6年ほど前の初夏。
中央道をサンダーバード飛ばして岐阜に。
日本ピンボール博物館主催の
「大宇宙銀河系ピンボール交流会inJAPAN」
に参加するためです。
ビデオゲームも好きですが、
私はピンボール大好きなのです。
でもパチンコは嫌いです。
こんな記事を読んだからでした。
最近はゲームセンターにもボーリング場にもピンボール1台も置いてません。
悲しいです。メダルゲームはまだ置いてる現役なのにね。
新東名がまだ完全にできていなかったので、岐阜までアプローチがとても
めんどくさい。
朝10:00、岐阜レトロミュージアムに到着。
大会参加者の皆さん、さすがに渋い中年ばかり。
軽いランチも用意されててシャンパンでゲーム開始です。
各自好きなピンボールをプレイし、最高得点を出した人はポストイットに
点数をメモして台に張り付けておくルールです。
最後まで首位をKEEPした人がその台の優勝者で、最後商品が渡されます。
皆さん見た目は紳士淑女なのに、ピンボールマシンを目の前にして
勝負になると目つきが鋭く光り戦士に早変わりです!
家内もプレイします。
しかし別に私の付き合いで来ただけで、まったくダメダメです。
一投目からかすりもせずにミスするへたっくそです。
私も上着を脱いで勝負です。いざ!
昔は日本もSEGAやTAITO、データイーストがオリジナルのピンボールを
開発していました。
でも最近は上記のような国内メーカーは撤退しており全く作っておらず、
ウィリアムやアタリという米国のメーカー製品も輸入しておらず、
新規のピンボールは皆無な状況です。
うーん、こういうパネルのデザイン、カッコイイなぁ。
もはやアートだな。シビレルね!
自宅にも置きたいけど、ピンボールはバネやゴムなど、日ごろのメンテを
非常に多くしなければならず、とても私じゃ維持ができそうもありません。
テレビゲームよりもよほど繊細な「機械」です。
わかる人たちがこういう博物館を作って所持してくれる方がよっぽどいい。
これが日本に現存する、プレイ可能な最古のピンボール。
「TIC.TAC.TOE」
木枠で、弾もバネで飛び出すのではなく、手で押し出す機構です。
素晴らしいレストア度だな!
80年代以降のLSIが搭載のコンピュータ制御しているギミック満載の
ピンボールマシンも良いのですが、今回いろいろ遊んでみて、
それ以前の年代の機械式ピンボールは良い味出してるなーと感じました。
いわゆる、ガチャガチャチーンチーンというピンボールね。
スコアボードも発光ダイオードではないメーターリボン式のヤツ。
なんかね、弾と遊んでる感がひしひし来るんですよ。
最近のテレビゲームとか(特にWiiくらいから)どうも遊ばれてる感や
遊ばさせてやってる感が強い気がして来て、一切しなくなりました。
懐古主義なのかなあ?まいいや。
昼食をはさんでプレイ時間はあと2時間。(15時終了)
ピンボールだけでなく、レトロテレビゲームや、オルゴール、ジュークボックス
なども動く状態でレストアされて展示されていました。
ラストスパート。家内も頑張ります。
が、見てると打ち方がとてもおかしい。
左右ボタンをかたくなに一緒に押す人のようで、これはテクニックとして
かなり良ろしくないのです。
でも絶対そんなヒント教えてやらない!
ゲーム終了です。
参加者の中には全米優勝者もいまして、結構な台で最高得点をあげられてて
総合優勝されていました。
素晴らしい。
私はと言うと、セガの「SAPPORO」という台で74290点のハイスコアを
叩き出し、このマシンでは最後まで1位をキープできました!
拍手!パチパチパチ。
もう1台、ジェネシスというピンボール台も途中まで1位だったのですが、
最後の30分で抜かされて2位になりました…。
2位とは敗者の一番と言う意味だ!無念。
家内はダメダメでした!
あまりにも力が入りすぎたようで、月曜日は肩が痛いと苦しんでいました。
ピンボールで筋肉痛の人初めて見た!
16時に解散となりました。
あー、むっちゃ楽しかった!!
岐阜レトロミュージアムのある美濃近辺はのんびり良いところですね。
すぐ隣も田んぼで、アマガエルやカブトエビがいて、なんとも落ち着く
所です。
ちなみにすぐ近くに「モネの池」があるので立ち寄って帰りました。
ほう、これか!
なるほど、これは実際見るより、写真に撮った方が綺麗に見えるだろう。
水が透明度高いので汚いわけじゃないのだが、1枚の画像にした方が目を奪われる
なにかあるな!
ほら、こんな感じ。
たしかに油絵に見える!。
海外で有名になるわけだな。
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Posted at
2019/06/01 00:00:42