"Mayday" in May day ?／国際線の機内にて

あやうくシベリア送り（？）
になるところでした・・・
　　マヂで！（;°◇°)


【　某・空の玄関にて，こんなのを発見！（爆）


　　・・・実は，たまたま休暇だったという，あのT氏が私の渡独に際して
　　見送りにきてくれた1コマです。
　　しかし，すぐ目の前にテロ警戒中の警察官がいたのにクルマを停めるとは
　　いい度胸をしてますね （＾◇＾）

　　とりあえず，彼のアツい気持ちも一緒に，現地へ持っていくつもりで
　　それでは，いざ渡航です！　】　


【　今回は，昨年の帰路でも搭乗したA380-800に
　　往復とも搭乗予定です。
　　さすが現時点で世界最大の旅客機だけあって，間近で見てみると
　　本当にデカい機体ですね！
　　600人近くを一気に運ぶことができるだけのことはあります。　】


【　定刻通りにA380は出発。
　　途中特に大きな揺れもなく，安定した飛行を続け
　　3時間ほど過ぎたあたりで，お待ちかねの昼食が供されました。

　　やはり 国際線と言えば，機内食が楽しみ ですよね～♪
　　今回は日系のエアラインではなかったので当然・・・そのお国柄のものを
　　敢えてチョイス (^_-)-☆　　】


【　この日のメインディッシュは 牛肉の煮込み
　　付け合せは赤キャベツとクネーデル（Knödel）

　　Knödel は，いわゆるジャガイモ団子のようなもので
　　食感的にもイタリアンで使うニョッキに近い感じでしたね。
　　それと赤キャベツは，まさに独逸ならではの素材で，見た目は
　　しば漬けのように，酸っぱそうに見えてしまうのですが，食べてみると
　　フツーにキャベツの食感でした （＾ｕ＾）

　　そして普段全くアルコールを嗜まない私がチョイスしたのは
　　当然！ ゲルマンなプレミアムビール です♪

　　旅行気分ということもありますが，やはり上空3万フィートで飲酒をすると
　　テキメンに酔いが早くなりますね(笑)
　　おかげで，ほどよく食後は睡魔に襲われてきました zzz　　】



【　昨年，映画館で見た映画『 のぼうの城 』が機内で楽しめるということで
　　食後に鑑賞していたのですが，気がつけばすっかり眠っておりましたw

　　機内は薄暗くなっていて，そのまま二度寝を決め込もうとした時に
　　突如，ナニやら機内アナウンスが流れてきました。

　　・・・どうやら機内でトラブルが発生した模様。
　　こういう経験に，何故か私は学生時代から，たまに
　　出くわす宿命のようで（苦笑）　まさか海外でも同様のケースに
　　ぶつかるとは予想外でした。

　　ここはしばし考えてもよかったのですが，気がつけば近くのCAに
　　声をかけておりました。
　　条件反射とは恐ろしい（汗）　　】


【　とりあえず様子だけでも探ってみるかと，現場へ行ってみると
　　そこには・・・

　　よろしく！ ブラックジャックさん ♪ （＾ｕ＾）

　　と言わんばかりに，ご丁寧にも こんなモノが！（驚愕）　　】


【　そうだった，国際線には世界共通で緊急用キットが搭載されていたのでした。
　　既にキットは，開封する資格を持つチーフパーサーの手によって
　　いつでも使える状態にあり，気がつけば
　　すっかり周囲からの視線で，釘付けとなっておりました（汗）　　】


【　まさに・・・ 12話 でいう （←謎）

　　「 あとには退けない戦いです！」

　　的な，始まりとなりました (｀Д´)
　　さて，たった1人でこの事態に対処しなくてはならなくなりました・・・　　】


【　とりあえず，武器がなければ戦えないのと同じで
　　まずは手持ちの資機材をチェック！　】


【　・・・う～む，普段はゼッタイに開封されない代物だけに
　　なかなかキットの中には，イロイロとブツが収納されているようです。　】


【　処置などをして出た，アブナイもの（！）は，この中に入れるようです・・・
　　ちなみにN95マスク（謎）などは，装備されておりませんでした(・ω・)　　】


【　さて，駆け出しの頃のように歯にダメージを与えてしまわないよう（！）
　　ジェントルな操作ができるのかどうか・・・((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
　　補足） このブログに上げているように，この道具の出番は，実際はありませんでした （安堵）
　　　　　というか，本当に必要だったら，まずは真っ先に開封してますからっ！ (・_・;)　　】


【　アンプル類だけでも，これだけのものが細かく入っておりますが
　　確かに腕の覚えのある人なら，ある程度のことまで対処は
　　できそうな予感がするリストでした。

　　だがしかし，私は日本人。
　　しかも日系エアラインではないため
　　ココは既に国外の扱い。
　　すると一介の民間人（？）に過ぎないのですが・・・ (￣∇￣;)　　 】


【　※ プライバシーの問題もあり，明言は避けますが
　　とりあえず初期対応をしつつ，CAさんにアシストをしてもらいます。
　　やはり専門職ではないので，少々もどかしい場面（電池容量不足など）
　　もありましたが，まあ仕方ありません。

　　やがてチープパーサーがやってきて，なんと！
　　『 必要ならば，緊急着陸の用意がある
　　その判断をお願いしたい  』
　　とかナンとかいう話になってきました (ﾟoﾟ;;

　　ちなみに
　　『 ここから一番近い空港はどのあたりか？ 』 と尋ねてみると

　　『 Екатеринбург 』　（※クリック！）

　　オイオイ，そこはまだシベリアぢゃないか！
　
　　と内心思いつつ，本人の状態を再度評価してみた上で・・・
　　結論として，条件付飛行継続を上申し，そのままフランクフルトを
　　目指すことに (・・;)　】


【　・・・ということで，なんとか シベリア送り （←マテ）にならずに
　　目的地へ無事に到着。
　　日本では，あまりお目にかかることがないA380が2機同時にいる
　　姿を激写することができました♪
　　

　　まあ今回，シベリアだけに強制労働 ボランティアとして，最善は尽くした
　　つもりですが，ヤレヤレ・・・波乱含みな空の旅となりました (~_~;)

　　ちなみに空港に到着したら，航空会社から粗品（？）を頂きました。
　　まあ，ささやかな国際協力のお裾分けなんでしょうかね。
　　願わくば，この先に控える大イベントに少しでも恩恵が巡ってくるように
　　祈りつつ，さて今回の目的地に この後向かいます。
　　Autobahnを通って！ = = =333　
　　万が一，ロシアに立ち寄っていたら，それはそれで （本人が無事であれば） オイシイ話ですが w
　　さすがに肝心なイベントには間に合わない恐れもあったので，ともかく無事に入国できて
　　よかったですホント。　】