鶴ヶ城の中で
係の人と少し話をした。
母の実家が
白河なんですと話したら
「小峰城って言うんだけど
そっちも行ってみたら?」
と言われ
灯台下暗しでしょうか
両親にとっては当たり前すぎる場所だったのでしょうけど
白河にお城があること自体
自分は知らないし
行ったことがなかったのです。
9/6の同日
鶴ヶ城から小峰城まで早速向かうことにしました。
位置関係はこんな感じ
途中橋の上から
渓谷に立派な建物が見えました
ここはどかと言うと
芦ノ牧温泉でした。
バス停の向かい側に
湧き水?らしいところが
暑いから顔でもあらっちゃおうかな・・
触ってみるとあったかい
・・・
そうか温泉だったんだと気づきました。
会津と出会いを結び付けたのね。
橋の上から渓谷を見ましたが
橋(道路)を挟んで反対側は
廃墟になったホテルなどが目立ちました。
芦ノ牧温泉
その当時?
温泉歓楽街だったような場所も
一部廃墟となっていました。
・・・・・・・・・
2019,9 鬼怒川廃墟ホテルより↑
芦ノ牧温泉を見ていると
なんだか鬼怒川を思い出すなぁ・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
途中
羽鳥湖をスル-して
白河駅に着きました。
今や人工透析患者となり
独り暮らしの
90になる母は中島村(滑津村)出身で
街へでると言ったら白河だったのでしょう
よく白河の話をしていましたが
自分はいつも?
ロ-タリ-の有るこちら側しか
見ていなくて
反対側へ行ったことがかったんですよね。
母の実家のある白河、中島村(旧滑津村)は
TMネットワ-クの小室哲哉さんが手がけた
時計台くらいしか自分は知りません
白河駅の反対側へまわると小峰城がありました。
今は工事をしていて入れるか心配
鶴ヶ城も小峰城も石垣を除いて再建されたものです。
正面側は発掘かなにか工事されていましたが
石垣沿いに周りを歩いてみました。
坂道(上の写真)でしたが
杖を突いて(下から上がってきたであろう)散歩中の
ご年配の婦人に追いつきました。
(75~80前半かなぁ)ご婦人
(babaとは言わないで)に話しかけました。
(若いお姉さんに話しかけたら通報されそうだけど
これくらいの年齢なら大丈夫だろうと・・)
自分)いつも散歩されているんですか?
婦人)足が悪いけど
なるべく歩いて体力つけなくちゃと思ってね・・
自分)いやいや、その気力が凄いですよ。
婦人)主人も上から下りてくるわ
(お城の外周は傾斜になっていた)
(そのとき上の方からご主人が下りてきました。)
自分)こっ・・こんにちはぁ💦
いっ・・今奥さんの気力が凄いですねと話をしていたんです。
(何故か言い訳っぽい)
ご主人)ここは初めてなの?
自分)そうなんですよ。
いま、この前に会津の鶴ヶ城見てきましてね・・
母の実家が白河なんですが
駅の反対側は全く知りませんでした。
ご主人)そう。
桜の時期もいいよぉ・・
(奥様以上に体力と足がおぼつかない様子のご主人)
ちょっとまってね
僕も足が悪いのでちょっとよっかかって
(そういって垣根に寄りかかり
携帯を取り出し
桜の小峰城を見せてくれました。)
携帯画像で見る
お城(小峰城)と桜は
やはり想像していた通りで
凄い奇麗な写真でした。
ぐるっと回って
中庭のような場所に出ました。
天守閣へ上がろうとしていた時
ちょうどこの門の裏側の場所ですが
また別の老夫婦がいました。
今度は先ほどよりも年配(85は回っていると思う)
手を繋いで仲良さそうだなと見ていました。
(介護の意味で手を繋いでいるとも見えた)
天守閣へ上がろうとしていたとき
おばあさんが
「お父さんどこへいっちゃうのぉ~」
と旦那さんを呼んでいました。
繋いでいた手をほどき
ほんの数メ-トル離れました
自分にも
おばあさんの心細い気持ちが届いてきました。
自分は思わず駆け寄り
「大丈夫ですかぁ」と声をかけました。
ご主人は出口を探しているようでした。
自分:そっちは行けないと思いますよ
寡黙な感じのご主人が戻ってきました。
そこへ係の人が来て下りる場所は
一か所しかないとのこと。
そして
老夫婦に「休みながら行きましょうね。
気を付けて」と別れを告げました。
老夫婦が心配でしたが
そのまま天守閣へ上りました。
上から見下ろすと発掘調査みたいなことをしているようでした。
急な階段を上り
3階建てでしょうか
天守閣まで行きました。
表にはでられない構造でしたが
涼しい風が入ってきました。
床の板が可動式で下が見えます。
スリットのような窓
なるほど障子戸があったのね。
なんとなんと
撮影時には全く気付いていませんでしたが
いまブログ編集中に気づきましたが
その老夫婦が写っていました。
中央右寄りのところです。
コウモリ傘をもった老夫婦が・・
このあと
天守閣を見て
城を下りて行き
駐車場へ戻ろうとしたとき
偶然
この老夫婦を発見しました。
(かなり時間が経っていました)
「大丈夫でしたかぁ
よく下りてこられましたねぇ」と
声をかけました。
(どっか途中でひっくり返っているんじゃないかと思っていましたが)
その後も心配だったので
駐車場まで付き添いました。
これから郡山まで帰るそうだ。
車に乗り込むところまで見届けたら
ご主人が立派な桃と梨をくれました。
当然そんなつもりじゃなかったので
遠慮しましたが
もっていってくれと・・
有難く頂戴しました。
ウチなんか手を繋いだら
気でも狂ったのかとひっぱたかれますけどね。
...
もう16時ころ
このまま
「いわき洗い越し」まで一気走りだぁ
でも80km以上あるのよね。💦
↑ 2023、7 いわき洗い越し (長男からの画像提供)
昨年長男が行ってきたよと言うので
全国に数か所あるらしいですが
いわきなら関東エリアから近いし
自分も行ってみたいなと思っていました。
こんな景色を追い求め・・・
取り急ぎ「いわき」まで行って確認
そこで車中泊
翌日撮影しようかな・・
ガンガン走りまくって
17時30分
洗い越し到着
・・・・
ところがところが
あじゃ~!
洗い越しは消滅してしまいました。
意気消沈・・・
これ以上写真を撮る気力もなく
まことに残念でした。
しかし確認できたので納得しました。
.
Posted at 2024/09/13 16:15:05 | |
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