10月中旬、ドライブ中に突然、
車内が甘い匂いに包まれた。
足元から来るそれは
直ぐにブレーキフルードと分かる。
「頼む、クラッチ(マスター)であってくれ!頼む!」
誰に頼んだのかわからないが兎に角、頼んだ。
取り敢えず、コンビニにピットイン!(またかよ・・・)
急いでペダルの付け根を照らす。
クラッチマスターからの漏れだった。
ブーツとロッド間から フルードが漏れていた。
ペダルを押すとそこからフルードが滲む。
* 画像は交換後
はぁ、良かった・・・
ホッとしたのも束の間、フルード残量を確認。
「うゎ!全然入ってない!」
1/3程度入っているが。画像でお判りの通り、
下窄まりのタンクなので1/3はかなり少ない。
ヤバい状況なのだが脱出するシナリオはできている。
コンビニでホットコーヒーを買い、一服する。
コーヒーと一緒にストローも頂いた。
このストローで ブレーキリザーバタンクから
フルードをコンバートする作戦だ。
早速、ストローをタンクに入れ、その頭を押さえコンバート開始。
一回は僅かな量なのだが 10分位で半分程度になり完了。
クラッチを数回踏んでも 急激な漏れは無い様だ。
問題は垂れ防止に使った紙コップの処分。
最低限の礼儀として この紙コップを水で濯いで捨てたい。
フタを紙コップに取り付け コンビニの便所を借りる。
フタ無しで この紙コップを持ち、コンビニの便所に入ろうものなら 店員に
「古い車の男が尿検査をしている」などと通報されかねない。
客観的に見て、自然に処理しなければならない。
無事に紙コップの処理を終え、コンビニに感謝しつつ、帰路に就く。
実は25年前にこの方法で友人のTE71を救ったことがある。
昔と変わらない事をしている自分にガックリ。
後日、THサービスさんから部品を購入。
クラッチマスター、レリーズシリンダを交換。
オイル交換もして気分もイイ
なんで?
家に着き、エンジンを止めると 何か噴射音が聞こえる。
急いでボンネットを開けると
「!!!!!」
Posted at 2016/11/26 01:29:42 | |
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