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Tetsu@のブログ一覧

2018年02月24日 イイね!

ワゴンR

ワゴンR仕事の移動でレンタカーを使う機会がそれなりにあるのですが、一昔前と違って最近は軽を借りることが多くなって来ました。同じ店で借りることが多いので必然的に車種は絞られてしまうのですが、多いのは日産DAYS・・・三菱ekワゴンのOEM。パッケージングから走りまで、まぁ正直出来をうんぬんするレベルのクルマですらなくて、言ってみればディスカウントストアで売っている安物のママチャリでしかありませんでした。以前にもホンダN-WGNのインプレを上げたことがありますが、N-WGNもこれまた酷い出来で・・・。

久しぶりに違うレンタカー屋で借りたら新型のワゴンRでした。正直、この手のハイトワゴン系の軽はクルマの出来以前の話で端的に言ってクルマのデザインが気に入りません。全体的に品がなく、ディテールは何かからのパクリと思われるものの集合体・・・。流石に下品な仕様を標準には出来ないようで大抵はデザインはイカついのと大人しいのと2種類用意されてますね。新しいワゴンRはアストロの顔にアルファードのBピラー処理・・・。妙に凝っていて、初代の潔いすっきりしたデザインとはかけ離れてます。

借りた個体はマイルドハイブリッドのFFで、セーフティパッケージというアシスト系オプションが組まれた仕様です。乗り込んでみると妙にフロントガラスが遠く感じるいつもの軽ワゴンのパッケージング。でも開放感があって、本当に広いですよね。視界は少しAピラーが太いですが悪くありません。この辺はいつも軽ワゴンに乗ると感心するところです。そして品質感の高さは他社とちょっとレベルが違う気すらする。高級とまでは流石に言いませんが、ショボさはありません。ドラポジは・・・なんとびっくり。ステアリングはテレスコどころかチルトも調整出来ません。しかもシートハイトも変えられません・・・。なので、全然ドラポジが合わない。にも関わらずシートヒーターは付いてたりするんですから、相変わらず何だかなぁ・・・という感じ。エンジンをかけると何とヘッドアップディスプレイが出て来ました・・・。センターメーターが見づらいのでHUDの方が見やすいですね。



いよいよスタート。所詮電動アシスト付きのママチャリなので期待もしていなかったのですが、いやぁ良かった。走り始めの初見で印象的なのは軽っぽくないこと。ボディ剛性が高いのだと思いますが、あの頼りない感じが薄いです。そして乗り心地も良いです。少しだけロールが大きめなので調べたら前後ともスタビはないようですが、交差点での曲がり方も自然です。シャシー自体は悪くない印象なのですが、ステアリングはコスト安を感じるところでとにかくスティックする感じ。切り始めの動きがスムーズじゃなく渋く抵抗があります。これがニュートラルからの切り始めだけじゃなく、ステア一定でコーナリングしているような状態でもそこでスティックします。なのでコーナリングの立ち上がりではステアリングを自分で戻さないと曲がりっぱなし。ということはつまり真っ直ぐ走らせにくいです。これが個体差なのか分かりませんが、軽にありがちなステアリングですね。疲れます。

ドライブトレインは、低速域でモーターが良い感じでトルクをブーストしていて、しかもそのブーストが不自然ではないのでトルクの大きなNAと思えるようなフィーリングです。と言っても少しのアシストなので、せいぜい50-60km/hくらいまでなんですが、街乗りとしては充分以上に思います。



高速も結構走ったのですが、高速ははっきり捨てたセッティングのようでした。80km/h以上ではアシストの効果も薄くトルクが足りません。100km/hレベルでも煩いです。ウインドノイズ、ロードノイズ、そしてエンジン。どれも明確にBセグより劣ります。足回りはダンピングが足りません。セーフティパッケージは軽でレーダー+カメラが付いてるんですからすごいですが、ちょっと驚くくらいセンシティブで、車間や車線など結構怒られました。(笑)

さて・・・。このクルマの使われ方を考えれば、イヤだと思ったステアフィールも足りないと思った高速性能も大したウィークポイントじゃないでしょう。正直、最近乗ったBセグよりも街乗りであれば説得力のある選択だと思いました。それで今までほとんど見ることのなかった軽各車のサイトを見てたんですが、色々なクルマを見て比べたりしていると、アルト・ワークスが凄いスポーツカーに見えてくるから不思議です。(笑)
Posted at 2018/02/24 21:58:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | レンタカー | 日記
2015年09月22日 イイね!

