"Dの魂動"・SKYACTIV-D 1.5（中編）

Golf GTIをインスパイア（？）
したかのような存在感ある
フロントグリル！のせいか
高速道路では道を譲って
くれやすかった気が・・・(笑)


【　小休止を挟んで，順調にDEMIO DIESELは中央道を
　　ひたすら西へ西へと，突き進んでいきます = = =333
　　この日はお天気も上々で，恰好のドライブ日和です♪

　　やがて山梨県の県庁所在地：甲府市にほど近い
　　甲府昭和インターを通過。
　　ここは友人が赴任していたり，山梨出身の大学の同級生が
　　Uターンしている関係で，何度か訪れているのですが，今回はあくまで
　　勝手に 長距離巡航試乗 (^△^;)　のため，先を急ぐことに・・・　】


【 　SKYACTIV technologyが放つ新世代クリーンディーゼルとしては
　　目下のところ，最小サイズとなる1500ccクラスのS5-DPTRエンジン。
　　その特記すべき点は巡航性能にあると思います。
　　ほぼフラットな場所でチェックしたところ，100km／hの巡航時で
　　エンジン回転数は僅かに1750rpm。
　　これはトルクバンドの ど真ん中にあたる領域で，高速巡航に際して
　　非常に理想的な状態だと思います。

　　このエンジンこそ，車両を拝借して，最初走り始めた瞬間から体感した
　　あの力強く前へ進む感覚を生み出している根源なんですね。　】


【　 甲府昭和インターを過ぎると，今度は山梨盆地の西部に向けて
　　上り坂のコースとなります。ここでも全くストレスなくグングンと
　　登っていきます。
　　暫くすると，八ヶ岳を望むことができるPAが見えてきたので
　　ここで小休止。　】


【　2月下旬ということで，季節的にも場所的にも降雪の危険性
　　（ ※山梨県は昨年2月， 未曾有の大雪となりました ） がまだあったのですが
　　幸い，この日は八ヶ岳をよく眺めることができる上天気でした♪　】


【　 八ヶ岳を背景に一枚撮影しようと思ったのですが
　　たまたま後続車に入られてしまった，構図 (笑)

　　しかし，ここまでの登り坂は本当に追い越しが楽に感じました。
　　これが従来のガソリン車の場合だと，まずシフトダウンして
　　回転数を上げて追い越しモードになるところ，トルクの太いディーゼル
　　だと，ほとんどシフト操作することなくググッと車体が前へ押し出され
　　あっという間に，追い越し終了。(￣∇￣;) 　】


【　 試乗車だけあって active driving display に表示されるのは
　　車速の他に lane departure warning system  と呼ばれるオプションが
　　装備されていました。これは車線逸脱の恐れがあるとドライバーに
　　警告を促すデバイスですが，現在世界有数のactive safety として
　　知られる，あの "二眼式運転支援装置 （第参版）" 
　　とは違い，レーンキープをするステアリング補助操作までは・・・
　　さすがに対応はしていないようです。　】
　

【　 八ヶ岳という巨大な物体が目の前にあり，そこへ
　　透過性のあるインジケーターが起動。

　　これはもう，" 艦長代理 " として "浮遊大陸" を撃ちたくなる
　　エネルギー充填率120% 気分ではないか！ （松本零士）
　　・・・というようなツッコミを，とある方から頂きました。（謎）　】


【　この八ヶ岳パーキングエリアを過ぎると，間もなく長野県に入ります。
　　引き続き，延々と上り坂が続いていきますが，まさにそれは
　　このために用意したかのように，ディーゼルの面目躍如
　　といった理想的なステージです。 └(ﾟ∀ﾟ )┘└(ﾟ∀ﾟ )┘　】


【 　そして長い長いヒルクライム（？）の後は・・・
　　長い長いダウンヒルとなるわけです(^_-)
　　こちらが中央道に於ける最も標高が高い場所。
　　高度が高くなってくると natural aspiration だと文字通り
　　息が上がってくるわけですが，そういう点でも
　　高高度飛行が可能だったB29と同じく（！）
　　過給機付きのメリットが生かされるワケですね（駄）

　　さあ，その先に今回のドライブプランの折り返し地点にあたる
　　諏訪湖サービスエリアが近づいてきます。
　　
　　ちなみに，この時点で既に200km以上を走破していますが
　　DEMIO XD Touring の長距離巡航性能は
　　文句を付けようもないほど素晴らしい！ ＼(◎o◎)／
　　と思いました。
　　おそらく，これに総合力（ コスト・性能など含む ）で対抗しうる
　　別の日本車（ディーゼル）を挙げるのは，困難だと思います。 】 
 


【　 なにせ日本で生産されるディーゼル乗用車は
　　まだまだ超マイナーな存在ですから (ﾟ＿ﾟi)　
　　でも強いて候補を立てるとすれば・・・
　　この EE20搭載車 しかないでしょう！（断言）　 】

 

【　 非常に残念なことに全て海外向けなのですが orz  
　　これまでの数回の渡独において，Autobahn上で走行する
　　EE20搭載車を数回，目撃しております。
　　※昨年初夏の渡独の際には，幸運にも実車の中をシゲシゲとチェックできました♪

　　この車種で6MT仕様というのも，国内では希少となる設定ですが
　　全方位SUVとして，独逸でも大活躍しているのは
　　嬉しいですね(o^^o)　】
　　⇒続く