DocteurPleiadesのブログ一覧

←隠し腕にはご注意を （謎）
　　
　　　※ 本文とは関係ありません (^.^;

 
【　・・・前回より少し間が空いてしまいましたが，VW編のトリを飾るのが
　  Scirocco GT24 です。 今回2台のエントリーでクラス優勝を狙います！
　  上記のNr.118はどうやらエントリーはしなかったようですが，パドック？に展示されていました。　】


 
【　代替エネルギーとして天然ガスを燃料に参戦しているSciroccoですが
　  日本では（天然ガスの）馴染みが薄いこともあり，これまではイマイチ実感が
　  沸かなかったのですが，現地で見てみると・・・速い！速い！　
　　
　　帰国後に調べてみたら，天然ガス駆動（？）にもデメリットはあるものの
　　レースなどの実戦で，日々実績を積み重ねている模様。
　　VWお得意の，直噴のTSIエンジンとの相性は良いみたいです。
　　それにしても，走りを犠牲にせずにエコというのは凄いですね！　】
 
【　レース初日。
　  同じくホームストレート裏で撮影。
　  鮮やかなライジングブルーがとても似合っています♪　】

【　24時間を戦い抜く，このレース。
　　ワークスの他にプライベーターたちも数多く，クラスも細分化されていることもあり
　　参加していました。
　 その中で，懐かしのゴルフⅢの姿が！（涙）　
　　　　学生時代，これを愛車にしていた悪友がいたのですが，とある真冬の山道で
　　　　ガードレールに80km／hで激突（！）し，レスキューのために呼び出された思い出が (-＿-)
　　　　今思えば，それが最初のドイツ車との出会いでしたね（苦笑）　　】
 
【　ちなみにNr.159 ゴルフⅢは，周回数107で無事に完走したようで
　　老兵とはいえ，まだまだレースでも活躍しているようです。　】
 

  【　のどかな景色が広がるドイツ東部の田舎町です・・・　
　　こういう場所に来ると，ドイツは工業国という一面がある一方
　　同じくらい農業国でもあるんだなあと，実感しました。　】
 
【　レース2日目。
　  ここでも現役バリバリのゴルフⅣの姿が！(^.^;　
　  しかもこのマシンは，またもやディーゼル車と判明。
　  欧州では本当にポピュラーな存在なんですね。
　  　そしてこのクルマも無事に完走を果たしたようです！　】



【　このマシンも昼夜を通して，順調に周回数を稼いでおりました。　】


 
 
 
【　ポルシェ相手に善戦するScirocco！　】


 

【　これが会場内で使えるプリペイド式カード。
　  日本のSuicaみたいな感覚で，売店で使用可能。
　　　・・・というより，名物カレーブルスト（※後日解説）をオーダーした際に
　　　　現金が使えなかったりするので，むしろ持っていた方が便利かと。　】



【　この日，2箇所目の観戦ポイント。
　  目前をマシンが爆走していくだけに，迫力あります （＾ ＾）　】


 
【　素朴なギモンなのですが，通常ガソリン車であればクイックチャージ（？）などを
　  レースでは当たり前に使っていると思うのですが，CNGの場合は
　  どうしているんでしょうかね？
　  見たところ，フツーの給油口なんですが・・・ (^.^;　】


 
【　便宜上，勝手に2号車と呼称しますが（＾＾;）
　　今回のレースでもう1台エントリーしていた Nr.116 。
　　2日目も快調に飛ばしていきます。　】


 
 
【　最終結果です・・・

　　2台のScirocco GT24-CNG は無事に完走しました！

　　Nr.116　周回数132
　　Nr.117　周回数139

　　ということで，Nr.117が見事に（AT）クラス優勝を果たしました（＾＾）v 
　　VWとしてはGolf3台・Scirocco2台の体制で臨んだ今年のレースですが
　　完走したのはScirocco2台という，車種によって明暗が分かれる結果となりました。
　　特にNr.117は総合成績でも26位と，圧倒的な速さでした。
　　う～む，侮りがたし！
　　　ちなみにtSと同じクラス（SP3T)で3位だった，Audi TTSに対して2周のアドバンテージということで
　　　 もしSciroccoが，ガソリンエンジンだったらtSともガチンコ勝負だったかもしれませんね・・・　　】