F10 520d

F10 520d先日、出張で久しぶりにアイルランドへ行って来ました。アイルランドでは中東部の首都ダブリンでお客様をピックアップして、コークというアイルランド南端の街までドライブということに。アイルランド郊外は高速のペースがかなり速く、電車よりもクルマの方が速いんです…。

そんなわけでまずレンタカーのセレクト。距離は片道300km以上を往復、快適でそれでいて淡々と飛ばせるクルマ。こんな時、いつもならVWゴルフを指定です。しかし最近は普通に頼むと1.6 ディーゼルのBlue motion になっちゃうので、2.0 TDI を依頼。ところが最近は2.0ディーゼルって言うと無いことが多い。ダウンサイジングなんですな。でも1.6 TDIは 110 hp程度でせいぜい160km位までのクルマ。最高200km+α、巡行170-180となるとキツい。その上はというと、例えばBMWの318d、153bhp / 320Nm。これで及第点。でも3シリーズはあまり乗り心地が良くない印象だったのと、あまり金額が変わらなかったので、520dを選択。同じクラスだとアウディA6も選べたけど、経験的にアウディはシート、特に座面が硬くて一気に長く走ると結構疲れるんでパス。

そんなわけで520d。2リッター4気筒のディーゼルなんですが、スペックは190bhp / 400Nm と名前は520ですが、日本仕様の523d 184ps / 380Nm より微妙に上です。これは同じ4気筒でも下に 518d 150bhp / 350Nm、上に 525d 218bhp 450Nm と3種類もラインナップがあるのでそういった関係なんでしょう。因みに3リッター6気筒の 530d というのもあり、こちらは 256bhp / 560Nm という怪力ぶりです。トリムはレンタカーなので無論SE。シートはスライド手動の他は電動というポルシェみたいな感じ。ステアリングのチルト&テレスコも手動。ナビは妙に小さいw。でも革シートだしインテリアの印象はやはり3シリーズよりは全然上ですね。早速ポジション合わせ…。さすがBMWと思うのは、すぐにポジションが決まってそこからの視界が良いこと。ピラーやウインドウの感じが一体感を感じやすい造りなんですね。



早速発進…が、いきなりワイパーが動く。(笑) こういう操作系は私は間違えない方で、特にウインカーを間違えることはほとんど無いんですが、Dレンジに入れようとしてワイパースイッチを下にカチっとな…。これは自分で驚きました。ここまでCクラスのコラムシフトに慣れていたのかと。改めてシフトレバーをDレンジに入れ、サイドブレーキを解除して発進…出来ない。(汗) 電動パーキングブレーキのロジックが、メルセデスと逆の引いてロック、押して解除なんですな。解除しようとして一生懸命ロック。ポルシェとメルセデスはどちらもパーキングブレーキのスイッチがダッシュボードのステアリング脇の下の方にあり、操作ロジックは押してロック、引いて解除と同じです。これに対してBMWとアウディ、VWはスイッチがセンターコンソール上にあって逆のロジックなんですね。いや、自分のクルマだったら絶対慣れるので、どちらがイイとか以前にどうということは無い話なんですが、ちょっと出鼻を挫かれました…。(;^_^A


そして携帯のGoogle mapで目的地を設定して発進・・・。すぐに感じるステアリングの違和感。う~ん、これはE90の3シリーズ風味なフリクション感・・・。なんかこう、ステアリングを切るのに妙な抵抗がある。タイヤの捩れとかではなく、ステアリング自体に抵抗があるような。それは極低速から40km程度までのことで、E90 みたいに変に重くはないからすぐに慣れますが。

