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2020年11月10日 イイね!

紀伊半島ツーリング

紀伊半島ツーリング9月から10月は、何だか週末になると雨が続いていた・・・ような。なのでバイクで走りに行けていませんでした。カラーリングも刷新したしバイクに乗りたい! 天気予報を見るとどうやら北陸は完全に雨、中部、東北はちょっと降られる感じ。。。R1200GSならどこでも行けますが、DUKEで行きたいので雨を避けて紀伊半島へ向かうことにしました。

紀伊半島へは伊勢湾岸自動車道を通るルートが普通ですが、3月と同様、今回も伊勢湾フェリーを使うことにして、家を6時前くらいに出発。東名は既に混み始めていて、ギリギリ渋滞にこそならないものの、80-90前後で流れる結構な混み方。御殿場を過ぎるまでトレイン状態でした。それにしても・・・さ、寒い・・・。最高気温20℃超えという情報を見て春秋モノのジャケット/パンツに、ゴアテックス防寒アンダーを着て出たんですが、御殿場で気温は12℃くらいまで下がり、春秋モノのグローブをしている手はかじかんで緊急ブレーキが出来そうにないw。新東名の駿河湾沼津SAでたまらず休憩。



せめてウインターグローブも持ってくるべきでした。沼津を過ぎてようやく陽が登り始め、暖かくなってきたかと思いきや・・・新東名は富士を過ぎるとずっと山間部を走るのでさらに気温が下がり10℃前後(泣)。トンネルの中が暖かく、出たくないくらいでした・・・。ところで新東名の120km区間って実勢速度以前と変わらないような・・・。新東名から浜松で東名へ移り、豊川 ICで降りて伊良湖岬へ向かいます。

フェリーは9:30発。ちょうど9:00頃に到着すると係員の方が来て



「9:30の便は満車です。次は10:50の便になります。これもすぐ並んで頂かないとすぐに満車になってしまうと思います」

ななな、なんと・・・30分前に着いて乗れないとは・・・(泣)。それまでは空いていたのに、10月に入りGoToが東京も解禁になってから急にバイクが増えたのだと。しかも2時間ほどバイクでどこかへ行って帰ってくれば良いということでなく、バイクを並べておかないといけない、と。周囲にはコンビニすらなく、どこにも行けず、ターミナルを兼ねている道の駅はコロナで閉鎖中。フードトラックのホットドッグを食べて外で2時間待ちました・・・。


思えばこれがこの日一番まともな食事だったかw

そして乗船。船内でルートを考え直します。流石に1時間半ほどロスしたので、予定よりルートを短くする必要があります。昼食はどこかで美味しいものを・・・などと企んでいたのも諦め。船内で昼食代わりにスナックを食べました。(涙)

11:50頃、ようやく鳥羽へ着きました。3月の時は鳥羽から奈良へ向かって山の中へ入っていったので、今回は海沿いを南下することにしました。10分少々走ると交通量が減ってタイトなワインディングになり・・・ここが「パールロード」。時折海を見ながらアップダウンを繰り返すワインディング。天気も良くなっていきなり最高です〜。超気持ち良い。



途中、立ちゴケしてバイクに挟まれて起きれなかったYZF-R25のお兄ちゃんを助けw・・・パールロードを進みます。そのまま進むと志摩へ行くのですが、県道16号へ入って南伊勢へショートカット。とは言えこの県道16号がまた空いてるカントリーロードで、景色を見ながら快走。



南伊勢町からはR260となり交通量が多少多くはなりますが、所々クルマをパスしながら快走が続きます。途中、古和浦湾を過ぎたあたりで急に整備された高速ワインディングになり、突如スイッチオン!急に目が三角になり加速する890DUKE R! うお〜、気持ち良い〜!! すれ違うバイクにYAEH! をされますが、こちらほぼ全開のフルバンク、無理ですw 峠を降りると紀伊長島。ここから紀勢道で尾鷲へ向かい、R425で山の中へ入っていきます。



尾鷲が紀勢道の今の終点。ここからR425へ入ろうとしたら・・・何と通行止めの表示。災害復旧工事のようでしたが、まだやってたのか・・・。が、これはちょっと予定外。今夜の宿は名古屋に近い桑名へ取っているのですが、ここで山へ入れないとなると更に南下しなくてはいけません。地図を確認し、R42で熊野へ南下、その後R309〜R169と繋いで北上することにしました。結構遠回りになるので、暗くなる前に宿へ着くのはちょっと無理になりました。気温が下がりすぎないことを祈りつつ、R42へ戻って南下。尾鷲の南から途中で途切れた紀勢道が再び熊野まで続いているので、R42は旧道となり交通量がぐっと少なくなりました。そしてこの道路が良い感じのワインディング〜カントリーロード。なかなかのペースで走れますが、山の中へ入ると気温が下がり15℃前後。一度脱いだゴアテックスウインドストッパーを再び着ることに。熊野市郊外でR309へ入り今度は北上です。相変わらずこの辺のカントリーロードはとても気持ち良く走れます。しかし驚いたのは路面の荒れ具合。前回も工事関係車両が多く、幹線道路でもあるのでトラック、ダンプが多いので路面は荒れていました。しかしDUKEで来るとそのギャップの大きさにびっくり。普通にラインを外すほど大きなギャップがクリップ付近にたくさんあったのです。R1200GSでは全く気にせず走っていたのですが・・・あらためてGSのシャシーにびっくり。R169は川沿いを走る谷間になるので、かなり早い時間帯から暗く、気温も下がります。そして北上するにつれてクルマも増え、段々パスしづらくなってきました。結局快走はその辺までで、あとは大人しく宇陀市を抜け、何とか暗くなる前に東名阪へ乗り、頑張って桑名のビジネスホテルへ辿り着きました。



