリンダー内を負圧にして、ガソリン＆空気を引き込み・・　パワーを出したのがヨシムラ集合マフラーでした。


世界へ集合マフラーの効果の素晴らしさを教えてくれましたね。



ホンダはビビッて　部品供給を停止しました。


スズキは半年後に販売予定のGS1000をヨシムラに送り付け、鈴鹿８H耐久レースで勝ちましょう♪　と手を差し伸べました。


POP　ヨシムラ


ゴッド　ハンド


家族８人の絆は従業員　２００００人より強いって事です。



本田　宗一郎さんヨシムラさん　　どちらも強烈な方でしたね。





何度もこのDVDを見て、感動しました。。



では。

モンキー系　クランクシャフト　フル加工してます。


クランクピンをプレスで打ち抜き。。　オイル穴拡大＆ザグリ加工しました。


ノーマルのクランクピンのオイル穴は２ｍｍです。











よく巷では・・　　シリンダーヘッドへのオイル穴を２ｍｍに拡大した。　とか聞きますが・・　　あのねぇ　シリンダーヘッドに沢山オイルを送って・・　どうすんの？　何がしたいの？　私には理解できないんですけど。。


オイルを沢山　供給したいのは・・　　クランクシャフトでしょ・・　　クランクピンに沢山のオイルを送りたい👍　は理解できますが。。


クランクピンに送られたオイルはコンロッドビッグエンドのベアリングの潤滑＆冷却＆クッション効果があります。　またコンロッドにはピストンクーラーの溝があり、ピストンピンの潤滑＆冷却　そしてピストン裏側の冷却と・・　エンジン内部で一番　大事な所なんでは？




まあ・・　ウンチクはこのくらいで( ´艸｀)














クランクピン　オイル穴拡大加工＆ザグリ加工　完了♪


画像で違いが判るかなぁ。。



クランクピン外径は１０００/１ｍｍの精度で計測します。













ベアリングのオイルクリアランス＆クランクへの圧入（嵌めしろ）、基本的にはクランクピンは再利用しませんが・・　　廃盤で入手困難になりましたので、芯出し後に溶接します。











芯出し　只今　０．０２５ｍｍの振れ　自分の許容範囲は　０．０３ｍｍ　以下です。


まだまだ終わりませんよ。


バランス取り　ピストン重量に合わせて・・　　さらにバランス率（秘密）を施します👍




ここまで弄って楽しめる♪　エンジンなんて・・　　モンキー系　エンジンは最高の教材です。



長い年月と共に進化し続ける　エンジンなんてなかなか無いですよね。




では・・