
この記事は、
NCCR葛城2011総集編について書いています。
今回は人のふんどしを借りてブログ二連発。あにいさん、hide'sさんが素晴らしい画像やブログを書いて下さっていたのと、飛び石連休の間遊び+仕事で疲れ切ってしまい、毎日10時過ぎには床に入っていた状態だった。50を過ぎると遊びもぼちぼちにしないと駄目だ(笑)
9/25日曜日、朝7時前に妻子と一緒に起床。近くのマクドで朝マックを買い込み、葛城に向かって阪神高速→南阪和道を走りながらパクつく。娘は久しぶりのイベントで嬉しいらしく、やたらハイだ。線踏み(スペシャルステージ)や沿道に地域の人たちが出て歓迎してくれるようなイベントは、昨年4月の第二回Variostrada以来、一年半ぶりなことに気付く。集合場所の葛城市屋敷山公園にはたくさんの人だかりが、まだ朝の八時過ぎなのに盛況だ。聞くところによれば、NCCR 葛城のポスターを全戸に配布し、かつ市内放送で宣伝してくれたとか。葛城市、力入り過ぎ(笑)
早速回りを見渡す。あ、あれはhide'sさんの「赤い奴」NSXだ!カッコイイ!流石サーキットやジムカーナを走らせているだけあって、ステッカーチューンがカッコいい。
「おはようございます!このタイヤ、去年優勝の商品のトーヨートランピオT1Rですか?」
「ええ。前輪はそうですけど、後輪は二セット目です」
「え、ということは?!」
「ええ。後輪はすでに使い終わって新しい奴です」
恐るべしhide'sさん。どれだけタイヤをちびらせるのか(爆)
総勢50台超のうち、後ろ15台はFCJ (Ferrari Club of Japan)の枠だ。賞典等も別枠としてある。これだけクラブとして参加していたら、当然の扱いだろう。456GTがあったのでオーナーさんと話をしたかったのだが、どうしてもお会い出来なかった。カウンタックや美しいディーノ246GT等はhide'sさんの素晴らしいブログに譲るとして、私的にささったのは、私の前のゼッケンのDAF33。750ccのCVTミッションだそうだが、山道では思ったより軽快に走っていた。

このイベントはとにかく葛城市の力の入り方がすごい。市長副市長を初め、教育長や管轄の高田警察署長さんまで朝の挨拶。
人出が多いので、10時出発が15分延期。我々は10時半過ぎの出発だ。スタートラインをすぎてすぐに線ふみ(スペシャルステージ、SS1)!10mを7km/h、計算すると10.385秒。うちは計時はキッチンタイマーなので1秒以下は勘だ。
「9.8.7...」という嫁さんのカウントダウンの声が車内に響く。あ、ちょっと遅れた!
「遅い!何で〜〜?!」と怒られる。嫁さんは今もテニスをずっとしていて、体育会系なので、勝負がかかると厳しい。カーステレオをつけようとすると、「集中してナビしてるから、音楽は消しておいてくれる?」とのお達し。ごめんなさい。でも、地図マニアでかつ勝負強い嫁さんのナビとのコンビは最強だと自負している。でないとミルキーウェイ・ブルーアイランドラリーで4位には入れない。
のどかな奈良盆地を東に横断してゆく。とにかく沿道で手を振ってくれる人の数がすごい。Variostrada やPonte Perleで新庄村や色んな所に行ったが、日帰り草イベントでコレくらい歓迎してもらうと申し訳ない気がする。ただ、P6だと「ビミョーな」クラシックカーなので、一台で走ってると皆さん「え?」というような戸惑う表情をされてから「あ、これ参加車なんだ」と手を振って下さる方もおられる。いいんです、それで。ビミョーな車に乗ってる私が悪いんで(笑)