空港周辺からはトウモロコシ畑の間を走る狭い一般道 Rロード(=イギリスのBロードかな)でまずはお客様の会社へ向かいます。結構タイトでブラインドだらけのワインディング、幅は箱根の乙女峠レベル。そこでいきなり5シリーズの本領発揮。明らかにDセグより一回り大きいことを感じさせるものの、普通にワインディングが楽しめる。正確で剛性感があり、ゲインが高くないステアリング、割とジワっとロールするしなやかなサスペンション。荒れた路面を吸収する225/55R17のタイヤ。いきなり好印象。F10はデビュー当時に試乗してるんですが、その時は6気筒ガソリンの535i。非常に気持ち良いクルマで結構気に入ったんですが、520dはアレとは大分違います。1760kgに190bhp / 400Nm ではやはり加速は緩慢で、535i程自在に動く感じはありません。とは言え足周りはやはり5シリーズといったところ。60km/h位まではリアは逆位相でステアされるようですが、違和感はありません。クルマ全体が軽快に向きを変えるように感じるだけです。

お客様をピックアップして高速へ。ダブリンはたった人口50万人の街ですが、クルマは多く全般的に道路が狭いこともあって結構混雑します。特にダブリン市内は東京都内並、ロンドン市内並と言えるレベルでしょう。高速に乗っても結構な交通量で、郊外に出るまでは首都高並にクルマは多いです。

ようやく郊外に出ると交通量は一気に減り、巡航速度が上げられます。ちなみに制限速度は110-120km/h程ですが、駐車違反の厳しいアイルランドでも速度に関しては寛容なようで全体的にペースは速く、右車線のペースは130-140km/h程です。さらに、空いてくると170-180km/hで普通に巡航出来ます。

高速域での520dは、まず遅い。(笑) 140km/hから上での加速は緩慢そのもの。実はウチのC200と重量以外のスペックは大差ないのですが、C200の方が体感的には全然速いです。この辺りはガソリンとディーゼルの特性の違いが大きいと思います。やっぱり本当の高速域はガソリンかな、と。ただし静粛性は素晴らしく、ディーゼルであることは全く意識しませんし、180以上でもウインドノイズは抑えられています。


交通量がこれくらいなので、普通に180以上でクルーズ可能。そうなると3時間かかるところが2時間強で着く。速いクルマ、道路はきちんと価値があるのだ。

200以上でも声を上げずに普通に隣の人と会話出来るレベルなので、静かと言えると思います。そして落ち着いていながら微舵にしっかり反応するステアリングが素晴らしい。超高速とは言え丁寧な走り方が出来ます。また、リフトもあまり感じさせず横風の影響も少なく、空力面でも優秀です。高速はそれなりにコーナーもアップダウンもありますが、ほとんど速度を落とさずにコーナーへ入っていけるコーナリング性能=つまりそれだけの高速コーナリングでも安心感が高いのは、やはりEクラスにはないものがあると思います。それじゃあライドコンフォートはどうかというと、これもまた良いのです。225/55というタイヤもあるでしょうが、ちゃんとしなやかにストロークする脚で乗り心地が良い。

そんなわけで高速クルーザーとしてもワインディングを走るサルーンとしても非常に良いクルマでした。Eセグメントは日常で使うには私には少し大き過ぎるのですが、このクラスで選ぶならやっぱり5シリーズかな、という思いを強くしました。

ちなみにダブリンからコークまでの300km程で、高速道路の料金は1.9ユーロを2回、つまり3.8ユーロ程でした。安いなぁ・・・


少し遠くに見えているのが料金所。ETCシステムの他、コインを投げ込む自動式、それからマニュアル=人のいるレーンがある。
Posted at 2015/09/22 06:15:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | レンタカー | 日記
2014年11月19日 イイね!

