• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Tetsu@のブログ一覧

2023年08月24日 イイね!

紀伊半島・四国ツーリング3

紀伊半島・四国ツーリング3さて3日目、この日は自宅まで帰るリエゾンの日。距離は750km。3連休の最終日なので渋滞も酷そうですが、朝から半端なく暑い。朝食はうどん屋と決めていて、伺ったのは友人のお勧め「純手打うどん よしや」。かなり有名な店らしいのですが、8:00am過ぎで既に凄い行列です。しかしここまで来てうどんを食べずに香川を去ることは出来ない。当然です。ようやく頂いたうどんは、讃岐にしてはそれほどコシが強いというわけではなく、もちもちとした食感。いりこが効いた出汁とうどんのバランスが素晴らしい美味しいうどんでした。すだち冷や冷やもサッパリして出汁との相性も良くこれもまた美味しい。これは再訪確定です。そんなに来れないけどw



よしやを後にしてまずは瀬戸大橋へ。瀬戸内海って本当に良いですね。しまなみ海道もそうですが、小さな島々が点在するこの風景がとても良いです。この日は基本的にはリエゾンとは言え、高速だけで帰るのもつまらないので山陽道から中国横断道に入り、賀陽で降りて一般道で中国道へ向かうことにしました。

岡山の山中、里山を繋ぐ快走路を走ります。気温は相変わらず高いですが平地の市街地よりは大分マシです。交通量が少ないので気持ち良く走れました。



そしていよいよ中国道へ。あとはずっと高速で帰るのみ。。。途中、中国道のどこかのSAに休憩で入った際にKTM 390 Adventureの方とお話しする機会がありました。これから宗谷岬に向かう、と。宗谷岬!ほっほ〜! とすると敦賀辺りからフェリーで? いや全部自走で青森からフェリーで渡ります。は? 昨日鹿児島の佐多岬を出発しました。は??ええええ??(驚愕

何と、鹿児島の佐多岬を出発して宗谷岬まで8日間で向かうツーリングラリーイベントなんだとか。この方は390で高速を使ってるのでまだ良い方で、カブで下道を夜通し走る強者もいるんだとか・・・(驚)。バイク界隈では長距離を走る人たちのことを「距離ガバ勢」とか呼んだりしますが、その行き着く先はこういう人たちなのでしょうね。。。(^^;; しかもこういう長距離をカブで走る方は、他にBMW GSなども持っていることが多いらしく、それをわざわざカブで・・・。いくら何でもカブで夜通し走って鹿児島最南端から北海道最北端って・・・(あんぐり)。登山家のような達成感を求めてるんでしょうかね…。それとも辛い方が楽しい(?)という次元の異なる楽しみ方をされているんでしょうか…。世の中広い…。もうGSみたいな楽なバイクで700-800km/dayなんて当たり前でしょ、みたいに聞こえました。(^^;; これから猛暑の中600km走るのにゲンナリしているところなんですがw



3連休の最後なので渋滞をかなり覚悟していましたが、中国道は渋滞はなく順調に走り、神戸JCTから新名神へ。さらに高槻から名神に入って京都市内へ向かうとどんどん気温が上がり、何と外気温計は遂に45℃!!バイクの外気温計は誤差が大きいのですがリアルに40℃以上はありそうです。走行で浴びる風が完全に熱風。ヘルメットのバイザーを開けると熱風が入るので開けても辛い。京都、いくら何でも熱過ぎるw とても危険なので休憩したいのですが、この気温の中で休憩しても・・・というのがあって頑張って伊賀山中まで走り切り、SAに入りました。いや凄かった。これは洒落になってなかった。真夏の山手トンネルとほとんど気温が変わらない上、日差しがあるので体感的には山手トンネルよりもキツかった。。。本当に危険ですね、これは・・・。

その後伊勢湾岸道から新東名に入ったら30kmの事故渋滞、さらには足柄から横浜町田IC付近まで断続的な渋滞でした。。。しかし沼津辺りで日が暮れてからは日差しが無いし気温も下がるしで楽になり、さらに疲労感すら減っていきました。気温や日差しは疲労に大きく影響しますね。

そんなこんなで猛暑の移動、この日の走行距離は750km。トータル約2,000kmの弾丸四国ツーリングでした。

今回のツーリング以来、初日に試乗したトレーサーが楽しかったことや、超長距離ツーリングにあえて辛いバイクを選ぶw話を聞いて、ツーリングバイク選びが少し変わるかもしれないと思うようになりました。今までは全天候型で、荒れる一方のワインディングや439のような酷道まで対応出来る万能性を重視してました。GSはその点完璧で、本当にあらゆる状況でもペースを落とすことなく走り続けることが出来ます。でも…本当にそんな性能が必要か? 厳しい状況では素直にスピードを落とせば良いのでは。その分、もっと楽しいハンドリングや旋回性がある方がトータルで満足度が高いのでは・・・。そんなことを思いつつ、結局GSに乗り続けてます。。。

Posted at 2023/08/24 12:12:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年08月22日 イイね!

