
新橋旧停車場で鉄道会社とプロ野球に関する企画展が開催されていたので行ってきた。
野球は好きなスポーツなのとおおまかな歴史も知っているのでどんなものかと思ってね。
鉄道会社が起こしたり買収した職業野球(プロ野球)は阪急(現オリックス)と阪神で、その後西鉄(現埼玉西武)や南海(現ソフトバンク)、他には近鉄(2002年にオリックスに吸収)、東急(現日本ハム)、国鉄(現ヤクルト)とあって現在は阪神と埼玉西武だけが残っている状況。
鉄道会社が球団を持つのは会社の宣伝効果と共に球場を自前で建設し、球場周辺の開発を含めて総合的な沿線に人を集め住まわせるという狙いがあったものと展示で解説していました。
で、アタスのご贔屓球団のライオンズとは別に昭和初期に有馬頼寧(有馬記念の発起者)さんがオーナーとして「東京セネターズ」という球団を発足させ現在の上井草に球場を建設し、西武鉄道が運営にかかわっていたというのは知らなかった。
セネターズはその後、昭和30年代の映画勃興期に東映が買収し「東映フライヤーズ」、「日拓ホームフライヤーズ」と名前を換え昭和40年代にに日本ハムが買収し、北海道に移転して現在に至る。
今回この展示を見る理由は私の住んでいる武蔵野市にもプロ野球のチームの球場があって名前は「国鉄スワローズ」、国鉄が球団を持つことは営利状不適切(国営)なので国鉄の外郭団体が所有する形で球団経営がなされていた。
グリーンパーク武蔵野競技場というスタジアムが昭和30年代に旧中島飛行機武蔵野製作所の跡地に完成。さらに国鉄三鷹駅から中島飛行機工場への連絡線を利用して旅客運転が行われ、試合日は東京駅から直通運転も実施されていた。
球場の位置が武蔵野の雑木林の中にぽつんとあって交通の便が都心から悪いのと、砂塵が待って選手や観客から苦情があり1か月ほどで球場は閉鎖され後に解体。線路は昭和34年頃に旅客休止扱いを経て撤去された。
国鉄スワローズは神宮球場に本拠を移転させその後、産経が買収。「産経アトムズ」(アトムズとは産経新聞で連載とフジテレビで放送していた鉄腕アトムから)「産経スワローズ」を経てヤクルトが買収し現在の「東京ヤクルトスワローズ」に。
昔、祖母がヤクルトスワローズをいつも「国鉄」って言ってたのはあとから分かったことだけど子供のころは分からんちwww
鉄道だけに話が脱線しちゃいましたが(転覆トリオなんか船に乗れなかったらいしいしww)なかなか面白い企画展でした。
帰りはカレッタで父に焼酎買って帰りました。父の日でしょ今日は。
ブログ一覧 |
おさんぽ | 日記
Posted at
2015/06/21 17:49:28