地元を代表するメーカーの1つ Volkswagenが今回の
レースで投入してきたのがコレ！
　　Golf (Ⅵ） 24  です （＾ ＾）
初代GTIから数えて35年（！） という節目にVWは
ゴルフⅥ GTIをベースに，2500cc＋ターボという
組み合わせのワンオフ （？← 個人的に市販希望 (爆) ）
マシンを3台も投入してきました。
 
【　レース直前の模様。
　  現場にいた時は，大勢の人々の中で気がつきませんでしたが

　　フト画像を見てみると，結構・・・視線がキツいですね，VW関係者の（苦笑）
　　メッチャ睨んでいる (-。-;)  ように見えるのは，私だけ？しかも腕組みまでしてるし(-＿-) 

 　 思わず，『 自分も御社のカスタマーですよ～！ （＾＾;） 』　　
　　と，ゴルフの鍵でもチラつかせせて，アピールしようかと思いました (爆)　】
【　このマシンは，いわばAudi TTRSなどとは兄弟車にあたりコンポーネントを有しています。
　　昨年秋に試乗した，あのマシンと同じ直列5気筒の心臓を持ったマシンです。
　　・・・ポテンシャルはかなりのものだと思います（※以下の試乗動画参照）　。】

 
【　GTIがベースとなっているとはいえ，駆動方式が4WDなので
　  どちらかと言えば，ゴルフR がこのマシンには，より性格的には
　  近いのかもしれませんね。　】
 
【　いよいよレース開始です・・・　】
 
【　今回参加した3台のゴルフ24。
　　いずれも35周年にかけて，ゼッケンが 35・135・235 と，末尾を揃えていました （＾＾）　】
【　1号車（？）／Nr.35　】



 
【　続いて，2号車（？）／Nr.135　】



 
【　そして最後は，3号車（？）／Nr.235　】　

【　今回は35周年というせいか，気合を入れて3台も投入してきたようですね。
　　さすが地元の地の利と資金力（？）。　】


 
 
 
【　1日目の観戦終了　】


【　観戦2日目。
　　総合優勝候補のAudi R8 LMSを追走する3号車。

　　・・・実は既にこの時点で，1号車（35）・2号車（135）共に初日わずか6時間あまりで
　  相次いでリタイヤ(>_<)  してしまったようで，この車1台だけ，孤軍奮闘していた
　　ようです。　】

 


【　次の観戦ポイントへ移動。
　　　※ ちなみにアウトバーンを降りて，支線（？）に入ると最終的にこのT字路に着きます。
　　　　　ここを右折すると，しばらくするとサーキット入り口に到着します ♪　】

【　既にレース開始から18時間あまりが経過。
　　耐久レースだけあって，全てのマシンが大なり小なり，疲労を見せているなか
　　1台だけとなった3号車がレースを続行していました。　】


 
 【　この観戦ポイントを引き払う段階で，レース残りは約5時間ほど。
　　さて果たしてこの3号車の結果は・・・



　　誠に残念ながら，このマシンも完走はなしえず，おそらくこの直後あたり
　　19時間半ほどで112周を走った段階でリタイヤ となったようです（泣）。

　　ゴルフⅤと比べて，まだ参戦の歴史が浅いことも一因でしょうか？
　　3台も投入して完走ナシというのは辛い結果でしたが，ゴルフⅥには
　　今後，こういうアツイ走りをするトップモデルが設定されるのでしょうか？
　　ヒジョーに気になるところです（汗）　】

嗚呼,栄光の名車 ゴルフⅤ （＾＾;）

既に本国では7代目の襲名（？）が予見されている中
既に旧モデルとなってしまった5代目ですが，市中では
数多く散見されるだけでなく，またサーキットに於いても
依然，ゴルフⅤは高い戦闘力を有しており
やはり基本設計が秀逸だったと再認識しました♪
 
【　今回のレースでは資料で確認できた範囲では，3台のゴルフⅤが参戦。
　  うち撮影で判明したのは2台。
　  これはそのうちの1台。Nr.156 ／ゴルフⅤ GTI。
　  全く同じモデルのオーナーとしては，tSと同じ土俵のSP3Tクラスでガチンコ勝負を
　　しているのは，どちらも応援したくなる！ 心境に駆られました ＜（・△・：：）＞　　】

  【　AWDのtSなどに対して，ゴルフⅤのメリットはFFゆえの軽さ。
　　詳しいスペックは分かりませんが，tSが1200kg程度という数字を出していることから
　　おそらく，このマシンだと1100ｋｇ前後までは軽くしてきていると思われます。　】
 

 

