自工会の調査結果を政治家は利用できないのか?

自工会から「米国車が日本で売れないのは米メーカーの努力不足」という主張が出ましたね。

欧州車はシェア延ばしているんだから、日本市場が閉鎖的なんじゃなくて、日本で売れるモデルを投入していないだけだろ、と。欧州メーカーは日本の消費者のニーズを的確にとらえたモデルを投入して、シェアを伸ばしていると。

1月頃に私も書きましたが、ちょっと考えれば想定できるし、調べれば判明することなんですよ。

もっとも・・・「欧州車と同じ戦略にすれば売れるのか?」と言われると、それほど単純ではないです。

今回は車種の数は数値化されていますが、排気量毎の販売台数とか、価格毎の販売台数については語られていません。

それでも、数字っていうのは強いもんですから。駆け引きのできない日本の使えない政治家たちは、これを有効活用して、軽規格の廃止なんていう愚かな決定はしないでほしいもんです。