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2018年01月25日 イイね!

続・C43 on the snow road

続・C43 on the snow road先日関東でも大雪になりましたね。あらためて東京周辺が雪に対して弱いことが露呈しましたが、環境が違い過ぎる雪国と比較することはナンセンスですね。雪国では夜中じゅう除雪車が稼働し、住宅地の中まで除雪してくれることも多いですし、中心部では融雪装置があったりしますし。それでもドカ雪が降ったりして除雪が追いつかないとスタックするクルマが出始めるくらいで…。とは言え、意識の低さが渋滞やトラブルを生んでいるのも事実で、例えば今回も我が家の周辺ではサマータイヤでスタックして乗り捨てられているクルマがまだまだいますし、意外に多いのがバイクとかw 、FFのリアにチェーンを巻いている残念なクルマも未だにいたりw。こうなると自分は問題なくても突っ込まれる可能性は高く、もはや走ること自体がリスキー…。こういう意識の低い人を糾弾するのは簡単ですが、それぞれに事情があるかもしれませんし、そもそも数年に一度しかこのような状況にならない土地で全員に意識を徹底するのはとても無理な話です。行政が万全な除雪体制を取るというのも、数年に一度のために予算を確保するのも難しいでしょうし、どれだけの頻度か分からない除雪のために除雪機材を準備して除雪を請け負う業者を充分確保するというのも難しそうです。仕事で走らなければいけない方は本当に大変ですが、まあ諦めるしかないかと…。



で、妻を迎えに行くなどで走っていたのですが、C43の印象が先日ブログに書いた内容と大分違ったのですね。先日のインプレは主にスキーへの往復など雪国での走行だったので、基本的に除雪がされているワインディングなど、低μとは言ってもまぁ普通のペースで走れる環境下の話ということでした。もう少しエクストリームな状況・・・除雪・圧雪がなく、よりトラクションが掛かりにくい状況では違う側面がありました。

まず33:67というトルク配分を強く感じました。深雪になると明確にリアから滑り始め、そのまま4輪にトラクションがかかって進みます。しかしトラクションのバランスはあくまでリア寄り。深雪ではある程度リアを滑らせるのが一番トラクションがかかるようで、ESPをOFFにしないと最大のトラクションは得られません。ついでにバックで坂道を登るのはびっくりするほど苦手ですねw。まぁ動的な重量配分とトルク配分を考えれば想像はつくだろ、って話なんですが…。



そして極低μ路でのコーナリングは明確にテールハッピーで、低速ドリフトが相当面白いw。FRのように横を向き過ぎることもなく、50:50の4WDのようなアンダー・オーバーの移行やゼロカウンター的な滑り方とも違い、前後の滑り方とトラクションのバランスが絶妙で非常にコントローラブル。なのでクルっとリアから向きを変えてスライドを抑えながら立ち上がることが気持ち良く、しかも簡単に出来ます。とはいっても速度が乗るワインディングでは前回書いたようにアンダー傾向にもなるので、どんな状況でもテールハッピーかというとそんなことはありませんが・・・。

そして、意外に重要なのがトランスミッションのマニュアルモードボタンとトラクションコントロールOFFボタン。どちらもW205標準車には無かったものです。元々C43はDレンジのデフォルトが2速発進なので普通は雪だろうとなんだろうとDレンジ + ESP ONで走っているわけですが、深雪やアイスに遭遇した時にパっとマニュアル + ESP OFFに切り替えられるのは重要でした。いくら4WDでも深雪や坂道などでは出来るだけ停止→発進は避けたいですからね…。LHDの場合このスイッチがドライバー側にあるので、慣れれば何とかブラインドで操作出来ます。



4WDのクルマを所有するにはBG5レガシィ以来20年ぶり。当時からスバルは4WDの構成にVTDやACTといった今も使われている電子制御トルク配分を用意していましたが、ウチのレガシィはMTだったのでビスカス・センターデフ + ビスカス・リアLSD。かなりプリミティブな構成でしたが、お陰で4WDの基本的な挙動を学ぶことが出来ました。BGレガシィのシャシーやパワートレイン構成がBFレガシィと基本的に同じだということを考えれば、C43とは四半世紀程も差があるわけですが(驚)、エクストリームな環境下ではなんだかんだ言ってもプリミティブな構成の方に分がありそうです。ただし、そのような極限られた状況以外の普通の雪道などでは、ESPの性能向上などでよりリラックスして走れるようになっているのも事実です。

エクストリーム環境下でのベストはやはりジムニーということで…w
Posted at 2018/01/25 12:09:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | Mercedes | 日記
2018年01月08日 イイね!