飛鳥の柿の葉ずしヤマトでお寿司をいただき、石舞台古墳の横から名阪針テラス、そして昼のチェックポイントとSS-2,3を兼ねるレイクフォレストリゾートへ。ここのSSは長かったが、うまく出来たので嫁さんにも怒られなかった。去年は針テラスでお弁当だったが、今年はバイキング。たらふくおいしくいただき、家族全員満足した。ここでstelvioさんにお会いし、買ったばかりのピアッツァを見せていただく。やっぱりきれいなラインをしてるな〜。

フルヴィアクーペ乗りのお友達ともお会いする。
「カッコ良くラリー仕様にしてますね。ミルキーウェイに出たら良いのに」
「ええ。出るつもりでエントリーしました」
「え!嬉しいです!ぜひご一緒しましょう!」
午後は2時前にスタート。広域農道を走るが、びっくりするくらい直線。気持ちいい。前のDAFとぼちぼち走って行く。hide'sさんはいつも名阪サーキットに行く道だとのことで、かなりすっ飛ばして楽しかったらしいけど、うちはぼちぼち走るのが性に合っている車だ。もし456ならかなりカッ飛んでただろう。名阪の下り込みでDAFを追い越し、高田警察署に。
高田警察署がチェックポイントというのはすごい。色んなイベントの話は聞くし、白バイに先導してもらった話とかも聞いたことがあるが、警察署がチェックポイントはここだけだろう。歩道を乗り越える前に一旦停止。もししないとチェックポイントのハンコじゃなく、キップ切られるかも(爆)
JR大和新庄駅のチェックポイントを過ぎ、最後のSSに。去年とかつらぎの森の中のコースが変わっていて、初めてミスコース。みなさん結構ミスコースしていたようなので、やっぱりうちのナビゲーター(嫁さん)は凄い(笑)ここは9秒だったがまた微妙にながくなり怒られる。もっと初めに飛ばしておいて、最後で調整するようにしないといけない。まあ、所詮キッチンタイマーなので、限界はある。
朝と同じ葛城屋敷山公園に到着。表彰式までしばらくありそうなので屋敷山に上る。娘は連休中出来ていなかったバイオリンの練習。でも山ほど蚊が寄ってきて、撃墜するのに親二人は忙しい。
「朝練習してたときはこんなに来なかったのに。」
「え?朝もしてたの?」
「あなたが車を見たり、皆さんとお話してる間に来てたのよ」
せんとくんたちを乗せていたオープンカーのうちでは、やっぱりこれがきれいだった。アルファロメオスパイダー「デュエット」
表彰式。SS-1と4でミスをしたので、「今日は駄目だわ..」とプチ落ち込みの嫁さん。娘は楽しくお絵描きをしている。
「クラス8、優勝は...ゼッケン17番、ローバー3500の紺の豚さん!」
コレくらいの誤差なら3位以内だと自信はあったのだが、ちゃんとクラス優勝(といっても6台中だが)だった。hide'sさんもクラス優勝、そのお友達もクラス優勝だった。でも総合優勝は遠かった。リザルトを見ると、総合でhide'sさんが5位、うちが6位。うちのクラスも1位から3位までが1秒程度の差。薄氷の勝利だった。
その後はじゃんけん大会、軽食と盛り上がり、7時には解散。みなさんと名残を惜しみつつ別れる。この瞬間が一番寂しい。南阪奈道路に上がるランプで、2速にキックダウンして加速するともうもうと煙が。うわー、ヘッドをやったのにまだ煙が出るか...後ろに居たモダンフェラーリがどんどん車間を開けて遠ざかって行く。煙幕発射してごめんなさい(笑)
家に帰るまでが遠足、とは良く言ったものだ。
家に帰り着き、車庫にP6を入れてエンジンを止めようとすると、「キュルルル〜〜〜」と妙な音が。エンジンを止めてボンネットを開けると、ラジエターホースの根元辺りからほんわかと湯けむりが(爆)。少し漏れてるのかな。またジャンクヤードに持って行かないと。でも、家までちゃんと家族を連れ帰られたのだから良いか。
Posted at 2011/09/29 17:49:51 | |
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クラシックカー | 日記