2016年02月28日

広島カープ・黒田博樹「内幕本」著者が明かす現役続行の驚愕真相
(1)現役続行を決めたカープの熱意
カープファン感涙の衝撃復帰を果たした黒田博樹(41)が現役続行を選択し、今年も背水のシーズンに臨む。満を持して宮崎・日南キャンプ最終クールに登場した男の「もしかしたらプロ最終年」はいかなる展開を迎えるのか──。
「黒田は今年で辞める覚悟で、(自宅のある)ロサンゼルスで、早め早めに仕上がるように自主トレをしてきた。開幕ダッシュを念頭に置いているからです」
と明かすのは、米国在住ジャーナリストである。
昨オフ、球団からの残留要請に悩み抜いた末、現役続行の意思を伝えた。中国放送「EタウンSPORTS」コメンテーターで、先頃、黒田のカープ復帰までの舞台裏をつづった「黒田博樹 1球の重み」(宝島社)を上梓した迫勝則氏が言う。
「そもそも黒田はカープ復帰に際して、3年契約を提示して説得に当たった鈴木清明球団本部長に対し、どうしても1年契約だと主張して(3年契約を)固辞しています。『先のことは考えられない』と。(昨年、一軍登板ゼロだった)ソフトバンクの松坂大輔(35)は黒田と同じ年俸4億円でも、3年契約でしたが」
先の迫氏の著書には、こんなくだりが何度も登場する。
〈入団会見のときにはこうも語った。「どれだけ投げられるか分かりません」〉
〈シーズンに入ってからも、彼は次のような言葉を繰り返した。「いつ潰れてもいいと思って投げています」〉
〈黒田は言う。「本当に1球1球の積み重ねだと思います。いつ最後の1球になるか分かりません」〉
「日本に戻ってもダラダラとやるつもりはない。それが昨年でした。11勝したのでファンは『翌年もやってくれるだろう』と思っていたら、黒田は『燃え尽きました。新しいモチベーションが見つからない。じっくり考えたい』と言って、アメリカに戻っていった。カープファンはびっくりしました。ひょっとしたらここで終わりなのかも‥‥と」(前出・迫氏)
黒田の今季年俸は、破格の「6億円+出来高払い」となった。ちなみに、エース・前田健太(27)の昨季の年俸は3億円である。迫氏が続ける。
「これは黒田に辞めてほしくない、との願いからの金額です。鈴木本部長は『この6億円は(11勝8敗の)成績の査定ではありません。アメリカからの復帰が社会現象になって、球団に大きく寄与しました』と言っています。そんなにお金がある球団ではないことは、黒田は入団時から知っている。カープから6億円をもらうというのは特別なことであり、本来ありえないことなのです。それを黒田はわかっている。だから『僕が前回いた頃のカープからは考えられない契約をしてもらえた。カープであるからこそ、この金額に意味があります』とコメントしたのです」
(2)199勝で終わってもユニフォームを脱ぐ
黒田は名球会入りできる日米通算200勝まであと7勝として、シーズンインする。
「黒田はひょっとすると、本当は壊れたいんですよ。壊れたら引退できるんですから。あるいは成績が振るわず、打たれてしまったら。昨オフ、若い選手たちから『もう一度、一緒にやりたい』という言葉をもらったことで、辞める理由が見つからなくなった。今年10勝しなかったら恐らく終わりでしょうね。9勝、8勝ならピタッとユニホームを脱ぐと思います。もし6勝で終わっても、通算199勝で引退すると思いますよ。2000安打まであと29本の新井貴浩(39)は『カープで優勝できるなら、1999本で終わってもいい』と言う。黒田もまったく同じです」(迫勝則氏)
そんな黒田の今季のピッチングには、昨年とどんな変化が現れるのか。迫氏はさらに言う。
「昨年打たれた打者にどう対策を考えてくるか、楽しみですね。例えば、ヤクルトの山田哲人(23)。あるいは中日戦でも打たれたし、左打者にはよく打たれました。黒田はメジャーの打者よりも日本の打者のほうが手ごわいと思っていることでしょう。勝負魂、美学を見せてほしいと思います」
だからといって、マエケンが抜けた穴を黒田に頼るべきではない、と迫氏は主張するのだ。
「1人の投手で埋めるのは難しい。野村祐輔(26)、福井優也(28)、大瀬良大地(24)の3人が束になって、各自が3、4勝を上乗せしないと。黒田の役目は、彼ら選手たちに戦う姿勢を見せることです」
だが、そこは「男気」が代名詞となっている黒田。昨年の勝負どころでは、みずから投手コーチに中4日登板を直訴したというが、
「あれはマエケンが(中4日で)いこうとしないから黒田がいったんです。マエケンは妻に『肩は消耗品だし、メジャーに行くんだから』と諭され、中4日登板を止められました。黒田は『だったら俺がいく』と」(広島OB)
それでも昨年、CSに進出できなかったことに、
「黒田はものすごく責任を感じています」(前出・迫氏)
「ワシは優勝したいんじゃけ」と話す松田元オーナー(65)は、黒田に対しては「好きにやってくれたらええけぇ」と言っているという。
「プロ野球人生における最後の1球」がヒタヒタと迫りつつある黒田。四十路の体にムチ打って、獅子奮迅の投球を見せてくれることだろう。[完]
個人的に、「マジかよ」と思った内容は↓です。
>「あれはマエケンが(中4日で)いこうとしないから黒田がいったんです。マエケンは妻に『肩は消耗品だし、メジャーに行くんだから』と諭され、中4日登板を止められました。黒田は『だったら俺がいく』と」(広島OB)
>それでも昨年、CSに進出できなかったことに、「黒田はものすごく責任を感じています」(前出・迫氏)
マエケンに関しては、メディカルチェックで肘の異常が見つかったとのことですから(-_-;)。
でも、黒田一人でどうにかなる世界ではないし、そんな事になったらカープは厳しいと思います。ヤンキース時代がいい事例で結局、1年通してローテーションを守ってきた黒田がエース格に祭り上げられる事態、チームが重症でしたから(-_-;)。
黒田自身、最後の勝負である事は間違いないでしょうけど、個人的には1年通してローテーションを守ってくれたら万々歳ですし、マエケンや開幕に間に合わない大瀬良の穴を埋めてくださいというのは酷な話です。
でも、この1年、黒田の勇姿が見れるだけでも、野球ファンからしたら幸せな限りです。
Posted at 2016/02/28 20:54:04 | |
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2016年02月25日

