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R35 GT-Rの2014年モデルが発表されましたね。

carview的には全然興味の無いニュースなのか、トップどころかニュースページでも見つけられませんでした。MINIのニューモデルは大きくとりあげられていたんですが。

まず、MINIを見ると、見た目としてはBMW MINIの特徴的な部分は残しつつ、ちょっとずつモダンになっているような気がします。ただし、同僚の女性曰く「豚っぽい」だそうで。見慣れれば良くなってくるかもしれませんが、今のところは好きにはなれないデザインでした。

デザインよりも大きく問題なのが大きさ。ついに、幅が1700mmを超えてしまいました。全長は短いものの、もはやノーマルのハッチバックでさえ5ナンバーに収まらない。

これでも、MINIですか。

性能面ではトレッド拡げた方が有利なのは分かりますし、側面衝突でも車幅が広い方が有利だとは思いますが。正直言ってガッカリでした。

で、次がGT-R MY2014。早速、サイトにアップされている動画を見ましたが・・・。

「え、これだけ?ノーマルモデルのタイムは?」と。

今回からNISMOモデルが登場しました。ノーマル比+50ps、エアロパーツもてんこ盛りです。価格は約1500万。ノーマルの+600万。これが高いか安いかはともかく、内容としては過去にあったSPEC-Vと同様、ノーマルとは別物です。さらに、今回のタイム計測に使用したモデルでは track option というものまで装着しているそうで。

それで、7分8秒679。

物凄く早いですよ、間違いなく。でも、これを「GT-R MY2014の実力」として公表する意味があるのですか?

ノーマルのタイムも計測して、それと比較するっていうならまだ分かりますけど、ノーマルのタイムはちょっと探した所では見つかりませんでした。つまり、大事じゃないってことですよね。

水野さんがニュルでタイム計測していたのは、お客様が手にする普通のモデルでどのぐらいの性能なのか知って貰うため、とかではなかったですか?今回のタイム計測に使用したモデルって、R35 GT-R MY2014を購入するユーザの何割を占めるんでしょうか。1割も居るんでしょうか。

ノーマルモデルがついに900万を超え、Premium Editionは1,000万を超えました。価格がどんどん上がっていることに不満はありますが、それ以上に水野さんが仕切っていたら、こういう結果は出してこなかったんじゃないかなあ、と思います。

それが、R35 GT-Rのあり方として正しいかどうかは今は分かりませんが、「結局、速さだけじゃないか」と言われても反論する材料も無くなった気がして、寂しい気分になってしまいました。