The hundred years' life...

R205 meets... 
Detroit wheel   (≧▽≦)
今年の女神湖は，
これでキマリ！

【　今月は珍しいことに，2週連続で
　  第二の故郷の地を踏みました (^_-)-☆
　　初回は久々に開催された，部活のOB会への参加が急遽決まったことで
　　そして今回は，元々予定に入れておいたものでした。　】


【　個人的には，寿司ネタの中では最高位に位置すると
　　信じて疑わないのが(笑)
　　『  越中バイ（地バイ） 』です！ (`・ω・´) ｷﾘｯ　】


【　そもそものきっかけは，学生時代にスキー外傷を負ったことが原因で
　　麻酔科実習期間に自身が全身麻酔を受ける
　　という稀有な実体験に基づきます ^^;

　　全身麻酔を受ける，ということは暫く腸の蠕動運動が抑制されるため
　　その前後は絶飲食となります。
　　幸い，その時は関節鏡下の低侵襲なものだったので早期離床が
　　実現したのですが，排ガス（！）が認められるまでは，固形物の摂取が
　　制限されていたので，その時に家族にリクエストしたのが
　　折詰一杯に入った越中バイだったのです(･∀･)

　　2日間ほど何も食べていなかったこともあり，越中バイを一口ほおばると
　　口腔内に磯の香りが広がり，そのコリコリした食感は
　　今でも忘れられません♪　】


【　今回は昼食に学生時代の悪友と母校近くの回転寿司へ行き
　　大いに越中バイを味わったわけですが，その後夕方近くに訪れた
　　知人宅では，夕食をご馳走となり，どこか格式高いお店へ連れて
　　いってもらうことに。なんと！そこでも寿司が供された次第です（喜）
　　辺りが暗くなる頃，お店の外を見ると雪が本降りとなってきましたが
　　やはり積雪の時期には，AWDが似合いますね～(-.-)　】


【　予定では，この後ホテルに一泊して翌日に定期帰省をするつもりだった
　　のですが，実は日中気になる出来事がありました。
　　それは私にとっては父親代わりの叔父に電話をしたところ
　　なにやら電話口の向うの空気がおかしい感じで

　　『 おお，お前か。ああ，さっき・・・かあちゃんが
　　　 いっちまった・・・  』  (  と，その時はそう聴こえた ）
　　と言うのです。突然のことで，それ以上の事情が分からないまま
　　手短に電話を切ったのですが，少なくとも叔父の家で何かあったのは
　　間違いないです。そのため久々に再会した悪友との昼食中も，知人との
　　夕食中も叔父の言葉が，どこか脳裏をよぎるのです。

　　・・・幸いにも，この日は飲みに出かける約束などはなく
　　ただホテルに泊まるだけだったので，思案の末に予定を変更して
　　その日のうちに緊急帰省することにしました。
　　やはり，誰か身内に不幸があったかも？ という気持ちを抱いたまま
　　現地で一夜を明かすことは，できませんでした (*_*)　】


【　そういうことで，お世話になった知人に改めてお礼を述べた後
　　国道41号線に沿って一路目指すは，中部縦貫自動車道高山インター。

　　さあ一般道を通る，このルートを真冬に走破するのは10年ぶりくらいです。
　　このあたりは冬季は豪雪地帯となることで知られています。
　　果たして積雪時，難所の数河（すごう）高原あたりを
　　無事に走り切ることができるでしょうか？ （←ワクワク？）　】


【　果たせるかな，雪深い峠道を無事に走り抜けることができました♪
　　R205で，ここまで激しい雪上ステージを長くこなしたのは
　　おそらく初めて（※女神湖氷上走行などは除く）。

　　実は今回装着した『 Detroit wheel＋ MICHELIN X-ICE XI3 』の
　　組み合わせは，過日 GT氏より移譲されたものでしたが
　　本来装着するGolf V GTIには既に
　　『 16インチのA3純正ホイール＋ MICHELIN X-ICE XI2 』が
　　装着されているため，なかなか出番がなかったのですが
　　このたびようやくR205に装着する機会が巡ってきた次第です。

