無粋者@tankのブログ一覧

メジャーリーグのプレーオフはリーグ優勝決定戦。
ヤンキースはデトロイトタイガースとの第２戦を迎える中、緊急事態が発生していました。

リーグ優勝決定戦の第１戦、ヤンキースの主将のデレク・ジーターが延長12回の守備で左足首を骨折して全治３ヶ月の重傷。

そして、今日の先発は…

中3日となる黒田博樹投手。ヤンキースの投手陣のやりくり的に黒田投手を中3日で起用せざるを得ない苦しい台所。

その黒田投手。私の予想は6回2失点ぐらいでブルペン陣をフル稼働を予想していましたが、蓋を開けると7回2/3、5安打、11三振、無四球、3失点で投球数103球は立派でした。誤審もありましたが(-_-;)。
何せ相手は…。

三冠王のカブレラ。

3割30本塁打のフィルダーを擁する強力打線。

けど、ヤンキース打線は4安打無得点、イチローも無安打では厳しいです。
しかも、中継ぎ陣も酷かった。黒田が降板した時は0ｰ1でしたが、1アウトを取るのに…。

左腕のローガンは新人のガルシアにタイムリーヒットを打たれ0ｰ2。

右の豪腕チェンバレンは三冠王のカブレラにタイムリーヒットを打たれて0ｰ3。

左のサイドスローのラパダは左打者のフィルダーに四球。

右のサイドスローのエプリーが3球三振でようやく1つのアウトを取る有り様。

結果は3ｰ0でタイガースの勝利。

まだ2戦だけだし4勝すればワールドシリーズに出ますが、ヤンキースのチーム状態では全敗の空気が漂う感じです( ノД`)…。

メジャーリーグもポストシーズンまっただ中、日本のプロ野球も昨日からクライマックスシリーズ(CS)が始まりました。
日本は約1週間の休養がありましたが。
注目しているのは中日ドラゴンズ。
中日の売りは12球団屈指のブルペン陣ですね。


今年はクローザーの岩瀬、セットアッパーの浅尾拓也が途中離脱などありましたが…。




快速球の新人の田島慎二、剛球タイプのソーサ、15セーブのベテランの山井大介、勢いのある武藤祐太など、バライティーに富んだリリーフ陣を形成し、どの展開でも対応できる強みがあります。

確かにエースの吉見投手を欠いていますが、ブルペン陣の厚みを駆使し、早いイニングからの継投ができるのが強みです。

権藤投手コーチは凄いです。現役時代の酷使されて選手寿命が短かった経験から、勝ちパターンと負けパターンの投手起用や投手の調子の見極めは絶妙です。

メジャーだけでなく、日本のプロ野球も緻密さなどがあって面白いです。

メジャーリーグは地区シリーズ最終戦、ヤンキースが粘るオリオールズをオリオールズを破って、リーグ優勝決定戦に進出しました。

イチローは最終戦では、1安打1打点の活躍でした。

ポストシーズンのイチローは、打率2割1分7厘、3打点でしたが、走塁やバントなどの小技や守備での貢献が大きかったです。

しかし、今回の対戦相手はデトロイトタイガースです。

投手陣の核はエースのバーランダーです。最速160㎞超のストレート、カーブ、チェンジアップで三振を奪う本格派です。アスレチックスとの地区シリーズ最終戦では完封を達成するなど、ポストシーズンの防御率0.56は半端ないです。

