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G.W.の旅の最終日。今日は滋賀県の「草津」からスタートです。

勘違いしそうですが、ここの草津に温泉はありません。いや、そういう私自身勘違いしていましたが。

ここは群馬の草津温泉とは友好交流があるそうですが、それだけ。シャレというか「草津温泉」なんていう銭湯はありますけど。

さて。今日は近江神宮からスタートです。草津に温泉があると勘違いしていなければ、もっと近江神宮に近い場所に宿を取ったのですが、やっちまいました。

ここに来たのはぶっちゃけ某かるた漫画の影響です。所謂「聖地巡り」というヤツですな。

地図で見た感じでは結構大きな敷地だったのですが、意外に狭いです。一通り回っても一時間かからないぐらいですね。そのせいか、そもそも「聖地」としてそれほど重視されていないのか、人はまばらでした。

単純に「神社」として見た場合、主神が天智天皇ということもあり、あまりメジャーではないのかもしれません。「大化の改新」をやった方とはいえ、その後の壬申の乱とか考えたら、ちょっと「うーん」な感じがするのですね。今に至るながーい歴史を考えると、重要なポイントではあったはずなんですけど。

建築物として見ると、見事な朱と緑のコントラストというか、綺麗なものです。参道の鳥居がただの木造無着色で、アンバランスさも何とも言えません。

一通り参拝した後は、クルマのお守り(1000円也)を取得し、次の場所に向かいました。

この後は安土城跡、小谷城跡に行ったのですが・・・安土城は結構な石垣の規模に圧倒されたものの、小谷城は「山城」というよりも、ただの「山」でした。

昨年の大河ドラマの影響で駐車場は整備され、こんなものはありましたが。



放映時にはそこそこ人が来たと思いますが、ドラマ自体あまり人気も無かったようで、今となっては閑散としています。私としてはその方が有り難いですけどね。ちなみに、今回のG.W.の旅では至る所で駐車場代と入場料が取られましたが、小谷城は完全無料でした。シャトルバスは有料ですが、それは仕方が無い。

小谷城を出た後は、長浜ICから高速に乗って帰るだけでした。
途中、予想通りに渋滞に遭遇はしたものの、東名に入ってからは新東名効果で厚木辺りまで渋滞ナシ。早く厚木まで繋がって欲しいものです。

さて。今回の総走行距離は二泊三日で2076km。バスの運転は一日9時間で670kmが上限だったらしいですが、私の初日の走行距離は918km、午前1時出発で夕方6時のホテル到着まで、連続では無い所があったにせよ、睡眠ナシで14時間ぐらい運転しています。
諸々の事情で道後温泉到着後はどっと疲れは出ましたが、250kmに一回ぐらいの休憩は取っていたこともあり、運転中は意外にも眠気で危険を感じることもなかったのです。

これは、クルマの違いなのかな、と思います。大型バスと911。どっちの運転が疲れる?なんて言うと、比べるべくも無いでしょう。

スピード違反のことで「単純に速度だけで問題にするのはおかしい」と言っていますが、これも同じことです。時間と距離を大幅に制限することが検討されていますが、どうなんでしょうね。最新式で安定していて疲労が少ない大型バスと、あちこちガタが来ていて常時緊張して疲労が激しい中型バスが、同じ制限で良いはずが無いのですがね。

スピード違反の取締なんて警察の金稼ぎなので、「速度が高い=何でも悪」という思考停止は許されても、こういう人命に関わることは一義的な見方ではなく、多角的な見方をして、時間と距離以外の条件もちゃんと考えて欲しいものです。

G.W.の旅二日目。

宿は道後温泉だったものの、長時間運転とその他諸々の影響により夜はダウンしていたため、温泉は朝に行くことにしました。

で、道後温泉で「温泉」といえば「道後温泉本館」と「椿の湯」ですが。どちらか一つだけ、かつ始めてなら「道後温泉本館」の方です。

朝6時開店のため、5:55ぐらいに行ったのですが・・・いや、行列が出来ていました。写真は人が引けた後、駐車場から撮ったので何にもありませんが、朝の6時前から行列って・・・G.W.とはいえ、どんだけ地方から人が来ているんでしょうねえ。

ちなみに、道後温泉本館の料金は大体こんな感じ。
大衆風呂のみ：400円(風呂のみ)
大衆風呂+休憩大部屋：800円(菓子浴衣+お茶+お菓子付き)
リッチな風呂+休憩中部屋：1200円(菓子浴衣+お茶+お菓子付き)
リッチな風呂+個室：1500円(菓子浴衣+お茶+お菓子付き)

