うっきい鈴木のブログ一覧

中国道でのフェラーリ多重事故発生から二週間経ちました。

先週ブログで書いた時にはそれなりにネット上も更新されていたのですが、今ではさっぱり。

やはり、こういうのって「叩くネタ」でしかないんですかねえ。寂しい限りです。

で、ちょっと探してみたところ、一件だけ新しい情報がありました。

そこに書かれていた地方のフェラーリオーナーの像が・・・

・中小企業の経営者が多く、純粋にクルマが大好きという人たち
・普段は軽で、日曜だけフェラーリで仲間たちと集まるという感じ
・とても謙虚で真面目な人。朝から晩まで汗水たらして働いている

だそうで。

もちろん、これで全てというわけではなく、六本木や恵比寿に住んでいるような「セレブ」もいるのでしょうが・・・。

フェラーリを買って維持できるということは、食べるのにも困るほどの貧乏で質素ということはありえないのですが、こういうのを見ちゃうと、「ああ、中身は俺と同じじゃん」なんて思ってしまうんですよね。

維持費はともかく、買うだけなら中古の348は350万で買えますし。高級ミニバンの新車価格の方が高いぐらいです。

私自身、手取り年収の1/2近くを毎年車のローンと維持だけに注ぎ込んでおり、その代わりに毎月の食費が2万ちょっとです。もちろん、その他の高額品も買えません。

金があるから911を買ったのではなく、車に金を注ぎ込むために日々働いているという表現の方が正しいです。

事故発生当時も今も「セレブでナルシストな集団」とされていますが、「そういう人ばかりじゃないんだよ」と言いたくなった次第でした。

まあ、無茶で無謀な運転を日常しているであろう、という点では擁護する気は全くありませんがね。

12/16(金)に会社の忘年会ならぬクリスマスパーティが開催されました。

毎年、某高級ホテルの地下会場を借り切り、高級な料理(酒は安物なのが残念)、外部からの出演者とかなりの散財だと思ってしまいます。

昨今、社員の昇給抑制、昇格抑制が厳しいので、、こんなイベントやるぐらいなら、ちょっとでも還元してほしいと思うのが一般社員である所以か。



さておき。料理の中でお椀に入った「牛丼」を見つけました。

高級な料理が並ぶ中、何故に牛丼か??と思ったのですが。

近くにいる同僚に聞くと、「それは松阪牛牛丼だ」とのこと。

牛丼といえば、私の中では吉野家が一番と思っています。二番目はらんぷ亭。松屋とすき家は同じぐらい。

だったのですが・・・・この松阪牛牛丼は格が違いました。

思わず、

俺が間違っていた!!(T-T)

と。

チェーン店で吉野家が一番という決め手は、他のチェーン店が「茹でた肉」と感じるのに対し、「コツコツと煮込んで味が染みこんだ肉」と感じるところです。他の店が油っぽいのに、吉野家まはそんなことはありません。

まあ、要するに。素材である肉の違いはあるのですが、「味付け」が勝負所だったのです。

ところが、松阪牛牛丼は素材で勝負している。とろけるような食感。丁度良い厚み。味付けだって悪くない。こんな牛丼が存在していたのかー!!

この日は他にローストビーフなんかも食べたのですが、気持ち的にはこの松阪牛牛丼が一番でした。

とはいっても。やはり霜降り系の肉は後で来る。たまにしか食べないなら松阪牛牛丼ですが、毎日食べるなら吉野家の牛丼の方が良いです。

・・・庶民だからじゃないと信じたいなあ。

911の価格交渉をしてから一年経ちました。

見方を変えれば、価格確定の前にオーダーしていたわけですから・・・いやー、一年前にも書きましたが、このシステムで成り立つ世界って未だによく分かりません。

ちなみに、冒頭から「価格交渉」と書いて、「契約」と書いていないのは、契約自体は2010/7/17に終わっていたからです。その頃のブログに画像を載せていますが、「自動車注文書」とあります。