C43 - 20,000km到達

C43 - 20,000km到達C43が来てから1年5ヶ月、早くもマイレージは2万kmを超えました。日常の足として駅へスーパーへ、という使い方もしつつ、ゴルフ、釣り、登山、スキーなど趣味の足としても活躍しているので、まぁ距離は行ってしまいますね…。

2万kmを越えてもかなり気に入っており、次のクルマを現実的なレベルで検討すらしていないというのは相当久しぶりです。(いや、クルマ好きの常として色々ウォッチはしているのですが・・・w)

さて、2万kmを迎えて劣化的にどうなのか。端的に言って驚異的にヘタりが少なく感じています。エンジンはノイズ、振動とも未だに気になるようなことは全くなく、タペットらしきノイズすら出ていません。新車時からエンジンには硬さがあまり感じられなかった・・・というよりは新車時から硬質感がありながらもフルバランスが取られているようなエンジンの回り方だったのですが、とはいえやはり多少の違いはあり、今や回り方は絶好調。低回転でブーストをかけるような踏み方をしても振動も全くなく綺麗に吹けていきます。

エンジンがろくに暖まらないうちに停まるようなケースもそれなりに多いのですが、高速を使って出かける時などはそれなりに高い燃焼温度を維持するような走らせ方もしているので、そもそも調子が良いのかもしれません。ちなみに燃費をどうこういうクルマじゃありませんが、3リッター・ターボにしては素晴らしく良いと言えると思います。高速を含めてツーリングのような走らせ方では多少踏むシーンがあっても12km/Lを超えます。街中でも8.5 - 9km/Lといったところです。



トランスミッションも相変わらず調子が良くて、距離が進むにつれてショックが大きくなるということも全くありません。新車時にあった2速でロックアップする際のコンっというショックもアダプションを行なった後は綺麗に消え去り、以来シフトアップ、ダウンともとてもスムーズに変速しています。7G-TRONICでたまに見られるシフトダウンで後ろから蹴られるような感触もありません。
でも本当に驚くのはシャシー。何しろブッシュがヘタった感じが全くありません。ブッシュということではエンジンマウントもそうですね。W205のシャシー、サスペンションの感触は高剛性というのがまず印象的で、故にサスがスムーズに動く感じで、そこから推測するのは足回りのブッシュは小さめ、もしくは硬めなのかなということ。その割には当たりが柔らかく感じるシーンもあるのが不思議なところなのですが、いずれにしてもブッシュへの依存性が高くないのかもしれません。だからシャシーの賞味期限はまだまだ先のようです。段差等での内装のビビりが多少増えてきたかもしれませんが、C43は新車でもそれなりに音が出ていたので大差ありません。その他細かいところではシートの表皮にシワが出来ているのが距離を感じさせるくらいでしょうか? パノラマルーフはガラスが大きくいかにも異音が出そうですが、今のところ全くナシ。



一方消耗品ですが、タイヤは明らかに賞味期限を過ぎました。OEのダンロップ SPORT MAXX RTはケーシング、トレッド面とも硬くて元々賞味期限が短そうだったのですが、おそらく1万km程度で美味しいところは終わりですね。冬場は12月から3月までスタッドレスなので夏タイヤは13,000km程度しか使っていないはずですが、乗り心地、ノイズなど快適方面は随分前に終了。元々コンパウンドに頼っているような性格のタイヤなのでグリップ自体はそれほど落ちていませんが…。

ブレーキ周りはパッド、ローターともまだ大丈夫そうです。峠でフェードさせたり超高速でのフルブレーキングもなくはないのですが、ジャダーも出ていません。そういえば温度によっては低速時に多少鳴きが出るようにはなりました。パッドグリスを塗れば止まりそうなレベルですが・・・。

外装は最近のクルマらしくペイントが薄いんでしょうね。塗装の耐久性自体は悪くないと思うんですが、飛び石被弾の傷が結構多いです。青空駐車のカバー無しなのでウォーターデポジットが結構出来てしまっていますが、こればかりはどうしようもありません。小まめに磨くのも出来ない性分ですし・・・。もうそろそろどこかに磨きに出そうと思います。



というわけで、劣化らしい劣化はほぼないということなんです。まぁ欧米で2万kmというのはまだまだ慣らしが終わった程度の新車と認識されるくらいなので、これくらいでヘタっていては今や商品としてダメなのかもしれませんが、BMWはE90の325i, M3、もっと言えばMINIも15,000kmを越えた辺りからダンパーというよりはサスペンション周りのブッシュのヘタリが感じられました。メルセデスはC200もそうでしたがこの辺りの耐久性がもう少し高いようですね。

あとは中古相場がこの後どうなっていくのか。一時よりは台数が少なくなってきたために多少相場の下降スピードが緩やかになってきてはいますが・・・
Posted at 2018/01/08 15:43:10 | コメント(4) | トラックバック(0) | Mercedes | 日記

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「@Sekiai さん 初めて見ました!こんな動きだったんですね。ツインシャシーとは知ってはいたものの、どういうことなのか全く分かっていませんでした。」
何シテル?   08/09 09:35
10年以上続けていた2輪レース活動を休止し、のんびりとバイク/クルマ生活を楽しんでます。今はやる方ではなく観る方に変わりましたが、モータースポーツは2輪・4輪問...
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