ハイソカー

ハイソカーMINIを売却して次のクルマが来るまでの代車としてMINIを買い取った業者がクルマを貸してくれているのですが、事前に「多分フィットです」と言われていたものの実際に来たのはX100系のマークⅡでした・・・(苦笑)

マークⅡと言えば、懐かしきバブル時代にX70系/80系がシリーズで月に数万台も売れていたという、「ハイソカーw」の元祖。高級過ぎて上司や近所から冷ややかな目を向けられることもなく、しかしフル装備でショボくもなく所有満足度も高い。そんな周りの目を気にする村社会・日本にピタリ当てはまるクルマだったのだと思います。

 

89年~92年くらいまで私は日産のディーラー会社で陸送のバイトをやっていたので、この頃のクルマは相当乗りました。日産ではP10プリメーラやR32スカイライン、いわゆる901活動が全盛期の頃で、X71, X81マークⅡ系とR32スカイラインの差は走りの面では歴然としていました。(ちなみにP10プリメーラよりも劣っていた印象があります。)

R32スカイラインの成功を見たトヨタは、マークⅡの走りを向上させるべく大幅にシャシーレベルを上げてX90系をリリース。ツアラーという走りのグレードをアピールしてバブル期のイメージとは少し違うクルマになりました。ちなみに、その後「走り系」ではない意外なクルマで走るというのがドリフト界で流行し、31セフィーロ、33ローレルと共にドリフト族御用達になったりしました。

そんなX90系の後継車がこのX100系のマークⅡです。この頃は既に日本車にほとんど興味がなかったので詳しくは分かっていませんでした。このマークⅡは'99年式でいわゆる後期型です。エンジンは懐かしの1G-FE。この頃既に6気筒の中心はJZ系だったはずですが、JZ系は2.5Lが最小で2L版はなかったので1Gを使っていたのですね。調べてみたら'98のマイナーチェンジでVVT-iまで付いてるとか。その割りにはトルクが太いわけでもなく、上は惰性で回るだけでパワー感も全然なく、高回転域で振動が収斂していくような気持ち良さも全くありません。むしろ回すほどに振動が増してバラ付く感じです。もしかして'90年前後の日産RBの方がマシなのでは・・・と思うほどです。とはいえやっぱり6気筒。粒の揃った感じは低回転域ではそれなりに気持ち良く、音も結構良いです。全体的には全く気持ち良くはありませんが、でも6気筒の良さを感じます。



ATは4速。この時代のクルマってこんなにロックアップしなかったっけ??と思うほどゆる~いトルコンで、定速走行にならない限り常に滑ってる感あり。エンジンのトルクが太くなさそうなので、もしかしたらエンジンの低いトルクを増幅させるためにあえてのセッティングかもしれませんね。ですが、シフトショックは極小で、何を重視して開発していたのかは良く分かります。また、簡単にロックアップを解除して滑らせるので、意外に自分の足と気持ちでコントロールしやすいです。私のMINIの唯一大きな不満は気持ちに全くフィットせずシフトをコントロールしづらいATミッションのプログラムだったのですが、このマークⅡのATはスロットルの踏み具合でシフトをある程度コントロール出来ます。これは4段程度のギアだから出来ると言えるかもしれないですね。例えばMINIは6段ですが、シフトダウンで1つ落とすのか2つ落とすのか、はたまた3つ落とすのか。キックダウンしようとしてもクルマが悩んでいるようなラグを感じる上、走っている道路の勾配によってクルマがギアを決めるので結局ドライバーがギアを選べないのです。だから2段くらい落とそうと思って「これくらいかな?」とスロットルを踏んでもいきなり低いギアに入って「ワワワーン!!!」と回ってみたり、1段しか落ちずに緩慢な加速になったりします。

そこへ行くと制御がシンプルで選ぶギアが少ないことが結局コントロールしやすいことに繋がっているように思います。この辺、ハイエースの乗りやすさとちょっと似ているかもしれません。

足回りは4輪ダブルウィッシュボーン。CクラスはW205でフロントをウィッシュボーンに戻しましたが、4輪マルチリンクのR32に対抗したX90系の名残でこんな贅沢な構成を持っていたのです。しかし乗り味は正しくトヨタで、常に浮遊感が付き纏うふわんふわんのゆ~らゆら。ダンピングのダの字もない感じ。姿勢変化も大きいので、綺麗に走らせるには路面のギャップやアンジュレーションまで見込んだかなり繊細な操作が要求されます・・・。トヨタのテストドライバーは優秀過ぎると皮肉られる所以ですね。フィードバックの少ないステアリングとこの足回りでも綺麗に走らせることが出来るのはスゴい、という意味で。というわけでシャシー性能が向上したと言われるX90系の後継の割には全然昔のマークⅡのイメージそのままです。しかし、この当たりの柔らかさは60km位までなら快適です。両親を乗せてゆっくり走るならありがたいとすら思えます。つまりこの位までの領域にフォーカスしてセッティングされたんでしょうね。ちなみにタイヤは195/65R15です。



