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2018年09月24日 イイね!

ボクスターでのツーリング

ボクスターでのツーリング週末にボクスターで富山・長野へツーリングに行ってきました。

元々は立山黒部アルペンルートの室堂から立山へ登ろう(トレッキング)と思っていたのですが、なんと立山駅からのケーブルカーのチケットが取れず断念。普通に窓口に行ったら人がたくさん並んでいて、しかも電光掲示板を見ると朝の時点で午後のチケットしかない。(汗)ケーブルカーの定員と並んでいる人の数で計算すると我々が乗れるのはせいぜい午後2時以降・・・。きちんと事前に調べておけば良かったのですが、西穂高や谷川岳の感覚でいたのが間違いだったんですね。日本有数の観光山岳ルートですもんね・・・。



そんなわけで、トレッキングは諦めて2日間をただひたすらドライブ・ツーリング。

初日は中央道を松本で降り、松本城(国宝なんですね)などを見学しつつ上高地を経由して奥飛騨を経由して富山へ抜ける350km。元々初日は雨の予報だったんですが、朝こそ雨に結構降られましたが昼前には天候が回復して気持ち良くドライブ出来ました。



2日目は朝から立山を目指して挫折w、結局糸魚川から白馬の方へ向かい、信州新町から安曇野経由で帰ってきました。トータル840km。先日フランスで700kmを日帰りしているのでw1泊2日の距離としては長くないですが、途中でトレッキングすることが前提だったので・・・。



雨の予報だったからでしょうか、長野や富山のカントリーロードは適度に空いていて、天気も良かったので本当に気持ち良くドライブ出来たのですが、こういうシーンでのボクスターがまた本当に素晴らしいんですよね。これはボクスターに乗り始めた頃にも書いたことなのですが、4年28,000kmを経ても全く変わらず素晴らしい・・・。妻が横に乗ってますから限界で攻めることなんてもちろん出来ません。でも楽しい。ゆっくり走っても楽しめることを造語で「低速官能性能」なんて言う人がいますけど、ボクスターは現代のクルマでありながら正にそれを持っています。

2000rpm程度でゆるゆると回しても精密さを感じさせて気持ち良いエンジンは、トルクはかなり細いけれども回せば官能的な音でリミットまで綺麗に吹け上がる。そして交差点を曲がるだけでも低重心のミッドシップというパッケージを感じさせ、シャシーは乗り心地とスポーツ性を半端ない次元の高さでバランスさせている。もちろん、もっと軽かったら、もっと小さかったら・・・とも思います。でも、ボクスターはそのサイズを活かして前後に充分なラゲッジまで備えているんです。今回で言えば2人分の1泊2日の旅行の荷物に加えて、2人分のトレッキング用具・・・ウェア、ザック、ブーツ、ポールなどこれら全てを普通に積み込めるのです。しかも立山は気温が低いことが想定されていたので日帰りトレッキングとは言え結構な装備でした。それでもまだ少し余裕があったくらいで。



例えば911は快適な日常性とスポーツ性を物凄いレベルで両立していて、サイズも含めて考えればグランドツーリングカーとして他に想像が付かないレベルのクルマなんですが、現行の991はクーペボディだと前期NAも後期ターボも低速での楽しさははっきり少なくなっていて、しかも快適な日常性があるだけに乗っていて「非日常」感はあまり感じられません。その点ではボクスターの方がオープンである分、余程「非日常」を感じさせます。

ロータスのエリーゼ、エキシージはそういった非日常性をクローズ・オープンに関わらず常に感じさせてくれるクルマですが、ハードな乗り心地や積載性を考えると今回のようなツーリングは難しい。特にトレッキング用具は全く積みきれません。

そう言う意味でもA110には期待するものがあるのですが、さてどうなんでしょう・・・。
Posted at 2018/09/24 12:41:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | Porsche | 日記
2018年09月21日 イイね!

Alpine A110

Alpine A110アルピーヌA110。ようやく一般モデルの予約が開始されますね。最近リリースされたスポーツカーでは唯一と言って良いほど見た目とスペックだけで気に入っているモデルです。

アルピーヌの伝説は様々なところで書かれていたのは知っていましたし、箱根でオリジナルのA110に遭遇することもあり、その小ささに驚いたものです。でも正直なところ昔のA110にそれほど興味はありませんw。私が欲しいのは今乗って楽しく見た目も素敵なスポーツカーなので。