広島・大瀬良 開幕アウト「右肘内側側副靱帯部分損傷」の診断
デイリースポーツ 2月25日 17時54分配信
広島は25日、右肘の違和感を訴えた広島・大瀬良大地投手(24)について、病院での診断結果を発表した。今月22日に広島に戻った後、市内の病院でレントゲン検査やCT、MRIなどを受け、総合的な判断として、23日に「右肘の内側側副靭(じん)帯部分損傷」と診断された。
安静加療期間は2週間。その時点でスローイング再開の可否が判断される。松原チーフトレーナーは「このままの状態で開幕に合わせるのは難しい。いい状態で残りのシーズンを復帰してもらうために、再発しない方法を考えていきます」と説明。完治を最優先に、慎重にリハビリを進めていく。
これによって開幕の望みは絶たれたが、緒方監督は「検査結果は最悪のものではない。沖縄に来て、外れた時点で(開幕は)ないと思っているからね」と話した。[完]
昨年、中途半端な配置転換ほど危険なものはない~大瀬良大地~でblogを書いていましたが、シーズン途中からの配置転換はリスクがある上、大瀬良のキャリアの浅さ故の懸念が悪い形で当たりました。個人的には前田健太が抜けた穴を埋める最右翼と言っても過言ではなかっただけに…広島には痛すぎる話です。

もう…↑の人に頑張ってもらうしかないのかなと(-_-;)。ジョンソンもいますけど…(-_-;)。
ただ、広島も野村前監督時代から今村、中田廉と期待の若手ピッチャーが怪我とかに悩まされている現状を見ると、何とも複雑な気持ちです。
それだけに、記事の最後にある緒方監督のコメントが一番、腹が立ちますが(`Δ´)。
Posted at 2016/02/25 21:35:30 | |
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2016年02月19日