2番手には今季16勝のマックス・シャーザーが控えるなど、先発陣はヤンキースと遜色はないです。

打撃ではこの2人…。

まず、3番を打つミゲル・カブレラです。メジャーリーグでは45年ぶりの三冠王で、アメリカンリーグ最強の打者です。
彼と勝負を避けようとしても…。

4番のプリンス・フィルダーが控えています。彼も本塁打王のタイトルを獲得していますから、非常に要注意です。
ちなみに余談ですが、フィルダーの父親は…。

阪神タイガースで活躍したセシル・フィルダーです。今は息子さんと絶縁状態らしいですが、彼もメジャーではアメリカンリーグの本塁打王になっています。

タイガースの欠点は…。

クローザーのバルベルデの不調です。シーズン中も不安定な投球内容で、ポストシーズンでもリリーフに失敗しています。

ブルペンを含めた投手陣はヤンキースが上、打撃力ではタイガースですが、黒田投手もイチローも頑張って欲しいです。

最近、野球ネタに走っているneedです。
実は金本選手の引退試合のブログをアップしましたが、私のみん友さんで横浜DeNAベイスターズを応援していた方がいらっしゃいましたので、ちと調べてみたら横浜DeNAは来年は台風の目になると思っています。

金本選手、引退セレモニーで「今年のDeNAは、監督が一番目立っていた」なんて言って…。

DeNAのファンや選手からすれば、↑のような感じだと思います。

とはいえ、今年はアラフォーの活躍が目立ったチームでした。

投手では番長・三浦大輔投手。今年は勝ち星(9勝9敗)、防御率(2.86)、投球回数(182回1/3)とチーム三冠。

打撃は巨人から移ったラミレス。今年は打率(3割)、本塁打(19本)、打点(76打点)とこちらもチーム三冠。
この他、中村紀洋、森本といったベテランも頑張っていました。

でも、年齢的に考えると…若手の台頭が来年のカギかなと思います。
キーマンとなる選手を何人か、挙げてみます。

まず、開幕投手を務めた高崎健太郎投手。今年は7勝10敗、防御率3.20でしたが、来年こそは勝ち負けを逆転を期待しています。140㎞台のストレートとスライダー、チェンジアップのコンビネーションで勝負するタイプですが、今年は好不調の波が激しかったかなと見ています。やはり、三浦投手の後釜の最右翼ですから、頑張って欲しいです。

もう一人は国吉佑樹投手。21歳と若武者ですが、今年は4勝12敗、防御率3.67でしたが、初完封をするなど頑張っていました。
彼の魅力は身長196㎝、体重100㎏と恵まれた体躯から放つ最速150㎞超すストレート、スライダー、フォークです。まだまだ、いろんな課題はありますが、制球力を磨いて来年こそ高崎、三浦と開幕投手争いに食い込んで欲しいです。

打撃では…。

筒香嘉智選手。身長184㎝、体重95㎏と恵まれた体躯から放つ長打力は魅力です。今年は打率2割1分7厘、10本塁打、45打点でしたが、まだまだ変化球への対応などに苦慮しているのかな？と見ていますが、スケールの大きい打者になって欲しいと願っています。
この他、荒波翔や石川雄洋など、機動力のある選手や渡辺直人といった曲者タイプもいます。高卒ルーキーながら1軍出場した高城捕手など楽しみな選手が多いです。

この他にも…。

抑えの山口俊投手を軸に、右腕は加賀、菊池、藤江、左腕はベテランの篠原、林、若手の大原と駒は豊富。

これに福留孝介が加入して攻撃力に厚みが増せば、DeNA、侮りがたしです。

以上、マニアな話でした(-_-;)。

今日は笠岡市で所用を予定より終えて帰宅すると、BSでヤンキースvsオリオールズの中継をやっていました。
今日のヤンキースの先発は黒田博樹投手。初回と2回は無失点でしたが、3回と5回に本塁打を打たれて2失点。
それでも、8回1/3を5安打(2本塁打)、3三振、3四死球、2失点で球数105球でまとめるところはさすがです。

試合の方は…。


2ｰ1とオリオールズリードの9回に、代打のイバニェスが同点本塁打、そして延長12回にもイバニェスがサヨナラ本塁打でヤンキースが3ｰ2で勝利し、リーグ優勝決定戦進出に王手をかけました。


黒田投手は不用意に打たれた2本塁打を悔やんでいましたが、新人とはいえ2人とも身長190㎝前後ですから、少々コースを突いてもリーチの長さで捉えてきます。それでも先発としての役割は十分こなしました。

少し気がかりなのはイチローの状態です。今日に関しては自分のスイングができていなかったですから。明日、頑張って欲しいです。