紀伊半島・四国ツーリング2

紀伊半島・四国ツーリング22日目はいよいよ四国へ。今日の目的地は愛媛と高知の県境にある通称UFOライン。そして香川の亀山で宿泊です。友人1人とはここでお別れ。今日から4台です。まずは和歌山からフェリーで徳島へ。炎天下をリエゾン的に移動するよりはフェリーの方が遥かに良いです。とは言え、南海フェリーはバイクは予約出来ないということで確認したら、確実に乗るには出航1時間前に到着するように、とのこと。1人だったら何とでも対応出来るのですが、4人のうち1人乗れないとかだと面白ネタにはなるけど面倒なのでw1時間前に到着しました。結果的にはそれほどの台数ではなかったので直前到着でも乗れましたね・・・。



徳島からは酷道として名高いR438〜R439で西を目指し四国を横断します。R438~R439も何回か走っていますが、季節のせいもあって毎回コンディションが違います。雪で通行止めで迂回させられたり・・・その迂回した道も雪だったり・・・。今回は夏ですし最近雨も多くはないのでコンディションは悪くないはず・・・。


この時は流石にビビったw

既にかなりの暑さですが、山の中に入ると流石に少しは気温が下がって多少楽になりますが、それでも結構な暑さ。R438はしばらくは快走路なのですが、しばらくすると道が狭くなったり広くなったりして集落を繋ぎながら山へ向かいます。最初の峠は剣山に向かう峠です。クルマではすれ違いが困難な狭さのタイトな峠で一気に標高を上げます。道はそれなりに荒れていてヒビ割れ、砂利、落ち葉などもありますが、まぁこんなもんでしょ?というくらいでまだ普通に走れます。



しかし予想外だったのは交通量。剣山の登山なのでしょうか、こんな山奥の狭い道にも関わらずかなりの交通量です。ラインを外すと落ち葉や砂利だらけなのですが、すれ違いではどうしてもラインを外すことになりグリップを失う可能性があり、結構気を遣います。



右側が剣山(のはず)。とても良い天気ですが、何しろ暑い。剣山を抜けるとR439、通称ヨサクになります。とは言え最初のうちはそれほど酷くはなく、タイトで多少荒れはあるもののそれなりに走れます。気持ち良く山奥の里山風景を走ってしばらくすると県道32号との分岐になり、ここから京柱峠に向かいます。ここからが酷道の酷道たる所以、ヨサクのピーク。 突然狭く暗くなり、交通量が極端に減ります。何しろ国道にも関わらず県道32号への迂回を案内されますw。それくらいペースが上がらないところなのです。今回動画を撮ってないのが残念ですが、本当に狭く、そして路面が酷いw。砂利や落ち葉はもちろん、ひび割れ、隆起、そして苔が多く、しかも轍が消えて落ち葉や苔で路面が敷き詰められているようなところすらあるのでそこらじゅうでグリップを失います。しかも勾配もキツい。酷道と呼ばれる道路は全国にたくさんあり、例えば「落ちたら死ぬ!」の看板で有名な岐阜のR157や福島・奥会津のR352など、走ってみると意外に「それほどでもないな」と思うことが多いのですが、このR439 京柱峠はガチでヤバい酷道です。四国はここ以外にもR494など狭い山中の国道は多いのですが、路面の悪さはここがダントツな気がします。。。



京柱峠を越えてしばらく走ると香川と高知を結ぶR32に合流します。その先の大豊町で再びR32と別れてR439に。ここからのR439は普通の快走路です。しかしここまでで時間を食い過ぎ、昼食すら食べていないのに既に15:00w。適当な店も無いのでコンビニのイートインで昼食を取り、UFOラインへ向かいます。R439と別れて早明浦ダムへ登り、周回路となる高知県道17号を走ります。湖沿いなのでタイトなコーナーが続くものの、ここはガラガラで路面も良く、気持ち良く走れます。しばらく走ると前に高知ナンバーのRX-8が。。。譲ってくれるのかと思ったらスピードアップ!w しかも結構なペースでどうやら道を知っているようです。たまに進入や立ち上がりでリアを振り出しながらガチで(?)攻めてます。。。しかしこういう道が得意なGSオジさんも負けていなかったw。ぴたりと後ろを追走し、楽しく走っているとあっという間にR194に出てしまいました。。。ここでRX-8とお別れ。いや楽しかったw。

R194まで出ると数分でUFOラインへ向かう脇道へ逸れます。ここもかなりタイトで路面も悪い道。時刻はもう16:00を過ぎているので、UFOラインから下ってくるクルマが多く気を遣います。そしていよいよUFOラインへ。ようやく来ました。。。1度目は雪に阻まれ、2度目は登れたもののガスで視界ゼロw。3度目の正直でようやくこの景色を見ることが出来ました。





