"頭文字δ" ～完全なる16バルブ～

deltaと言えば・・・
背面飛行が得意な
カナード付きの
この機体！
原作通り，三角フォーメーションで
張り倒してみたいものです （謎）

【　鮮やかに6機のデルタ編隊をなすF15J。
　　この先，改修を受けて当面の間，第一線で使われる見込みです。
　　ちなみに学生時代，現役のパイロットにジェットの速度とプライベートでの自動車での移動
　　との間に感覚の違いはあるか？　と訊ねてみたら・・・
　　やはりジェットだと，あっという間に100kmは飛んでしまうので，車だと遅すぎてイヤだとか (笑)　　】　


【　ちなみに今年の渡独の際，サーキット内にある常設のメーカーの
　　ブースには，こんなものが展示されていました ^^;
　　さすがにレプリカだと思いますが，こんな独特な "三角翼" が
　　あるのですね・・・　】


【　さてさて前置きが長くなりましたが・・・
　　今回のお題：『 integrale 16v  』デス！(^_-)-☆ 　】


【　おそらく全世界を見渡しても，EJ20コレクターとしては十指には
　　入っているであろうB氏の下へ，こんな隠し玉が突如として
　　現れました！  (￣∇￣;)

　　ある意味，正真正銘の"イタ車"ですね。
　　B氏は，遂に？ラリーマシンのレプリカ道にも目覚めてしまったようでw
　　う～む・・・まさに古き良き，ハッチバックの王道を往く1台ですね！　】


【　このモデルの発表から既に四半世紀が経とうとしております。
　　つまり・・・昭和末期の作品と言えましょう！

　　もはやQ車の域に入っているマシンを，まさかまさか
　　直接ドライブする機会が巡ってくるとは
　　まさにB氏の行動力は常識はずれと言っても
　　過言ではないでしょう（驚）　　】


【　この integrale 16vですが，まず驚いたことが2つ。
　　まず最初は，ボンネットが前に向かって開いてくるということ。
　　既に試乗された方々も触れていますが，ラリーシーンでの整備性ってのは
　　どうなんでしょうかね？^^;

　　それから，今や当たり前という感がある3ナンバー車ですが
　　このマシンは，なんと！これだけの迫力を醸し出しているにもかかわらず
　　5ナンバー枠だということ。
　　ちなみに，この次の派生モデルから3ナンバーになったらしいのですが
　　これで市内をパレードランしたら・・・さぞ目立つでしょうね ▼o￣ー￣o▼　　】


【　さていよいよ試乗です！(☆゜o゜)
　　左ハンドル＋MTというのは，あの時以来（※クリック）。

　　少々ドキドキしながら，左側のドライバースシートに着座します。
　　印象としては，5ナンバー枠だけあってGolfよりコンパクトでした。
　　まあ当時のGolfも，同じ5ナンバー枠だったので，これは時代につれて
　　車幅も拡大されてきた，というわけですね。　　】


【　私も実はイタリア車は初めてだったのですが
　　それにしても，独特なインパネのレイアウトですね～（;°◇°)

　　スイープ機能が，もはや当たり前となっている現在では，この
　　いかにもアナログ的なメーター類の配置！
　　特にタコメーターが驚いたことに右回りになっております！！ (ﾟoﾟ;;

　　ラリーマシンゆえに，おそらくは中～高回転域しか（！）使わないため
　　思い切ったメーターデザインにしたのかもしれませんが，こういうマシンだけに
　　きっと，シフト操作も忙しくなりそ～です(-.-)　　】


【　慣れない左ハンドル。加えて右側にあるシフトレバー(笑)
　　おまけに，超目立つ色彩のマシンに乗っているため
　　周囲からイタイほどの注目（爆）

　　図らずも先日，左ハンドルのSトロニックなSUVに試乗することが
　　できたせいか，意外に左ハンドルも慣れてしまえば
　　実は苦にならないことを発見！
　　※こ，これは将来的には 左ハンドル車も視野に入れよ，という神の啓示か？ （自爆）

　　マシンそのものとしては，アイドリングが500rpm程度と低い上に
　　やや不安定なことが最初に気になりました。
　　少しアオっていかないとエンジンストールは必至！という，いささか
　　使いにくいセッティングではありましたが，普段乗りとは対極的な
　　1台ですので，そのあたりの癖は，私としては許容範囲でした。

　　またエンジン特性としては，典型的なドッカンターボ(^^)
　　低回転はスカスカですが，一度ブーストがかかると加速感は凄いです。
　　総じて，クラッチのつなぎ具合は予想より難しくなく
　　むしろ，GC8改のツインクラッチの方が余程扱いづらかったです（汗）　】


【　いつもの試乗コースを1周した後，試乗車両の入れ替えのため
　　B氏行き付けの（？）某駐車場まで自走で移動したところで
　　かつてWRCでの常勝マシンと言われた
　　伝説の車両を降りました。

　　・・・いや～昭和末期，グループBと呼ばれたカテゴリの頃は
　　本当にムチャなレギュレーションだったようですね。（震）
　　それを思えば，サーキットを安全に走ることができている現在は
　　我々にとっては非常に恵まれているんだなと，改めて感じました。

　　こんなマシンを知ってしまうと・・・やはりかつてのN14 GTI-Rに
　　いつの日か，試乗できる日がやってくるカモしれませんね。
　　レンタカーでもあれば，ソッコーで借りているところですが
　　まあQ車でそのままサーキット走行は愚の骨頂ですから
　　あくまでノスタルジーとして，たまに乗るのが良いのでしょうね ♪　　】
　　⇒続く