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前倒し夏休み三日目。

本日は弘前市～秋田～帰宅というコースです。

昨日は弘前市で宿泊し、駐車場代がもったいないということもあり、一部徒歩で回りました。

朝の8時過ぎから、13時頃までほぼ歩きっぱなしです。




最初に行ったのは禅林街です。

ここ、街という名前がついていますが、あるのは寺と花屋のみです。他には何にもありません。土産屋も当然ありません。トップである長勝寺まで延々と歩き続けるだけです。

ちなみに、長勝寺以外の寺は無関係の人間が参拝する場所ではありませんので、当然ながら素通りです。

長勝寺には、立派な三門があります。



他にも本堂や霊廟など重要文化財がいろいろありますが、案内の方が付き添いでなければ立ち入り禁止となっています。

拝観料は300円で、約一時間ほど付き添いながら説明をしてくれますが、そう広くはありません。300円に納得できるかすどうかは人次第。ちなみに、「300円払うんだから客だぞ!!」と偉そうに訪れる人は拝観を遠慮してもらう場合があるとのこと。拝観・参拝の意味を正しく理解して、気をつけましょう。

次は弘前城に行きました。
城に入る前に、観光館があったので入ると・・・なんとスバル360があるではありませんか!!(頭の写真)

これは嬉しいサプライズ。こういうのがあるから旅は面白い。

さて。本日メインというか、今回の旅のメインの弘前城。
ここ、広いです。基本的に平地なので移動は厳しくはないのですが、ぐるっと回るだけでも時間がかる。天守だけだと時間はかかりませんが、全部見て回ると2時間近くかかります。



弘前城といえば、一般の方々には現存天守よりも桜かもしれません。季節外れのために当然桜は咲いていませんでしたが、桜の時期には想像を絶するほど美しい感じになりそうな桜のトンネルは、一度は見ておきたいと思わせるものでした。

この後、銀行とか図書館などを見て、秋田に向かいました。

弘前から秋田までの距離は150kmほどですが、日差しが強いこともあり、オープンにはしませんでした。何より、秋田から自宅まで一気に620kmほど走るので、ここで疲れを増やすわけにはいきません。オープンにしないオープンカーなんて、と言われても、きついものはきついのです。

S2000のナビの古い地図に従っていると、今の道路からしょっちゅう外れます。東北は道路修復をあちこちで行っていることもあり、今後はもっと酷くなるんだろうなあ・・・。最短時間で走っているのかどうか全く把握できません。

秋田の久保田城に着いたのは17時過ぎ。さすがに遅すぎて茶店も売店も閉まっていましたが、現地の方々にとってはただの「公園」なので、ふつーに現地ナンバーのクルマが駐まっていました。路駐で。



そりゃあ、自分たちが普段使う公園でいちいち駐車料金払うのはやってられない気持ちは分かりますが、だからといって駐車場の前に堂々と路駐するのは止めてもらいたいです。何か、まじめに金払って駐めているこっちの方がバカみたいじゃないですか・・・。

資料館も閉館しており、30分強ですべて見て回り、秋田を出発。
この後は秋田中央ICから、東京に向かってずーっと高速のみとなります。

で。東北道に入る頃には周りも完全に暗くなり、道路上に明かりが殆ど無い区間を延々と走り続けることになったのですが・・・疲れました。

朝から昼まで歩きっぱなし。昼から夕方は下道で150kmほど運転。暗くて先が見えない中での高速走行。一昨日と昨日分の疲れも押し寄せて、正直言って走らせているのがツライ。さっさと休憩とりたい気持ちの中、耐え続けて260km走った所で休憩しました。その後、さらに250kmほど走った所で休憩。2ストップでした。

四年前、下関まで行ったときはこんなにきつくなかったよなあ?と思うのですが、歳のせいか?さすがに40代になるときついのか?それに、最近はタイヤが固くなって乗り心地がとにかく悪い。道路の段差でクルマにガツンと衝撃がくる。一発で収まってくれるけど、固い皮シートは衝撃をあまり緩和してくれないのか、首が揺すられてとにかく厳しい。

911との違いは、こういう所かもしれません。PASMと出来の良いシート、それに重さと空力からくる高速走行での安定性の違いは小さくない。

タイヤ交換と足周り交換で対処出来る部分もありますが、S2000を手放すことがあるとすると、飽きるとかではなくて、身体が厳しくなった時かなあ、と思ってしまいました。