この新型A110は直4をミッドシップに横置きするスポーツカーですが、その特徴は軽量・コンパクト。サイズは幅こそ981ボクスターと同じく1800mmありますが、全長は981ボクスターと比較して約180mm短い4205mmしかなく、ホイールベースは50mm短い2420mm。そして仕様によって異なりますが、車重は約1100kgしかない。981で最軽量の2.7 MT仕様の1320kgより200kg以上も軽いのです。(ちなみに981スパイダーもスペック上は同じ重量ですが、エアコン無し仕様の重量です)



シャシーはオールアルミで、さらに外皮も全てアルミニウム。シャシーはもちろんモノコックではあるのですが、見る限り一般的なモノコックというよりは、キャビンセルから前後に太いビームを伸ばしたフレーム構造に近い構成になっているようですね。



このシャシーの白眉は、横置きミッドシップにも関わらず4輪ダブルウィッシュボーンを採用していることでしょう。ミッドシップではサスペンション・アームの長さが取りにくいため狭い全幅でダブルウィッシュボーンを実現するのは容易ではなく、ボクスター/ケイマン、アルファ4Cもリアはストラット。比較的コンパクトな横置きミッドシップでダブルウィッシュボーンを採用しているのはロータスくらいでしょう。とは言えA110のダブルウィッシュボーンは特にリアのアッパーアームは結構短く、理想的な動的ジオメトリーとはいかないように見えますが、それでもストラットよりは格段に横剛性が確保出来、ダンパーに応力がかかりにくい造りです。981は4輪ストラットであそこまでの性能とフィーリングを出しているので、ダブルウィッシュボーンじゃなければダメとは全く思わないのですが、それでもダブルウィッシュボーンの方がポテンシャルは高いはずです。



色々なインプレッションを読む限り、シャシーに関してはほぼ絶賛一色。曰く素晴らしい乗り心地と気持ち良いハンドリングを両立しているとか。走行写真を見てもボディは相当ロールしており、柔らかめのスプリングを使用して乗り心地も確保しつつロードホールディングと軽快感を出しているように見えます。

気になるのはドライブトレイン。まず残念なのはMT仕様がないこと。新型メガーヌRSにはMT仕様もあるので、パッケージ的に出来ないことはないと思うのですが、今のところDCT仕様しか用意されていません。そしてエンジンは1.8リッター直列4気筒直噴ターボ。



この直4は日産の既にかなり古いMR型をベースとしたもので、ルノーによる大改造はされていますが、79.7mm x 90.1mm というロングストローク。ターボはツインスクロールで、2000rpmでインターセプトする最近のダウンサイジング志向型ですね。そして、ここが苦しいところなのですが、こういう高さのあるロングストロークのエンジンをほぼ直立に搭載しています。なので見るからにエンジンの重心が高い。しかも当然ジアコーサ式ですから、A110の場合で言えば左右の重量バランスがかなり右寄りです。



パッケージ的にはエンジンを傾けて全長やホイールベースを伸ばすよりも重心の高さに目を瞑って全長のコンパクトさを狙ったということなのでしょう。



つまり素性としてはそこまで理想的ではないんですね。そういう点ではやっぱり水平対向をドライサンプ化して低い位置に縦置きするポルシェのパッケージというのはつくづく貴重で、しかもそれがどれだけ凄いことかっていうことをその辺転がすだけで驚くほど体感出来ますからね。もちろん攻め込んだ時の安定性は言わずもがな。エキシージV6も相当重心が高い割には攻め込んでも重心高は意外に気にならなかったのですが、それでもポルシェと比べたら随分重心が高いんだな、というのはわかります。なのでこのA110がその辺どういうフィーリングなのか、確かめてみたいところです。各種インプレではその辺には全く触れられていないんですよね・・・。

今981を買い換えるならA110しかないな、と思ってはいるものの、こういう様々な素性の違いを考えると、そして絶滅してしまったNA FLAT6のことを考えるとしばらくボクスターに乗り続けるという選択なのかな・・・

Posted at 2018/09/21 22:14:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2018年09月14日 イイね!