しかし、一番驚いたのは久しぶりに乗るこの時代のクルマの乗り易さ、とっつき易さです。バルクヘッドやベルトラインが低くて視界良好。ボンネット先端もトランクの後端も分かりやすいです。ピラーも'70/'80年代のクルマと比べれば太くはなっていますが、それでも最近のクルマよりは細い感じです。その代わり守られてる感はありません。不思議なもので最近のバルクヘッド/ダッシュボードの高い囲まれ感の強いクルマばかり乗っていると、こういう開放感に不安を感じるのですね。ノーヘルでバイクに乗る怖さと同種類の怖さです。もちろんレベルは全く違いますが。

ところで写真でも分かるかもしれませんが、15年落ちにして内装にヤレ感がないのがすごいです。この辺は輸入車と比べると品質が凄いですね。同じ'99年頃のヨーロッパ車だと内装がたった数年でベタベタになったり色褪せたり色々ありましたが、このクルマはそんなの一切無し。トヨタ恐るべし。
Posted at 2014/11/19 19:16:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | レンタカー | 日記
2013年06月15日 イイね!

レンタカー5

レンタカー5久しぶりにレンタカーネタ。先日ハワイのカウアイ島に行って来ました。


【シボレー・トラバース】
全長5.1m、全幅1.96mという3列シートの大きなSUV。というかミニバンとのクロスオーバーらしい。



エンジンは3.6L V6、6速AT。借りたクラスはスタンダードSUVで、しかもダラーで借りてるのですっかりジープ・グランドチェロキーだと思ってたらシボレーだった。(ダラーは元はクライスラー系列でした)

そして。

やはり。

典型的なアメリカ車ですね。

色々な意味でゆるーく作ってある。

ハーレーにも通じる、このゆるい感じ。

なんかこう、ぶかぶかの洋服を着ているような感じ。

ステアリングやシートも大きく、かつスイッチ類のストロークも大きい。大きなステアリングをゆっくり回し、柔らかめの足回りを長ーくストロークさせて船のように走る。(ちょっと表現が極端ですが)こういうのが大陸的に合ってるのも否定しませんが、今回はカウアイ島という小さな島で狭い道が多く、一定のペースでユルユルと走るというよりはコーナーが多かったりしたので、合いませんでしたね。全くもって。大きさも完全に持て余し気味。しかもビーチへのアプローチ等で地上高が欲しかったからSUVにしたのに、アプローチアングルが乗用車並という残念さ。(笑)

でもLTZというグレードで装備は充実してました。バックモニターの映像はミラーに映るし、シートにはヒーターだけでなくベンチレーションまで付いてました。ベンチレーションは初体験だったんですが、これは快適ですね。


【フォード・フォーカス】
こちらはオアフ島で借りたフォーカス。2L 直4、6速パワーシフト。ゲトラグのツインクラッチですね。



大きさは驚くことにほとんどM3と一緒。全長が5cmほど短いだけ。ホイールベースは10cm短くてホイールが大分小さいので見た目の印象はコンパクトには見えますが。まぁオアフで乗ってる分には充分コンパクトですけど・・・

初めてアメリカでフォーカスに乗ったのですが、凄いですね。あのフォーカスがアメ車になってます。あのタイトな操縦性を敢えて変えて、ちょっと緩くしてあるんですね。ステアリングは軽くてギア比が低く、ゲインは弱く、あのキビキビとしたハンドリングのフォーカスとは味付けが違う感じ。遊びを作ってある、とまではいかないので、緩そうな感じながら結構ピシッとしてます。足回りはダンピングも効いていて姿勢は抑えられてる感じでした。なるほどね~。結構いいですね。

