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先日、J.D.パワーレポート2012が発表されました。

この結果見て面白いのが、2～4位が日本車ということと、7位に「シュコダ」という日本では全く聞き慣れないメーカーが入っており、それがAudiよりも高いということ。

実際はVWグループの一員なので何ら不思議は無いのですが、5位がVWで7位がAudiというところがなんとも。

この順位は、
魅力：28％、メンテナンス25％、品質24％、サービス23％
で着けられているとのことで、日常よりも高速性能に偏って高評価する日本のメディアとは違うということです。

「クルマってのはバッジや性能が最優先なんじゃない。買ってからの使い勝手と維持が大事なんだ」ということですかね。

ついでに検索していたら、日本車と外車(特に欧州車と思われる)の面白い対比を見つけました。

たとえば・・・

国産車重い：もっと軽量化しろ　　　 　外車重い：剛性感がある
国産車高い：ボッタクリ　　　　　　　 　　外車高い：妥当
国産車ハイパワー：無駄　　　　　　 　　外車ハイパワー：刺激的
国産車ローパワー：物足りない　　　 　外車ローパワー：必要十分
国産車派手デザイン：恥ずかしい　　　外車派手デザイン：素晴らしい
国産車高燃費：こんな時代に全く…　　外車高燃費：気にしない
国産車脚硬い：乗り心地悪い　　　　　 外車脚硬い：スポーティ
国産車脚柔かい：フニャフニャ　　　　　外車脚柔かい：乗り心地良い

同じ事象であるのに、偏見が入ると全く別の評価になってしまうのが分かります。

たとえば、R35 GT-Rは480psなんてどこで使うの?と散々叩かれましたが、C63AMGとかがその馬力で叩かれるのは見たことがありません。
S2000 TYPE-Sも派手なフロントスポイラーとリアウィングが恥ずかしいと叩かれましたが、911GT3とかのど派手なリアウィングで叩かれるのも見たことがありません。
(念のため言っておきますが、C63AMGや911GT3が悪いとは言っていませんよ)

日本のメディアも、J.D.パワーレポートのような目線で評価することも考えて欲しいものです。