今回、2010/12/11の画像を載せていますが、これは「御見積書」です(パワーローンはこの後で交渉しているので異なりますが、他は最終価格です。もう一年経過しているし、モデルチェンジもしたから載せたっていいでしょう)。

極論、自動車注文書に書かれた価格が「正式価格」となりうるので、12月の価格交渉では、一切値引きが無くてもアリだったわけです。

それでも価格交渉に応じていたわけですから・・・まあ、その頃から不況だったんですねえ。

一年経った現在。991の予約が始まっていますね。既にCar Configuratorが991になってましたので、試しにやってみました。条件は997と同じにしました。

で、出てきたのが下の画像なのですが・・・。



自分が買った997より安いじゃん!!o(T^T)o

分かっちゃあいたことですが・・・991はオプション価格は上がっているのに、割引していない状態で997の割引後よりも65万も安いです。本体価格で75万も安くなっているので、当然ですね。

そう考えると、今、997の在庫車は本当に「買い」なんでしょう。価格だけで見ればですけど。全込みで1千万切るかもしれませんね。

12/4に発生したフェラーリ多重事故から約一週間。

そろそろニュースのアップも無くなり、世間一般としては所詮その程度の興味しか惹かない事故だったのね、と思ってしまいます。

もうちょっと真面目に事故の検証やってレポートした方が良いんじゃないか?と思うのですが。

寝坊でお台場に行けなかったので、ちょっと考えてみました。文書ばかりで長いです。

そもそもこの事故が起こった要因は何か?

●スピードの出し過ぎ
　→事故を起こしたドライバー(60歳)は160km/hぐらい?と言っているが、壊れ方から見て不自然で、200km/hは出ていたのではないか?ホイールが吹っ飛ぶのは見たことがあっても、ホイールが割れるような事故は見たことがない。もっとも、単純に「スピードが出ていたから事故った」というのは軽率。軽自動車とフェラーリが同じ100km/hでどっちが安全か?ということを考えると理解できると思うが、車の性能と状況を正しく見ないと意味がない。

●ハンドル操作を誤った
　→警察はこの表現が大好き。これだと思考停止で実際の状況が何も分からない。正しくは「車が想定外の動きをした時に適切な操作で戻せなかった」であり、想定外の動きになったことこそ調査すべきことだろう。

●雨でスリップ
　→要因の一つではあるが、凍結路面やオイルじゃあるまいし、単純な話ではない。居眠りや何かしらの要因がなければドライバーは普段と同じ行為を行う。このドライバー(60歳)の車線変更はいつも急ハンで、雨でも同じだったと思われる。

●集団走行時の行動
　→「集団で走ると、先頭は追いつかれないようにスピードを出し、後続は離されないように車間を詰める」という内容があった。後続については正しいが、自分の経験だと、先頭は後続が離れすぎないように通常よりも控えめに走るのが普通。そう考えると、先頭のドライバー(60歳)は通常はもっとスピードを出して無茶な運転をしている。

●車間の狭さ
　→この事故の呆れるところは後続どころか8台後ろまでかなりの破損を起こしているということだ。つまりは前方で異常が発生したときに自身が対応出来ないスピードと車間だったということ。集団走行で詰めていたとはいえ、普段の走行で適切な車間距離を取るドライバーであれば、無謀なほどの詰めは行わない。車の性能と自分の運転技術を理解している人は無理な車間にしない。ドライバー全員、下手で自惚れやだったということだ。そういう点からは「ナルシストの集団」という表現は正しい。

●車線変更は右から左だった
　→これについてはニュースで全く取り上げられていないが、フェラーリ集団は追い越し車線から走行車線に入って追い抜きをしようとしていた。追い越し車線には車がいて、走行車線には入れるスペースがあったということだ。追い越し車線の車のスピードが何キロ出ていたかは全く調査されていないが、後方確認をあまりせず、追い越し車線を低速で平然と走り続ける迷惑車だった可能性が高い。これだって道交法違反である。あくまでも要因の一つとしてだが、この迷惑車がいなければ当時の瞬間での事故は発生していない(次の瞬間に発生した可能性はあるが)。迷惑車についても触れて、「あ、こういう迷惑なことをしていたらこんな事故を誘発したり、巻き込まれることがあるんだ」と迷惑者に気付かされる報道があっても良いと思う。