・・・が、これがレンタカーだからなのかもしれませんが、ミッションが酷かった。クラッチのジャダーが酷く、スロットルの踏み方を色々工夫してみても1-3速あたりの発進・渋滞時にはかなり揺すられる上、3-4速くらいからの普通の加速でもクラッチが滑っているみたいでした。ダイレクト感全然なし。最初はCVTかと思ったほど。

個体差なのか、それとも緩いトルコンからの乗り換えで違和感がないようにこういうセッティングなのか。

今まで乗ったことのあるツインクラッチはVW/AUDI系のDSGかBMW M3, M5辺りですが、どれも素晴らしいダイレクト感とスムーズさだったので、ちょっと驚きました。あれは新車の時だけなのか?VWでも2万kmくらいからクラッチのジャダーが出始め、気になる人は気になるという話も聞きますし、まだ熟成途中の技術なんでしょうかね。

いずれにしてもフォーカスはヨーロッパ仕様の方が全然いいな。
Posted at 2013/06/15 08:22:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタカー | 日記
2012年04月03日 イイね!

今まで借りたレンタカー 4

【R35 GT-R@ターンパイク】

日曜日、時間が空いたので、ケイマンSの友人と久しぶりにM3で伊豆・箱根に出動。




気持ち良くターンパイクを上って大観山のパーキングに入ったら
レンタカーのノボリ。どうやら走り系のクルマが借りられるらしい。

R35 GT-Rがあったので思わずレンタル。時間は30分で味見だけ。



借りたのは'07モデルで、つまり本当の初期型。GT-Rももう5年落ちかぁ・・・
と思いつつゆっくりスタート。もちろん各部を暖めつつ。

直線でとりあえず踏んでみる。


・・・うぉ~~~~っ! 速~~~っ!!!


こりゃスゲー。M3だって420psあるけど、レベルが違う。

ボディ、ブレーキ、ステアリング、全ての剛性がめちゃくちゃ高くて
全てガチガチで、かつ遊びが感じられず凄くソリッドな感じ。
ブレーキはポルシェのタッチとも全然違って、ひたすらタッチは堅い。
かつスゴイ効き。タイヤの剛性も高いしサスもガチガチ。デフもバキバキに効く。

・・・これホントにノーマルなんでしょうか・・・(汗)

乗り心地は噂通りの悪さですが、そんなことより何よりコーナリングスピードの速さが
半端ない。1.7tもあるクルマのコーナリングとはとても思えない。タイヤもスゴイ。
グリップ感がスゴイのでどんどんペースが上がる。するとタイヤにも熱が入ってきてどんどん
グリップが出る。既に今までに体感したことのないコーナリングスピードだけど、絶大な
安心感のあるグリップ。ただ足が堅すぎてギャップやうねりで結構跳ねるので、その修正は
そこそこ気を遣う。コーナー中盤から踏んでいくとフロントから引っ張ると共にリヤが回り込む
ようにデフが効いてヨーが付きながら、弱アンダーのまま半端ない立ち上がり加速。
スタビリティコントロールが多少のスライドを許容するので、意外に走らせてる感もある。
(スタコンに助けてもらってる感もたっぷりだけど)

いやもう、ホントに何ですかコレ。本当にスゴイ。スゴイとしか言えない。

超楽しかったけど、楽しめる速度域が速すぎ。あまりにも。

マジでクルマ人生で一番の衝撃でした。

ゴルフが衝撃だった、って書いたばかりだけど、GT-Rの衝撃はそれを遙かに超える。

しかも'12モデルはこれより70psもあるとは・・・
Posted at 2012/04/03 19:47:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタカー | 日記

プロフィール

「@Sekiai さん 初めて見ました!こんな動きだったんですね。ツインシャシーとは知ってはいたものの、どういうことなのか全く分かっていませんでした。」
何シテル?   08/09 09:35
10年以上続けていた2輪レース活動を休止し、のんびりとバイク/クルマ生活を楽しんでます。今はやる方ではなく観る方に変わりましたが、モータースポーツは2輪・4輪問...
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