フランスの交通事情

フランスの交通事情以前、世界各国の交通事情的なものをブログで書きましたが、今回相当久しぶりにパリ市内を運転したので、私が感じたフランスの交通事情的なものを書いてみようと思います。

フランスという国自体は前回のブログに書いた通りそれなりに来ていたのですが、パリ市内をドライブするとなると本当に久しぶりで、写真などを調べてみたら12年ぶりでした(笑)。さらに初めてパリ市内をドライブしたのはなんと19年前。それはインターネットなんて普及していない時代の話ですし、通貨はユーロじゃなくてフランの時代です。もちろんナビもありませんでした。当時の私はまだまだ海外経験も浅く、知っているのはアメリカ、カナダとイギリスくらいだったので、フランスの荒っぽい交通事情にそれはそれは驚きました。雑誌等で多少読んだことはありましたが、路上駐車の車間のなさ・・・車間というか、「間」がなくて前後ともくっついていることすら珍しくありませんでした。どうやって出すのだと思ったら、思い切り前後のクルマを押してスペースを作るんですね。そりゃバンパーは黒樹脂じゃないとな〜・・・なんて思ったものです。



その19年前、一通り仕事を終えて1日空いたので、地図を片手に一人で走り出しロワール地方へ城巡りへ行ったんです。パリ市内のレンタカー屋で借りたクルマはシュコダ・オクタヴィアの1.9ディーゼル。ただ、借り出したのは朝早く、確か7:00くらいだったので、何とか渋滞もなくヤバい目にも遭わずにパリ市内を抜けてオートルートへ入りました。そうしたらペースの速さにびっくり。追越車線は180−200kmで走っているクルマも多く、しかもちょっとでもペースが遅いとかなり遠くから容赦無くパッシングされました。



そうしてロワール地方へ辿り着き、田舎道を走るとさらにびっくり。片側1車線の田舎道をおばあちゃん、おじいちゃんが飛ばすこと飛ばすこと・・・。冗談抜きでおばあちゃんに田舎道で追い越しされた時は衝撃を受けました。あとで制限速度が90kmだと知るんですが、道幅的に狭いので70kmくらいで走っていたんです。そして色々と古城を巡り、夕方から夜にかけてパリ市内へ戻ると・・・カオスでしたw。車線はあってないようなもので、みんな強引に突っ込むはホーンは鳴らしまくるわ、幅寄せするわ・・・。衝撃を受けました。それにしたって何をみんなそんなに焦っているんだろう・・・?



でも私は郷に入っては郷に従う性格なのでw、翌日には慣れましたが。これはベトナムの大量のバイクの道路を歩いて横断しようとする時も似たような感じなんですが、基本アイコンタクトで間合いを見切るんですね。そうなると気が強い者勝ちというところもあるんですが。

それから20年近く経ち、世の中は色々と変わりました。よりグローバルになり、クルマはさらに増え、色々と整備されました。そんなパリ市内を走り出すと・・・ほとんど変わっていませんでした。(笑) 正確には多少穏やかにはなりましたし、道路の整備も出来ているようです。



でも相変わらず突っ込みますしホーンも鳴らしますし、怒鳴り声も色々聞こえます。ラウンダバウトでは相変わらず車線的な考えよりはアイコンタクトで抜けることが必要です。車線変更ではウインカーは割り込み依頼wをする時以外はほぼ使わないと言って良いような・・・。パリ市内はとにかく渋滞が酷いので、バイクも多ければ電動キックボード的なヤツとか色々軽車両も走ってます。


電動スクーター/キックボードみたいのが結構走っている

しかしクルマは相当なスピードで走りますし、クルマとクルマの間からそういう軽車両や人が出て来たら絶対に事故になる、、、という状況が「普通」になってます。で、自分で運転してパリのトラフィックに慣れたつもりになっていたのですが、今回UBERを多用するとこれは全く違うレベルだということに気付かされましたw。パリのUBERはなかなかレベルの高いクルマが多くてW205やW213も多く走っているのですが、とにかくセンサー鳴りまくりのw自動ブレーキかかりまくり(爆)。


オペラ座前の信号が故障で消え、交差点は大混乱・・・

「今の酷いブレーキングは俺じゃない、クルマが勝手にかけたんだ!」なんて片言の英語で言い訳されて、「そらお前の車間が短いからだろ!」と、言えないくらい周りの車間の詰め具合も凄いわけです。普通に(?)走っているのにセンサーが働く30km以下くらいになるとピーピーピーピー・・・。特に金曜日の夕方、シャルル・ド・ゴールへ向かう時は酷かったです。それとは別に、なんとなくの印象ではおっかなびっくり走っているようなのは少なくて、車幅感覚的なものは全般的にレベルが高いように思えましたね。それも昔からなんですが。

それとは別に変わったのは、やはり平均速度でしょう。前回のブログでブルゴーニュからの帰りはペースが速かったと書きましたが、それでも全体的には以前よりかなり遅くなった印象です。また、路駐ではクルマをブツけて停めるとか出すとかはなくなってきたようですね。

同じヨーロッパの陸続きでも、国によってこんなにも違う。イタリアもスペインもスピードは出すけど、ここまでアグレッシブじゃない気がします。


Posted at 2018/09/14 01:50:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2018年09月06日 イイね!