  【　一方こちらは，同じゴルフⅤでも日本に輸入されていない軽油駆動モデル(^.^;
　　Nr.183 ／D1TクラスのゴルフⅤ R-TDI。
　後日，別途掲載しますが，欧州ではやはりディーゼル車が主流といっても
　過言ではないほど，市中でも頻繁に見かけました。
　それだけに軽油仕様（？）でレースに参加することも珍しくないみたいです。
　VTECのように（！）高回転までキモチよく回すことはできないでしょうが
　ぶっといトルクで1周20kmのコースを飛ばすのも悪くないでしょうね♪　】
 
 
  【　ちなみにこのマシンの戦績としては，クラス3位。
　　24時間で120周あまりを走り切って，見事完走しました！　】
  【　レース観戦初日終了。
　  バスの駐車場に近い出口に向かう際にもゴルフⅤを発見！
　  これも同じくディーゼルエンジン搭載型のTDI。
　  日本とは速度レンジが違うこともあるでしょうが，どうして
　　改良されたディーゼルエンジンが導入されないんでしょうかね～？
　　是非一度試乗してみたいのですが，やはり本場だけに日本では知らない
　　グレードに遭遇すると，視線が釘付けになってしまいますね (笑)　】


【　観戦2日目。
　　tSの時と同じく，撮影ポイント2箇所にて，それぞれ約1時間ほど
　　レースの模様を見守りました。　】
 
 
 
 
 
【　やはり見慣れたマシンが目前を走り去っていくのは・・・
　　萌え　燃えますね～ (＾▽＾)　
　　ますます感情移入してしまいます♪　】 
  【　最初の観戦ポイントから移動して，2箇所へ移動します・・・　】
  【　サーキットでの全開走行を控えて の1枚　・・・なんてネ (笑)　
　　　スイマセン，友情出演です（＾＾;）　】 
【　2日目も快走するNr.156
　　・・・ですが残念ながら，この後惜しくも24時間の完走直前の
　　23時間40分というタイミング，周回数118でリタイヤしてしまったようです（泣）
　　本当にあと一歩だったのに orz
　　また来年頑張ってほしいです。　】
  【　撮影データ上，確認はできなかったものの，もう1台のゴルフⅤ（TDI）は
　  無事に完走を果たし，107周を走りきり，D1Tクラスで6位となったようです。　】
  【　うってかわって，ゴルフⅤ祭りとなってしまいましたが (苦笑）
　　やはりモータースポーツで活躍しているのをライブで見かけると
　　士気は大いに高まるもんですね！
　　街乗り・長距離・サーキットと，なんでもこなす汎用性が，このクルマ最大の
　　魅力だと思います。このクルマも大切に維持していきたいですね・・・　】
 
【　サーキット会場の一端にある出入り口付近で，先日現地で発表された
　　ゴルフⅥの限定車，『 GTI edition 35 』です。
　　これがゴルフ（Ⅰ）GTIが発表されて35周年記念モデルだそうで
　　ベース車に比べて，少しスペックアップされているとのこと。
　　　　（ ※ 個人的にはゴルフⅤの時のPirelli の方がよりインパクト大でしたが ）
　　日本ではまだ見ることができないモデルが直接見て触れる（！）のが
　　海外遠征でのメリットですね♪　　】

既にご承知の通り，SP3Tクラス
（排気量2000cc未満＋過給器付き）に於いて
tSベースのマシンが念願のクラス優勝を
果たしました ＼（＾ ＾）／
並居る強豪（ Audi TTSなど ）を抑えての結果を
間近で迎えることになり，非常に高揚しました！！
なお，今回は撮影枚数が膨大になったため
車種別に大別して，レースの模様をご紹介したいと
思います♪
  【　レース初日。午後4時のスタート間もない頃。
  　ホームストレート裏手あたりにて撮影。
　　天候は小雨模様で，気温も下がり，やはり経験者のアドバイスの通り
　　6月でも長袖は必須かと  （^.^;　　】
 
 
【　観客席がある，いわゆるグランプリコースを抜けて，各車ともオールドコース
　　（北コース）へ入っていきます・・・ ここから先は深い森の中を駆け抜けていき
　　およそ20kmの距離を10分程度で一周してきます。
　　1日目の観戦はここで終了となり，この日の宿舎へと向かいました。　】