一番高いものが1時間20分で、他は1時間の料金です。制限時間1時間でこの値段はちと高い気がしますが、風呂のみであればそもそも1時間も入っていないので銭湯感覚でいけるかもしれません。石鹸類は持参必要ですが。

自分が入ったの800円のものです。折角道後温泉まで来て、風呂のみというのはちょっとなあ、という感じがしましたので。上のコースは二人以上で来ないと勿体無いと思います。

道後温泉を引き上げた後は宇和島城へ。

ここ、道路がこの前延長したのですが、当然ながらナビにも地図にも表示がないので、行き過ぎてしまいました。新東名みたいに「突き当たったら指示に従え」というわけにも行かないのがつらいところです。



昨日の丸亀城よりは大きい感じです。まあ、それでもそもそも小規模で、「これで天守閣と言われてもなー」という感じですね。大きさよりも風情で勝負です。

天守閣以外にもぐるっと一回りはしましたが、そもそも天守閣以外に見るところが殆ど無いので短時間で引き上げ。

この後はしまなみ街道を通って本州に戻る予定だったのですが・・・なんか、もの凄く渋滞していました。G.W.とはいえ、地方でこんだけ混むのか!?というぐらいで、予定より2時間以上遅れ、ようやく本州に戻ってきました。途中、一車線で制限速度80km/hの道で70km/hぐらいで平然と走って渋滞を作る車に数回遭遇したのも痛かったですね。

到着したのは福山城。天守閣は立派ですが、ただの復元で中は資料館です。自分としては立派で快適よりも昔のままの方が好ましいです。

福山城から駐車場に戻ると・・・隣にアルテッツアが駐まっていました。



なんというか、本当に最近よく見るなあ。
発売当初の売れ行きはともかく、発売前の評論家たちのベタ褒め状態から、時間経過後の評論家たちからの酷評で、最終的にいつのまにか生産中止になっちゃったクルマにしては、ユーザーからは支持されているのか、結構今でも走っていますね。

「86の再来」なんて評論家たちが言うから、そうでなかった反動が大きすぎて沈んでしまった一台ですが、FRコンパクトスポーツセダンとしては貴重な存在だったのです。

この後は一気に滋賀県まで走りました。途中渋滞に遭いながらも、21時ぐらいに到着。朝にニュースも見ていなかったので、関越道の事故は知らない状態でした。

今回の西に向かっての旅は911で出かけています。

S2000が納車された年に下関まで行き、高知にも行ったことがあるのでGT性能はそれほど問題はないのですが、今回はG.W.で街中渋滞が見込まれることから、疲れが少ない911を選びました。

ま、911は前のR32 GT-Rのポジションと入れ替わっているので、もともとが遠出用なんですけど。

で、新東名を走っていて、あまりにも走りやすい道だったので「じゃあPASMスポーツモードでも問題ないよね」と思って変えてみました。

実のところ、約1.4年乗っていますが、まともにスポーツモードにしたのは初めてです。

いやあ、実に新たな発見が出来ました。ただのなだらかだって道の路面状況を拾いまくりです。足も適度に引き締められ、より高速走行では安定するし。もちろん、段差の突き上げは大きくなるのですが、それでも変える意味はあるなと思いました。いかに、PASMが効いて、入力がぼかされていたのかが分かりました。
もっとも、街中ではノーマルで十分です。

さて。そろそろ行った所の話をすると、まず言ったのは備中松山城でした。



ここは数少ない現存天守のうちの一つですが・・・なんつーか、疲れました。天守はともかく、道のりがね。歩いて20分ぐらい。でも、ずっと山の中の坂道。案内用の地面は固められたり石が適度に階段になっていたりするのですが、坂が急で高低差があるものだから、結構つらい。

今の期間は天守以外にも公開されていまものがあります。ちょうど、G.W.の時期だけらしいですが、そこにも入ってきました。でも、ただの資料置き場と化していたので、まあ、行かなくても良かったかな?という程度でした。

ちなみに、ここにきて感じたのは、「こんな所に城建ててどーすんの?」ということ。私が敵方ならある程度の監視はおいても、基本的には無視しますね。

この後は瀬戸大橋を渡って一気に丸亀城へ。ここも現存天守の一つ。



なんつーか、小っちゃい。ぐるっと回るとそこそこの広さはあるのですが、ここの遺構は門と天守とあともうちょっとあったけど、基本的には天守だけです。その天守が小さいと・・・。意外にガッカリな丸亀城でした。

ちなみに、なぜ城の中では他の城の写真をかざっているんでしょうねえ??

