2016年11月12日
別の場所に書いたので忘備録として
別の場所に書いたのはここから--
古館の番組で最も興味深かったのは歌舞伎と御霊信仰の関係を古館が指摘した所
この映画は大衆に対する現代の歌舞伎なのでは
映画全体が現代の神楽舞と言っていい(災害犠牲者への鎮魂の意味もある)
映画の中にも姉妹が神社で舞う神楽舞が登場し2重構造になっている
神楽舞に対して作家性がと言う人はいないし
歌舞伎に対してつじつまが合わないと言う人もいない
映画館で現代の歌舞伎を観て女性たちが涙したわけ
実写映画化よりはスーパー歌舞伎「君の名は。」の方がありかも
ここまで--
3年前の三葉の霊が瀧にのりうつった、とも解釈できる
瀧の霊は3年前に行ったわけで
ただ、ここから災害から三葉たちを救うハッピーエンドに持ってゆく力技は
勇気があると思う
(人々が持つ災害の記憶を利用して感動させる手法ではと批判されかねない)
「義経は生きていた」モンゴルに行ってチンギス・ハーンになった?
「西郷隆盛は生きていた」それを信じた警官がロシア帝国皇太子・ニコライへの発砲
のように、『実は生きていた』にお話を変えたいのが一般大衆だよなぁ
「君の名は。」は大衆演劇とも言えるかも
Posted at 2016/11/12 06:20:36 | |
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