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911のパワーローンの最終回案内が来ました。

最初、封筒を見た時には「何??」と思いました。

月次イベントは終わったばかり、車検は三ヶ月も後、ってことで特に思いうあたるものが無かったので。

でも、封筒をひっくり返すと「アプラス」というローン会社の名前が記載されていたことで、内容が分かりました。

これは、パワーローン最終回案内だと。

開けてみると、A4用紙二枚と封筒。

最終回の案内と、精算方法の回答用紙と送付用の封筒でした。



作成日付が8/31・・・三週間も何してたんでしょう。内容を見ると、「この三週間って結構リスクなんですが」というものでした。

と、いうのも。精算方法の回答って、11/1が期限だったのですよ。残り、一ヶ月と一週間。「余裕じゃね?」にはならない事情があります。

さて。パワーローンの精算の方法として、3つありました。(下記、原文のまま)

1.車両を売却して最終返済金額に充当する。(但し、査定額が据置金額に満たない場合、別途お支払いいただきます。)
2.そのまま最終返済金額を一括支払いする。
3.最終返済金額を再度分割して支払いする。

まず、1はありえません。手元には200万ぐらいしか残らないはずなので、これをやるってことは、１年あたりで350万ぐらいで乗っていたことになります。勿体なすぎです。
現実的には3のように思えますが、パワーローンを3年にした場合、残りは2年でやらないといけないはずなので、2年で480万は返済できません。また、頭金という考え方が無いので、無駄な金利手数料もかかります。

結局は2以外の選択肢はありません。ただ、正しくは「別の会社から金を借りて割り当てる」ということになります。2年では返せないかつ無駄な金利手数料削減のため、もっと都合の良い所から金を借りて、ローンにするということです。

で、そうなると。11/1までに、ローン可能な所を探さないといけないわけですよ。実質、残り一ヶ月で。新車購入や中古車購入だと結構借りやすいのですが、残価設定ローンの最終回支払いに使えるローンは探さないと見つからないのです。これが、「結構なリスク」となります。

どうしても決まらない場合、パワーローンを再ローンして、その「借り換え」という手段になります。最終回支払いは出来なくても、「借り換え」なら意外に見つかるのです。ただ、この場合は本来不要な480万フルの元金と、高い金利手数料を返すことになるので、かなり無駄な金を使わされます。

納車時期があと半年ずれていれば、100万の値下げと、パワーローン以外の長期ローンが組めたという、「たった半年で天国と地獄」という状態。車には満足していますが、金関係は本当にいけてません。

今となっては、手元に車を残したい人は、パワーローンを使うことは損失以外の何物でも無いことがわかります。最終回で全額返済できたとしても、パワーローンの金利手数料には残価分も含まれるので、全く旨味がありませんからね。