France 1day touring

France 1day touring久しぶりにパリへ出張で来てます。フランス自体はアルプスのツーリングで端の方をカスったりw、マルセイユに出張だったりで入国はしているのですが、パリとなると飛行機の乗り換え以外ではかなりご無沙汰でした。もちろん出張は仕事ですしw、日中はフルに会議等になるのがほとんど。まぁ週を跨いだ出張なら週末は移動+休みになったりしますが、それはうちの会社の場合レアケース。最初は現地でも仕事の準備だ、日本とテレカンだ、と色々ありそうだったのですが、何とかやりくりして1日だけブランクを作れたので、Day tripへ出ることにしたのです。しかしそれを決めることが出来たのは当日の朝8時前。今からどこへ行こう?そんなに遠くへは行けないだろう・・・。いや、TGVを使えば結構遠くまで行けるな。TGVでディジョンまで行って、そこからレンタカーでブルゴーニュの畑巡りってのはどうだ? しかしTGVを当日券で買って往復するとそれだけで100ユーロくらいかかるらしい。泊っているのはパリ市内の超中心部、オペラ座の近く。パリからディジョンまでは350km近くあり、2時間(最速の列車で1時間半)くらい。TGVの駅まで行って、チケットを買うのに並んで、、、とかやってると結構時間をロストするなぁ・・・。ホテルのフロントにレンタカー屋はどこかと尋ねたら、道路を挟んだ反対側にSixTがある、とw。もうレンタカーで行くしかないでしょ、往復700kmのDay trip。しかもスタートは朝8:30から・・・。

SixTは少し高い代わりにクルマの質が良いので結構有名で、今回借りたフォーカスもとても綺麗。タイヤもOEっぽいしバランスも取れていて振れも出ませんでした。タイヤに問題があるレンタカーのどれだけ多いことか。前後左右異なるブランドのタイヤでしかも中国製という経験がMAXですがw、バランスが狂ってて100㎞足らずで凄い振動が出るとか、やたら溝が少なくてウェットで超滑るとか、OEから変えられていて妙に煩いとか、結構あります。

クルマに乗り込み、まずはiPhoneを繋いで相変わらずガイド音声が最悪なApple Mapで目的地をセット。標準装備のナビはフランス語なんで操作出来ません(汗)。で、出発してパリ市内の通勤ラッシュにいきなりハマる。パリ市内は相変わらず滅茶苦茶でして、ほんとフランスのドライバーは強引なんです。相手が避けなかったら当たるだろ!ってな感じで突っ込んでいきます。まぁそれが彼らにとっては普通なんだからしょうがないです。それで事故が起きないならまだ良いのですが、実際は事故が多いんですw。先進国の大都市の中では一番多いのでは? と思うくらい多い。何とか環状線に乗り、そこからオートルートA6号線でディジョンを目指します。そこからの300㎞はひたすら退屈なクルーズ。



最初は広大な畑の風景に農業国・フランスらしさを感じますが、それがひたすら続くので30分もすれば飽きますw。しかもどういうわけかみんな140kmくらいまでしか出さない。制限速度は昔と変わらず130kmなのにせいぜい140kmとは、つまり取り締まりか罰金が厳しくなっているのだな、と勝手に悟って大人しく140-150km程度でクルーズ。



3時間程の退屈なクルーズを経て何とかディジョンに到着。地元のマスタードをお土産に買い、ちょうど昼を過ぎたので市内でランチ。ブルゴーニュで食べたかった郷土料理が2つあって、一つはブッフ・ブルギニヨン(牛肉のワイン煮込み)、もう一つはジャンボン・ペルシエ。これはハム(ジャンボン)とパセリ(ペルシエ)のゼリー寄せなのですが、これが美味しいんです。ディジョンマスタードも良く合います。ジャンボン・ペルシエがないかメニューを見ながら市内の中心部を歩いていると、ありました!前菜にジャンボン・ペルシエ、メインに鴨のローストをお願いしました。





美味しかったけどジャンボン・ペルシエは結構シンプルな味付けなんだなぁ・・・。東京の贔屓のお店で頂くものはハムもゼリーも旨味たっぷりなんだけど、その辺もシンプル。まぁ郷土料理ですからそういうものですね、きっと。

調子に乗って美味しく食べていたら、あっという間に時間が過ぎてしまったので慌てて出発。いよいよ畑を目指します。まず目指すはヴォーヌ・ロマネ。ディジョンから南へ向かうD974号線は「Route des Grands Crus(グランクリュ街道)」と名付けられていて、行く途中に名だたる村が次々に現れます。しかしカリフォルニアのナパと違って飛び込みでテイスティングさせてくれるようなところはとても少ないようで、時間もあまりないのでテイスティングは諦めて畑を見て回ることに専念しました。