帰り。駐車場にはなんとこんな車が駐まっていました。



黄色いアルテッツアを見たのは初めてかもしれません。でも、そもそもアルテッツアってこんなに走っていたっけ?というぐらい、最近はよく見かけるような気がします。人気沸騰中か??

手頃でFRスポーツセダンが買えるから?
中古しかないわけで、今買うってことはかなり惚れ込んでいるわけですな。

そろそろ、アルテッツアの評価は改めても良いのではないかと思ってしまう。
だって、昔よりも見るってことは、車庫にしまいっぱなしではなく、活発に動く人が購入したってことですからね。

こういう人たちって、車の買い換えが存在するのか?とちと思ってしまいました。はたして86/BRZは同じポジションに居続けられるのでしょうか・・・。

今年のG.W.前半は西に向かいました。

いつもなら大渋滞の東名高速も、開通した新東名のおかげで大分マシな感じがしました。まあ、横浜町田IC付近が結構混んでいたので、やはり厚木まで開通しないと効果が出るまで時間がかかりますね。

そこそこ耐えて、新東名に入ると・・・物凄く走りやすい。つか、気がつくとスピードが出てるんですが。

免停解除後、まだ一年経過していないので、制限速度を大幅に超えるわけにはいきません。

だけど、この道で100km/hっておかしくないか?と心底思いましたね。

設計速度140km/h担保は伊達じゃ無いです。

それでも、警察庁は制限速度100km/hから変えず、むしろ取り締まると。

もう、安全云々関係ないですね。道路構造と関係なしに「100km/h以上は危険だから」なんて言うのだったら、設計速度100km/h以上を造る意味がないですよ。設計速度ってのは、「その速度で走っても大丈夫だよ」というもんでしょ?「危険だから取り締まる」から外れているでしょう。

やっぱり、あくまでも警察のノルマ稼ぎがしやすいように、ってことでしょうね。

ほんと、気をつけないと安全に120km/hぐらいで走れる道ですから、うっかり出してしまう = 捕まえやすい、というわけですな。

そういえば。夜だったから気づかなかっただけかもしれませんが、自動の速度取締装置を見なかったような??

なんとも、色々とおかしな話です。

昨日の「今日の86」は想像が含まれていたので、実際に行ってみました。

その行きの道。一週間前は桜が満開だったのですが、今日はもう葉桜。本当に桜は見頃時期が短いですねえ。

そんな道で、よく見かけたのが白いバイクと白黒のクルマ。

前の方にいたのにいつのまにか居なくなったなあ?と思いつつ慎重に走っていたら、いつのまにか後ろの方からサイレンが聞こえました。

自分は1km/hたりともオーバーしていないので何事か?と思ったのですが、捕まったのは数台後ろの二輪のようでした。前を走る自分がオーバーしていないので、速度違反では無いと思いますが。

ありがちなのは、信号の見切り発進(信号無視)とか黄色で突っ込んだ(これも信号無視?)とか、はたまた停止線のはみ出しでしょうか。これらの違反は普通に見かけるので気にもとめないのですが、捕まえようと潜んでいる者にとっては格好の餌食なんでしょうねえ。

それから数十分後、目的地のディーラーの近くの警察署の近くまで来た時、別のバイクでやたらきょろきょろと周りを見ながら、車線の端をノロノロと走っている物がいる。

正直邪魔というか、行動が読めなくて危ないんですが。という彼らは、自分が危険走行をしているとは欠片も思っていないのでしょうねえ。

いやあ、今の時期は本当にやたらめったら溢れ出てきて困ります。他でやることがあるだろうに、と思ってしまいますね。

で。そのバイクが居なくなった後は、問題なくディーラーまでたどり着きました。

S2000の中で走りながら見てみると。外に86が二台ありましたが、誰も乗っていないし見てもいない。86の旗は店内にぶら下がり、一目でAREA86というのは分かる状態だったのですが・・・中のど真ん中はクラウンで、後方には何かのミニバンでした。

ああ、本当に一週間だけだったんですねえ。かなり寂しくなりました。ちゃんと販売活動しないと駄目だと思いますがねえ。

10年は作り続けて欲しいものですが、難しいかもなー。