●今まで捕まっていない?
　→このフェラーリ集団は速度超過、急ハン、極めて短い車間距離、無理な追い抜きをいつもやっていると思われる。一度でも捕まるとある程度は改められるものなので、殆ど捕まっていないのではないかと思われる。危険極まりないほどに無茶に飛ばしたり、煽りなど危険走行をしているのはいつもベンツら高額輸入車だと常々思うが、捕まっているのを見るのはいつも国産車だ。警察というのは捕まえやすいく面倒が少ない弱者ばかりを狙っているのではないかと勘ぐってしまう。

上記のようなことをちょっとでも報道でやってくれると、色んな意味も含めて世の中はもっと走りやすくなるんじゃないかなあ、と思うのですが、全くないですね。

感情的な批判や保険金については興味は惹きますが、再発防止ってことを念頭に置いての報道があっても良いと思います。今回のような事故は目立つことは無くても発生しているわけですしね。

本日、FSWにてNISMO FESTIVAL 2011が開催されました。

例年通り、特に問題もなくサーキットまでは到着したのですが、中に入ってから駐車場までが遠かったです。

Club nismの会員は専用駐車場としてドリフトコースが取られているのですが、会員数が多すぎるのか、あぶれてしまって入れませんでした。つか、NISMO FESTIVALには2007年から来ていますが、専用駐車場に入れたのは一回だけです。主催者側はもうちょっと考える必要があると思うのですがねえ。


駐車場に落ち着くまで待たされましたが、なんとか10:30のレースイベントには間に合いました。パドック上から見た富士山ははっきり見えており、今年も快晴です。私の記憶では、2007年以外は全て快晴です。ちょっと凄い。

nismoブースの前では、コンプリートカー(?)が並んでいました。



載っていたエンジンはS2。私が知っているBNR32に載るエンジンはS1、R1しかなかったのですが、いつのまにかS2が出来たんですねえ。乗ってみたかったなあ。

グッズ販売で、カレンダーのみClub nismの会員は50%OFFだったので、カレンダーを買おうかと思ったのですが、あまりの行列で諦めました。カレンダー以外は10%OFFだったので、そんなに並ぶ必要無いんじゃね?と思うのですがね。

サーキットイベントの本日のメインは、GT-R & Zオールスターバトルです。これは、歴代のGT-RとZが混ざってレースするものです。

開始はタイムテーブル上は14:00ですが・・・14:50までグリッドウォークのため、実際に始まるのは15:00頃です。

グリッドウォークは相変わらずの人の多さでした。



私としては、走れないし乗れないので参加する意義は感じないのですが、これに参加すると参加ドライバーからサインがもらえたりします。ついでに、レースクイーンと一緒に撮影もできます。

レース自体はGT1のGT-Rが勝ちということになりました。V8サウンドはなんとも言えない大味な感じでしたが、ストレートの速さはGT500と遜色なさそうでした。

レースが終了する頃には既に日も傾き、かなり寒くなってきました。じっとしていると手足が痺れるぐらいでした。

フィナーレでは、恒例のnismo社長の挨拶。



そこで発表されたのが、来年12月の移転と、イベントの休止。移転作業で忙しくて本イベントは実行できないと。

いやー、参りました。日産車を手放した自分がClub nismoの会員なのは、本イベントがあり、チケットと駐車場タダという特典が大きいのです。これが無いと、ちっともお得な感じがしません。一年だけ退会しようかと考え中です。

来年はTOYOTAのイベントに行ってみるかなあ、と思いつつ、三国峠を越えて帰宅しました。

今年はあと、86に乗ったら終わりかな。