折しもブルゴーニュは収穫の時期を迎えていました。本来なら収穫はもう少し先のはずですが、ヨーロッパも今年は熱波があったのでその影響で成熟が早かったんでしょうかね。ピノ・ノワールは収穫真っ盛り、シャルドネの多くは既に収穫されているような状況でした。



美しい葡萄畑を見ながらのドライブは実に気分が良く、また、頭の中にぼんやりとあった地図と現地の光景が重なるのはとても楽しい経験でした。

ヴォーヌ・ロマネではロマネ・コンティとグラン・エシェゾーを見たかったのですが、残念ながら収穫でたくさんの人がいたので畑の奥の方まで入り込むのは憚られ、諦めました。何となくあの辺なのかなぁ・・・みたいな。あとコルトン・シャルルマーニュは場所がどこだか分からずw。事前に調べれば良かったのですが、コルトン・シャルルマーニュと入れてもApple Mapの地図上には何も表示されず・・・辿り着けませんでしたw。



今度はボーヌを避けてさらに南へ。シャルドネの特級畑、モンラッシェを目指します。モンラッシェへ向かう途中にはムルソーなどもあります。ピュリニィ・モンラッシェ村へ行くとこれまた収穫の真っ盛り。お邪魔してはいけないので早々に退散することになりましたが、シャサーニュとピュリニィの位置関係、微妙な高低差など色々楽しめました。



もっとこの辺で過ごしたかったのですが、20時にレンタカー屋が閉まってしまうので足早にパリへ戻ります。ボーヌから再びオートルートA6に乗り、一路パリへ。再び退屈な330㎞。。。と思ったら、結構ペースの早いクルマがいまして、行きよりも遥かにペースアップ。大体160-180kmくらいでクルーズすることに。それはそれは良かったのですが、こうなるともう致命的といえるのが3気筒1リッターの控えめなエンジン。ちょっとした追い越しにエラい時間がかかる。パワーがないのでシフトダウンして回しても全く意味なし。せいぜい6→5速へ落としてひたすら全開にするだけ。それでも後ろからはメルセデスのVito(バンね)に追い上げられたりして・・・。



フォーカスはひとつ前のモデルでしたが、3気筒1リッターのエコブースト仕様でパワーは何と100psだったのです。エンジン・オブ・ザ・イヤーを数年に渡って取ったエンジンですが、1300kg近くあるフォーカスの大きなボディは荷が重過ぎるようで、トルク・パワーとも全く不足。ボディが重いので相対的にトルク不足で、それでなおさらターボラグも感じることになります。シャシーやハンドリングは相変わらず素晴らしく、モデル末期ですがそこはゴルフを含めライバルより全然良く、未だにベンチマークと言える出来だと思います。特に微舵領域の穏やかながら正確なレスポンス、フィードバックも十分な辺りはCクラスにも欲しいところ。乗り心地も十分素晴らしく、当たりは柔らかいながらもダンピングは効いていて、高速域でも極めて安定していました。また、空力も悪くないようで100psでも時間をかければ何とか180km近くまで引っ張ることが可能です。ちなみにパワーが極端にないのでスリップストリームが滅茶苦茶効きましてw、メルセデスVitoのスリップストリームに入った参考記録(もちろんそれなりの車間は取って)では200km出ましたw。



ところでフォードのガスフィラーキャップは非常に良いですね。リッドを開けるとキャップを開ける(取る)必要がなく、そのままノズルを差し込めます。フォードが関連特許を取っているようですが、非常に使いやすく、全てのクルマでこうして欲しいですね。うっかり閉め忘れとか緩いとかもないわけで。


そんなわけで慌ただしいドライブだったのですが、とりあえずブルゴーニュは楽しめました。まぁ下見ですね、今回は。いつかまたゆっくりプライベートで来たいと思います。その時はオーベルジュかなんか泊まって・・・。

Posted at 2018/09/06 02:20:28 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ旅 | 日記

プロフィール

「@Sekiai さん 初めて見ました!こんな動きだったんですね。ツインシャシーとは知ってはいたものの、どういうことなのか全く分かっていませんでした。」
何シテル?   08/09 09:35
10年以上続けていた2輪レース活動を休止し、のんびりとバイク/クルマ生活を楽しんでます。今はやる方ではなく観る方に変わりましたが、モータースポーツは2輪・4輪問...
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