この日の走行距離は700km。2時間近くロスした割には結構走っていました。流石にちょっと疲れましたw。この日の夜は桑名で美味しいものを、と思ったのですが何と良さそうな店は全て予約でいっぱい。MotoGPの予選までに帰らなければいけないので泣く泣く適当に済ませ、中上の初ポールポジションに一人で熱くなりつつ眠りについたのでした・・・。

そして翌朝。帰りの寄り道ルートを考えようと思ったのですが、眠りが浅く疲れが取れてませんw。無理をしてもしょうがないので真っ直ぐ帰ることにして、ガスチャージ以外は休憩なしで10時前には帰宅。流石に妻も驚いてましたw。往復で1100kmほどのツーリングでした。短中距離戦闘機のネイキッド、890DUKE R。意外にロングツーリング行ける子でした。もちろんGSより疲れるけどw。


帰りの駿河湾沼津SA。みなさんこれからツーリングでしょうが、私は帰路w

Posted at 2020/11/10 21:58:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク旅 | 日記
2020年11月07日 イイね!

マツダ MX-30

マツダ MX-30ちょうど去年の今頃、マツダ3を試乗しました。マツダ3の印象は全体として非常に良かったものの、スロットルのセッティングだけは大いに疑問が残るものでした。マツダのことですから年次改良で色々やっているのでしょうが、どうやら先日リリースされたMX-30でも色々と改良されているらしい話を見聞きしたので試乗してみることにしました。

MX-30は去年の東京モーターショーで発表されたクルマで、基本はEVのようです。将来的にはロータリーのレンジエクステンダーも載るのだとか。従ってパッケージングもEVを前提としたもので、大径タイヤでバッテリー用に床下の厚みを稼いで上半身はクーペフォルムというクロスオーバーになっています。Dピラーをクーペらしく思い切り寝かせていますがリアのルーフ高もそれなりに取ってあります。そのスタイリングは最近のマツダのデザインキューからは少し離れてますね。あの大きなグリルがありませんし、全体的にシンプルな造形です。





横や斜め前から見るとノーズの長さが目立つ一方、ボディ下部を樹脂パーツで覆っていてボディ全体を薄く見せる手法を取っています。リアバンパーに至っては何と塗装されている部分がありませんw。また、今回の個体は3トーンというカラーリングでAピラーからCピラーが初代アウディA1のようにアーチ状にグレーとされ、ルーフ自体はブラックになっています。私はグレーの部分がテールランプ上まで被ってくるところやCピラーからルーフにかけてはメッキ加飾を合わせて4色も使われるビジーな印象なのがどうも馴染めませんが・・・。その点マツダ3のシンプルさが好みです。この印象はメインカラーがソウルレッドじゃなくセラミックだと随分違いそうですね。

さてインテリアですが、デザインが大きく進化した印象です。一言で言ってマツダらしからぬシャレオツさですw。レザーではなく上品なテキスタイルや、コルクを組み合わせる辺りは北欧をイメージさせますね。



今回の個体はHighest set Modern Confidenceという英語的にはちょっと恥ずかしいセンスの名前wのパッケージが組まれた仕様なんですが、色や素材の組み合わせが上質な雰囲気を出していてとても良いんです。しかも上質だけど高級志向という感じじゃないのが良い。


ドアトリムにはグレーのシートと同じ(?)クロスが貼られ、この辺も良い

それから操作系はセンターコンソールに液晶を2つ持たせたイマドキな感じです。ただやはりタッチパネルはクルマには絶対向いていません。シートヒーターやステアリングヒーターなど画面を触って直感的に操作出来るのは良いですが、結局走っている最中に触るのはほぼ不可能。



まぁACC使っていれば出来ますけど・・・。ついでに言えば下の画面は基本エアコンやヒーター関連だけ。それだけのためにこんな大きなスペース取る必要って・・・。これでもクラウンよりは遥かにマシですが、しかしAUDIの秀逸なデザインを見ると・・・。もしかしたらEVの場合はパワー関連の情報が下に出るのかな・・・