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　　グランプリコースへ入る前に，ある意味で超有名な観戦ポイントへ立ち寄りました。
　　確かに雑誌などでも見たことのある風景を，実際にマシンたちが爆走していきます！
　　初日は雨模様だったことが，今回のレースでは幸いしたようで，この時点で既に　　
　　次点のTTSとは3周ほどのアドバンテージがあり，まさにウェットコンディションで
　　GVBの真価を発揮した形となりました。　】
  【　同じく日本から参戦してきたLexus LF-A。
　  さすがに圧倒的な迫力を見せつけていましたが，tSもコーナーでは粘り強く
　  先行車を追従していきます。
　　（※結果として，総合21位ということで，tSがどのくらい速く安定していたかと言えば
　　　　車格では数ランク上にあたる SP9GクラスのPorsche911 GT3Rを相手に4秒の
　　　　アドバンテージを残したことが，それを物語っているでしょう。　】
 
 

【　いた！根っからの濃く染まったヒトが！ (笑)
　　海外に行って実際にその様を見ると，心強く見えるのは私だけでしょうか (^.^;
　　それこそWRCで活躍していた頃は北欧などでは，こういうヒトたちが沢山
　　いたそうで，近年ではこのエリアでも数が少なくなってしまったとか。
　　（少々寂しい話ではあります）　】

【　一昼夜，ハードなコースを走り抜けるレースだけに，この段階で既に16時間あまり
　  走り続けているため，マシンの中には接触などでダメージを被ることが増えてきます。
　　　（ちなみにNr.105 ／SP5クラスのBMW M3 は，この後も走り続けて，結果は総合123位で完走！）　　】
 
 
 

 
 

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【　さて，こちらは別の観戦ポイント。（天候も回復してきたこともあって）
　  こちらも有名な場所らしく，既にギャラリーたちでいっぱい！
　  モータースポーツに対する情熱が欧州と日本では体感温度に大差が
　　あるようですね・・・ (-。-;) 　】
 
【　世界一有名と言っても過言ではない，このコースに似つかわしくないのが
　　いわゆる落書きの類。
　　なかにはスラングがデカデカを描かれていたりして（！），さすがに放送は
　　マズイでしょう，というものも （謎）　】
 
 
  【　こちらはレースの全容がリアルタイムで分かるようになっている掲示板。
　　既にレーシングゲームではお馴染みの機能ですが，実際のレースで
　　進行状況を見るのにも便利なデバイスだと思いました (＾▽＾)　　】
  【　このポイントの先にあるコーナーを抜けると，一気にブラインド状態で駆け上がっていく
　　コースが控えているので，マシンは目いっぱいにイン側に寄せてから突っ込んでいく
　 ので確かに迫力満点の写真が取れます♪
　 　　（ それだけにマシントラブルが発生した場合は，すぐさまペースカーが後続車に危険を知らせる
　 　 　  感じになっていました。　）　　】
 
 
 
【　よく見てみると，この時点でtSは右側のリアをヒットしていたことを（後で）知りました。
　　さすがは耐久レース，ヒトもクルマもハードな環境です。　
　　　※ それにしてもタイヤバーストなどが起きなくて何よりでした・・・　】
 
 

【　定番の（？）観戦ポイントを2箇所巡ってから，再びコース内へ。
　　既にクラス優勝は時間の問題となっており，周囲は異様な熱狂状態。

　　そして午後4時。丸1日を走りぬけ，遂にtSは優勝を飾りました。
　　これは実際にゴールの際に使用されたピットサインボードです。
　　　※ コレ，帰国したら自作しようかな (＾▽＾)　　】

【　詳しくは別途説明しますが，クラス別の表彰式の後でチームに贈られた
　  優勝トロフィー（？）です。　見た目よりずっと重かったです (^.^;　】
  【　1台体制での参戦という心細い面もありましたが，24時間，実によく頑張りました！
　  足かけ数年がかりで，今回はクラス優勝という明確な形で実績を残すことができ
　　本当によかった，の一言に尽きます。
　　この結果を元に，また来年のチャレンジが始まることを期待しております♪

　　そして 大阪のオートメッセで明言していた，例の計画・・・
　　モチロン実行されますよね！！ （・∀・）
　　　戦勝記念会場で，某氏が盛んに最高責任者（？）に要望を連呼していた光景を覚えています。
　　　　24 ではなく，150 とかいう数字が発せられたとか！　さてさて楽しみです　】

　Glückwunsche！　＼(^o^)／

 

【　Wir gratulieren dem Team STI zum Sieg bei den 24
 　Stunden vom Nordschleife！　　】




【　　Die Details sind die Zukunft... ^^;　　】