ミスターよ、永遠に〜長嶋茂雄氏、死去〜

ここのところ、転勤やら町内会長の仕事で慌ただしかったので、久方ぶりのブログとなります。

タイトルにもあるように、遅ればせながら、長嶋茂雄氏が亡くなりました。
私の父が小6だった昭和33年にプロ選手としてデビューし、17年間で新人王、首位打者6回、打点王5回、ホームラン王2回、MVP5回と輝かしい実績を残されました。
とにかく、戦後の職業野球的な要素が強かったプロ野球を、国民的スポーツに押し上げた最大の功労者と言っても過言ではありませんでした。
最もインパクトに残っているのは、



昭和34年の天覧試合で、リリーフした阪神の村山実投手から放ったサヨナラホームラン。
あの劇的な終幕で、その後の長嶋 対 村山の名勝負に繋がり、プロ野球界全体を盛り上げました。引退試合の名文句もさることながら、あそこまで走攻守に渡って魅せるプレーヤーは2度と出てこないと思います。戦後の荒廃からの復活途上に現れたスーパースターの存在は、私の親父だけでなく、多くの人の心を虜にしたんだと思います。

監督になっても勝負勘の鋭さと、メークドラマなどの名言を残しましたが、第一期長嶋政権で解任された時に読売新聞の発行部数が40万部減るなど、インパクトは半端なかったですね。

言葉にすれば、尽きることのないぐらい野球界に貢献された方…野球界に1つの時代が終わったんだなあという寂しさを改めて実感しています。