タイトルは冗談半分ということですが…(-_-;)。
黒田塾、フォーム悩む大瀬良へ「下半身こう使え」
日刊スポーツ 2月19日 8時3分配信
男気(おとこぎ)道場だ。広島黒田博樹投手(41)が18日、宮崎・日南キャンプでフォームに悩む3年目の大瀬良大地投手(24)を“初指導”した。下半身の使い方を重点的にアドバイスした。自身も予定にはなかった2日連続のブルペン入りで80球を投じた。明日20日からは沖縄での2次キャンプに入る。
黒田はいてもたってもいられなかった。ブルペン後の新屋内練習場で大瀬良を呼んだ。ノックが始まるまでの約10分間。身ぶり手ぶりの男気道場が幕開けした。「状態がよくないという報道が出ていたし、周りからも聞いていた。アドバイスしてみようかなと。僕自身のチェックポイントを伝えた」。日米通算193勝右腕の初指導だった。
伝えたのは右足全体でプレートを使うこと。大瀬良は左足を上げた後、体重移動の際に軸足の右膝が前に出る癖があった。それによって体の開きが早まり、力を込めると上半身が前に倒れ込んでしまっていた。大瀬良は「1つ気になったと言って教えてくれました」と明かす。昨季は機会がなく、初めての指導だった。
前日から見ていた。大瀬良が登板したフリー打撃中、黒田はランニングメニューをこなしていた。「全然問題ないと思った。チェックポイントを1つ持っていれば、あれだけのボールを投げられるし、問題ない」。サングラスの奥から見えた感想を伝えた。さらに続ける。「毎年体も違う。新しく作り上げればいい。何かひとつでも彼のプラスになってくれれば」。取捨選択も大瀬良の自由だ。
自身も今日19日の休日を考慮し予定になかったブルペンに2日連続で入った。捕手を座らせて80球。新球チェンジアップも試した。20日からは沖縄に場所を移す。「打者の反応を見ながらやっていきたい」。レジェンドのエキスが広島に広がっていく。【池本泰尚】

ドジャース時代、今やサイヤング賞候補の常連になったクレイトン・カーショウを指導しているから、若いピッチャーへの指導は見慣れた?光景ではありますが。
ただ、カープのピッチャーなんかは幸せだと思います。昔だったら、優れた選手の技術を見て盗めと言われていた時代ですからね。そう言う意味では、黒田が自ら指導するなんて有り難いことです。
ただ、教えを乞う側からしたら、大切なのは自分を知るということかなと思います。やはり、自分の特徴を知り、そこで受けた指導を、自分の中で取捨選択できる能力がないと折角の指導も無駄になります。
その点では、カーショウはすばらしい選手です。体格も違うし、タイプも本格派で、左ピッチャーという違いがあり、尚且つ言葉や生活習慣とか違うのに、黒田から学んだことをしっかり生かしてキャリアアップしていますからね(-_-;)。blogを書きながら気付いたことですが(笑)。
Posted at 2016/02/19 19:50:19 | |
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2016年02月18日

永田町も不倫疑惑の騒動が鎮まりつつあるかなと思ったら、新たな騒動の火種が起きているようです(-_-;)。しかも、今回は外交問題に発展しかねないネタです(>_<)。
丸山氏発言「尊敬の念がほとばしった言葉が、なぜ人種差別の言葉に…」 批判は「不条理」
産経新聞 2月18日 19時22分配信
参院憲法審査会でオバマ米大統領への人種差別と取られかねない発言をした自民党法務部会長の丸山和也参院議員は18日、記者団に「人種差別の意図はまったくない。批判されることは不条理で残念だ」と述べ、議員辞職を否定した。「あえて政局という意味で(発言の意図を)無視して批判するということであれば怒りも覚える」とも語った。
党の役職の辞任については「党の運営のことだ」として明言を避けた。
丸山氏は、17日の審査会で、オバマ氏について「今、米国は黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ」などと述べた。だが、丸山氏はこの発言について、奴隷制度の歴史を乗り越え、黒人であるオバマ氏が大統領に就任するに至った米国をたたえたつもりだった、と釈明。「自己変革を遂げた米国への尊敬の念がほとばしった言葉が、どうして人種差別の言葉になるのか。驚きだ」と語った。
この日、民主党など野党3党が丸山氏の議員辞職勧告決議案を参院に提出したことについては、「良心において恥じるところは何もない。『良心対良心』の問題であり、私は受けて立つ」と述べた。
一方で、「未熟で不十分な発言だったと反省している。今後は発言に磨きをかけ、慎重にやる」とも述べた。
丸山氏は同日、審査会の委員を辞任。審査会の幹事懇談会では「人種差別の意図はまったくなかったが、言葉足らずだった」と陳謝した。

言葉足らずとか、マスコミのトラップとか、そんな次元じゃないですわ(-_-;)。
アメリカが変革の国だから憲法改正に繋げようとしたのか知らないですけど、かりにもアメリカ大統領の面子を潰すような言葉を引用して…安倍政権とアメリカとの関係を考えたらゾッとしますよ( ̄▽ ̄;)。
今頃、外務省も官邸も、アメリカに対して如何に釈明し、赦しを乞うかで徹夜で考えていると思います。
これ、丸山氏が議員辞職しないと…1議員の辞職だけで済む話ではないでしょうね(-_-;)。
Posted at 2016/02/18 21:55:09 | |
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