いよいよ決まりました～甲子園の組み合わせ抽選会～

いよいよ、100回目の甲子園が始まろうとしています。

地元岡山からは、創志学園が出場します。今年の創志に関しては、史上最強のチームと言っても過言がないぐらい投打に充実しています。
エースの西投手は2年生ながら、身長184㎝体重80㎏と堂々とした体躯から最速150㎞のストレートとスライダーを武器にする本格派。
打線は4番を打つ金山内野手が、5試合全てでホームランを記録。しかも、準決勝の倉敷商との試合ではプロ注目の豪腕・引地投手の150㎞のストレートを広いマスカットスタジアムのライトスタンドへ放り込む長打力を見せ、ピッチャーを兼任する中山内野手も2本塁打を放つ等、バットは振れています。

が…対戦相手は、長崎の創成館はセンバツベスト８の強敵です。
創成館の売りは多彩なピッチャー陣。エース左腕の川原投手は、184㎝の上背から繰り出す130㎞台後半のストレート、スライダー、チェンジアップの精度が高く、左腕の七俵、サイド右腕の伊藤、戸田と面子が豊富な上に力もあります。
このピッチャー陣だけでなく、攻撃もそつがないので、西投手の立ちあがりを突かれて先制されると創志としては分が悪いと思います。
創志としたら、創成館投手陣の変化球への対応がカギとなると思います。センバツで見た感じでは、どのピッチャーもストレートの球速よりも変化球の精度が高いので、変化球のキレに対応できないと苦しいと見ています。

近年は岡山から出たチームは初戦敗退が目立つ中、今回の創志学園は100回の記念大会にふさわしい力のあるチームなので、少しだけ期待はしたいなと思います。