　　ご存じのように，私のR205には師匠から贈られたPCDチェンジャーにより
　　本来ならば17インチ化が難しい車両に225／45 R17が備わっているため
　　まるっきりGolf V GTIと互換性がある仕様になっています。

　　本来は冬季におけるドライ路面での性能に振っているMICHELIN
　　スタッドレスが日本の豪雪地帯を走ることに図らずもなってしまいましたが
　　結果的に，ほとんど通行車両がいないような雪道でも全く問題なく
　　走り切ることができました。
　　まあ，これには車両そのものが SYMMETRICAL AWD という
　　優れた性能を有していたこともあるかと思いますが♪
　　ちなみに，この時はDCCDはLock，SIドライブはS♯
　　そしてVDCは・・・トラクションモードで アタックしました！ (≧▽≦)　　】


【　こうして高山からは高速に乗り，大雪の中での通行規制を受けながらも
　　なんとか実家へ到着したのは，既に明け方近く　でした。(ﾟoﾟ;;
　　その途中で，従兄弟（叔父の息子）から連絡があり
　　ようやく事の詳細が判明しました。

　　・・・やはり身内が亡くなったのは間違いなく
　　それは私にとっては父方の祖母の姉にあたる
　　御年百歳を迎えた大叔母でした。

　　それを聞いて，どこか安堵した気持ちになりました。
　　というのは，叔父の家は大叔母を頂点に
　　実に五世代が同居している大家族で，当初叔父が
　　『 かあちゃんが・・・ 』と話したので
　　その可能性だけ考えれば，本人視点からすると
　　周りにいる女性としては

　　= = = = = = = = = = = = = = = = = =
　　（１） 義祖母
　　（２） 義母
　　（３） 妻
　　（４） その他 （親戚の奥さんなど）
　　= = = = = = = = = = = = = = = = = =

　　こんな風にイロイロ浮かんできていたので，既に第一報を入れた
　　私の母も遠くの土地にいるためモヤモヤしていたようですが
　　結果的には序列通り（？）に，私の一族の中でも最長老様が
　　天寿を全うしたことになります。　】


【　ともかく不意の葬儀ということで，私は何の用意もしていないこともあり
　　緊急に地元へ家族を呼び寄せることにしました。
　　我が家は既に父が他界して，私が家督を継いでいるため
　　家長として緊急招集をかけるのは，実に数年ぶりの出来事。

　　緊急事態にリーダーシップを発揮できなければ
　　家長は務まりませんからね・・・
　　ちなみに交通費など全て，私が負担しましたが（！）
　　それも自分の役割ですから。それでもやはり久々に地元へ
　　家族親戚が大集結したのは，葬儀がきっかけではありましたが
　　どこかホッとした光景でもありました。　
　　やはり冠婚葬祭とはよく言ったもので，身内が集まるきっかけは
　　これらに象徴されているなあ，と改めて思いました。　】


【　大叔母は，先日長寿のお祝いで，市長から表敬訪問を受けたそうで
　　身内の間でも100歳の誕生日会が挙行されたばかりだったのですが
　　日常生活は壮健そのもので，たまに私も帰省時にモーニングで
　　一緒になっても，ペロッと平らげるほどの元気な状態でしたが
　　ちょうど1週間前になりますが，眠るように倒れこみ
　　最期は80歳になる義理の息子（私の叔父の義父）
　　の腕の中で迎えたそうです。

　　他に大きな持病などはなかったため，介護認定を受けることもなく
　　100歳で自宅で安らかに人生の幕引きをしたことに，非常に感銘を
　　受けました。
　　実は私の曾祖母（今回亡くなった大叔母の母）も，かつて90歳近くで
　　同じように，その家で安らかに最期を迎えたので，こうして二代続けて
　　家族だけに囲まれながら，看取られるのは
　　本当に幸せなこと　だなあ，と思いました。

　　今回はイレギュラーな出来事続きでしたが，強行軍になりつつも
　　やはり雪中行軍をしてでも，帰省した甲斐がありました♪　】