
先日の土日と、ちょっと長野の伊那まで出向き、
家内と2人でプチキャンプしてきました。
このキャンプ場は宿泊者にはドラム缶の風呂を
無料で使用させてもらえるのでそれ目当てで。
食材を持ってハスラーで向かいます。
8/18土曜日は雲はあるけど天気は良かった。
伊那ICで降りて南アルプスを目指します。
キャンプ場に到着。まずはチェックイン。
一泊だけのプチキャンプと考えてたので、テントも寝袋も持ってきてない。
小さなコテージを借り、火おこしもめんどくさいのでガスストーブで飯作る予定。
盆休み最終日の土日なので人が多いかと思ったら、めっちゃ空いてた。
まずはキャンプ場に隣接されている釣り堀へ。
竿は無料で、ニジマスは釣れた分を買い取る方式。
実はここで1匹も魚が釣れなかったら、再度ハスラーを出して下界まで降りて
食材を買ってこなければならない。
家内、頑張って2人分食材手に入れてねー。
家内が釣りに格闘中、私は日陰で休んでる。
朝早かったから眠いんだよ。
おうおう!2匹ゲット!最初釣れないからこりゃ買い物かな、と思ってたけど、
場所を何度か変更したら立て続けに大ぶりなニジマス2匹が釣れました。
でかした、家内! なんかへっぴり腰だけどw。
夕飯のメインの食材はこれで手に入ったので、そろそろメインイベントである
ドラム缶風呂に入ってみるか。
バケツリレーで川から水を運ぶ。
これが非常にタイヘンだった。
ドラム缶に水を入れるため川とドラム缶の往復20数回ほど。ヒーこら。
両手バケツ持ちだったから片手なら50往復だな!
何とか7分目まで溜めた。もーTシャツの中、汗だく。
川の水が冷たくて手足を冷やせるのが助かった。つべたくて気持ちいい。
次に火をおこしましょ。
薪はもってきてなかったけど、前使った人が使わなかった薪を置いて行ってるし、
着火剤もなかったけど、打上げられた松の流木が非常に良い着火剤になってくれて
無事火が点きました。
松ぼっくりって松脂含んでいるから非常によく燃える!
でも煙がかなり出る。煙い!
まあ要領は田舎の五右衛門風呂と同じでしょ。頑張る。
30分くらいで何とか適温になりました。40度くらいか?
足場の床板を入れて準備完了です。
大自然ヌードになってドラム缶風呂を楽しまさせていただきます。
むほほー良い湯じゃないかー。汗だくだったから気持ちいいー。
家内も入ります。
目の前は流れる小川。日もだいぶ暮れかかって夕方の入浴。ヘイ最高!
泉質はわからない。四徳川に流れてる水かな。
ミネラルとかいろいろ溶け出してるだろうから、これも鉱泉だよね。
人が少なくてとても良かった!夏休みの子供が多いと思ってたけど少ない。
ドラム缶風呂を堪能しました。満足した!
入浴し終わって、すでに夕暮れなので急いで夕飯の準備を。
バーナー持ってきてるので火おこししなくても良いし、自宅感覚で調理します。
メスティン持ってきたけど、お腹空いてて2合焚くことにしたから飯盒を使う。
飯盒を使うのは私はプロだぜ!
チリチリとか音を聞いて火の調整、とかめんどくさくてしません。
はじめちょろちょろ中ぱっぱ、とかもめんどくさいので最初からガス強火です。
私のやり方は強火でグラグラ水が沸騰した時点で弱火にして14分。
ふたも開けて米の状態を確認もします!
この方法で絶対、米は失敗しませんて!
14分経ったらガスから離し、飯盒ごとタオルに巻いて蒸らし。
関係ないけど、ハスラー、こういう場所だとなんか写真映えするな。
さすがコンセプトが遊びのアウトドアの車だからな。
家内は釣ったニジマスを香草焼きに。
釣った直後にハラワタ出して、すでに塩で臭み&ぬめりは取っています。
腹に香草を詰めて、ローズマリーやバジル振りかけてオリーブオイルで焼きます。
塩コショウ、レモンで味付け。ポン酢も少々。
ニジマスってイワナや鮎と比べて塩焼きにしたら一段低い味の魚なのに、
こういう揚げ物とか香草焼きにしたら格別の味の魚だな!
完成。
マスの香草焼きと、タコとエビのアヒージョ、と飯盒ご飯。
ご飯はかなり美味く出来てるぜ!美味しい。
下品だがアヒージョかけご飯は最高に美味いな。これはたまらん。
いただきまーす。
日が暮れる前に食事の準備ができた。ビールで乾杯。
大勢でキャンプすると皆が持ちこむせいか食材が余りまくるけど、
2人だといつもの一食分なのでちょうど良い。食材も無駄にならないわ。
飯食ってコーヒー飲んで、焚き火を起こしているわけでもないので団らんもなく、
すぐにコテージに入って寝るよ。
キャンプファイヤーとかするわけでもないしな。
もう今日やる用事が何もありません。
布団で転んでスマホをするくらいで夜が更けていきます。
次の日の日曜日。
プチキャンプなので片付けるものも少なく、テントもないし灰の処理もない。
荷物をハスラーに積み込み、伊那のキャンプ場を引き上げます。
鹿塩温泉へ行って立ち寄り湯を楽しんで帰りましょうか。
秘湯を守る会の山塩館は、その名の通り湧き出る温泉を湯がくと塩が取れる、
泉質は強食塩泉という山奥なのにすごいしょっぱい温泉。

が、残念な事に本日は日帰り入浴は不可との看板が玄関に!
うわーん、マジか。まだ盆休みの最終日だからやってると思ったのに!
温泉塩の湯に入りたかった…。次、いつか宿泊に来よう!
南アルプスと青空。
でも希望の温泉入れなかった…。残念。
一応、道の駅で温泉から採れる塩だけ買ってお土産に帰ります。
ネットで調べると、鹿塩温泉の隣の山の信州小渋温泉という温泉に
日帰り入浴をやっている赤石荘という旅館がある事がわかる。
山塩館よりもちょっと山奥だけど行ってみよう!
これが赤石荘の露天風呂。
泉質はナトリウム-塩化物炭酸水素塩冷鉱泉。
山塩官ほどしょっぱい温泉ではないし消毒臭も若干するけど、風景が素晴らしい!
大鹿村の山と小渋川渓谷から眺める雄大な景色やねー。
残念ながら海水に匹敵する塩分濃度の高い温泉は楽しめなかったけど、
中央アルプスまで望むことが出来る開放感溢れる露天風呂は悪くなかった。
あー自然のそよ風が心地イイー。
キャンプ場もこの湯も、人が意外と少なかったのがとてもよかった。
湯を楽しんで、どうせ今日は大渋滞が始まるだろうから早めに帰宅しました。