ドライビングポジションは近年のマツダのそれですが、アップライトに座ってしっくりくる感じです。結構すんなりしっくりくるポジションを出せました。もっともこのポジションだと乗り降りの際に頭を屈める必要がありましたけど。そしてシートがやはり良いですね。

リアヒンジのリアドアは、私はミニ・クラブマンで使っていましたが2人使用がメインであれば通常のフロントヒンジより便利です。リアシートのスペースは充分ですが、何しろ窓が小さいのでとにかく暗いです。


鉄板が見えているあたり、高級志向じゃないのが分かる。ボディカラーがセラミックなら多分気にならない

これはガラスルーフが欲しいところですが、オプションでも選べないようですね。Bピラーレスなのでルーフを開けたら強度的・剛性的に問題があるのかもしれませんね。

随分クルマの説明が長いですが、もう一つだけw。パワートレイン。現在のところ日本でリリースされるMX-30は2.0L4気筒NAガソリンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたeSKYACTIV-Gという仕様のみです。今回借りた個体はこれのFF仕様です。マイルドハイブリッドというものを舐めていたのですが、まさかこれが功を奏しているとは・・・

走り始めてすぐに驚きました。ドライバビリティの高さに。マイルドハイブリッドなんてものはそういえばスズキの一連のクルマくらいしか乗ったことがないのですが、MX-30ではスロットルの開け始めで非常に上手い具合にトルクアシストをしてくれるので、マツダ3で感じた作為的な鈍感さが全くなく、きちんとこちらが思った通りに反応します。本当に極自然に。これは気持ち良い。アシストを感じるのはOFFから踏み始めの本当の最初だけなんですが、前のクルマとの車間の調整などが非常にやりやすい。ダウンサイジングターボでもスロットルOFFからのレスポンスはここまでじゃないので、これはハイブリッドならではと言えると思います。ただし、そこから踏み込んだ際のトルクは「そういえばNAだったw」と思い出させる感じです。2L NAのパワー感というものをすっかり忘れているのですが、高速での追い越しなんかは2つ3つシフトダウンして回す感じがちょっと懐かしいw。

ブレーキはマツダ3とは少し違います。基本的には踏力でコントロールする方向性ではありますが、ストロークも使うようになってます。私はブレーキはマツダ3の方が良いと思いました。街中や高速道路などで普通に走っている分には非常にリニアなのですが、制動力をかけていった先ではリニアリティが急に失われて制動力が急激に立ち上がります。ABSが効くレベルを100とするならば、0-50くらいまでは非常にリニアですが50から上は二次曲線的に制動力が強まり、この領域では踏むのも抜くのもコントロールしづらい。もしかしたらブレーキアシスト的なセッティングなのかもしれませんが・・・。ワインディングを飛ばしていても気になりますが、思った以上に急ブレーキになってしまうので、街中でも後続車に突っ込まれそうで恐いことがありました。

乗り心地はとても良いです。街中で充分なソフトさを持ちつつ、高速域でもダンピングが効いていて乗り心地とスタビリティが上手く両立されている印象です。深めの轍などでTBAっぽさを感じる場面(リアの下回りが左右に揺れる)もなくはないですがそんなシーンは少ないです。そしてハンドリングは現代のマツダ。非常に気持ち良くワインディングを走ります。ターンインでスっとノーズが入り、荷重をリアへ移すと前後が綺麗にバランスして踏ん張ります。そこからのリニアなトルクの立ち上がりやコーナーへ向けてのシフトダウンなど、「おぉ、やっぱりNAだ!」というエンジンの気持ち良さ。これエンジン自体も芯が出ているかのように綺麗に上まで回ります。昔のホンダみたいな。基本はエコエンジンのはずですけどね。そんなわけですっかり楽しめてしまいました。

私が感じたネガは本当にブレーキの奥のセッティングくらいで、それ以外はとても良く出来ていて気持ち良く走るクルマでした。で、何故ブレーキだけマツダ3よりダメなのかと調べてみたら、、、これ回生ブレーキ付いてるんですね。一応ハイブリッドなんだからそりゃそうか。油圧と回生の協調制御をするらしいですが、これが関係しているのかもしれません。

そしてこのクルマ・・・え、この仕様で300万しない!? これは安い。走りは良くてインテリアも上質。良いじゃないですか。そんなわけで私の中でのマツダの順位はこんな感じになってます。

MX-30 > 3 > CX-30 >> CX-5 >> 6 >> 2

そう、現行マツダ車でMX-30が一番良いと思います。次の6への期待は高まるばかりですね。

Posted at 2020/11/07 13:01:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本車 | 日記

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「発表らしくものは見てないけど・・・コンフィグがMY26になっているっぽい。V8,P530が選べるようになった・・・。ディーゼルはD350になるかと思ったらD300のまま。」
何シテル?   10/04 23:09
10年以上続けていた2輪レース活動を休止し、のんびりとバイク/クルマ生活を楽しんでます。今はやる方ではなく観る方に変わりましたが、モータースポーツは2輪・4輪問...
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