UFOラインで既に17:00過ぎ。だいぶ西まで来ているので日没まで長いのが助かりますが、今日の宿の丸亀まではまだ結構あります。。。本当はUFOラインを抜けて松山方面に向かってから高速で丸亀に向かう予定でしたが、時間が押しているので引き返して西条市に降りて丸亀に向かいます。その途中、友人が「そう言えば日本のウユニ塩湖と呼ばれるところがあるらしい」と。え?ウユニ塩湖??チリの??(ボリビアでしたw)あの天空の鏡とかいう?? それが香川に??www バイクで走りながらなのでそれがどんなところかも調べることが出来ないのですが、しかしそれは是非行きたいということになり、向かいました。高松道を大野原で降りて海沿いを走ります。時刻はちょうど夕暮れ。瀬戸内海の向こうに陽が沈もうとしています。何と美しい景色でしょう。。。で、到着すると凄い人の数です。そのウユニ塩湖とは・・・どうやらInstagramで写真がバズったのが発端らしいのですが、海岸の潮溜まりで上手いこと写真を撮るとウユニ塩湖みたいな写真になるということらしい。写真にせずにその場にいる限りは、普通の海岸の風景でしかないんですがw。


上手く撮るとこうなるらしい


現実はこうw この人の数たるや・・・w

それにしてもちょうど夕暮れ時(干潮)だったこともあって、ここだけ驚くほど人が多かったです。

それから丸亀のビジネスホテルにチェックインして食事に行こうとしたら・・・何とタクシーが来ない。どうやらJRがトラブルで止まってしまい、大変なことになってる、と。今夜は何としても骨付鳥が食べたかったので、色々あったけどテイクアウトしてホテルの部屋で宴会となりました。。。



この日の走行距離450km

Posted at 2023/08/22 08:49:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | バイク旅 | 日記
2023年08月16日 イイね!

紀伊半島・四国ツーリング1

紀伊半島・四国ツーリング1久しぶりにツーリングのことを書いてみようと思います。ここ数年はバイクだけで年間2万km以上走らせているのですが、平日の仕事が空いたタイミングでフラっと箱根や伊豆へ散歩のように走ることが多い一方、年間数回は2,000-3,000kmくらい走るロングツーリングをしています。今年は3月に岡山〜鳥取〜島根〜広島〜山口・・・と山陰・山陽地方をソロで2,500kmほど。5月のGWには久しぶりに妻とタンデムで東北の太平洋側を北上し、龍飛崎まで。この時は2,000kmくらいかな。ここ数年、ツーリングでの距離は伸びる一方。長い距離を走らないと物足りない、という人もいるようですがそういうわけではなく、単純に行ってみたいところ、走ってみたいところが遠いのです。(苦笑)しかも、最近の傾向としては本当に1日がっつり走ります。下手すると丸1日観光無しw。ちょっとした休憩と食事、給油以外あとはひたすら走る・・・汗。ソロだったり妻と2人だともう少し観光したりするのですが、仲間とのツーリングだとどういうわけかこういう傾向に・・・。そして先月の3連休にはバイク仲間でロングツーリングへ出ることを計画しました。

当初は南会津〜秋田辺りを周って来るルートを計画して宿も予約していたのですが、どうも大雨になるという天気予報。そこで急遽予定を変更し、比較的天気の良さそうな関西方面へ行くことにしました。最初は紀伊半島くらいで考えていたのですが、友人の「秋田までの距離と四国まではほとんど同じ」という謎理論によりw四国まで行くことにしました。(3連休なので2泊で、です)

1日目は紀伊半島をメインに走ることにしました。早朝に東名の中井PAに集合して出発。因みに全員インカムを付けているので走行中でも会話出来ます。このシステムは秀逸で、通信はBluetoothなのですが超高速域でも通信自体は切れませんし、今回は5台なので先頭と最後尾は結構距離が離れるのですが、それでも大丈夫。超高速では風切り音で会話は成り立ちませんがw。また、山岳部などで切れても集合すると自動的に再接続します。10年以上前からタンデム用としてBluetoothインカムは使用していたのですが、友人と繋げるようになったのはここ数年です。カーナビが普及してツーリングやドライブは随分変わったと思いますが、インカムの導入はツーリングの楽しさがかなり変わるような気がします。

新東名をひたすら西へ。この日は35℃超えが予想されているくらいで朝からとても暑く、最初の給油ポイントとなる岡崎SAで既に汗だくw そこから伊勢湾岸道〜東名阪〜伊勢自動車道で伊勢方面を目指しますが、伊勢湾岸が結局20km近く渋滞。ここで一旦仲間とはぐれますw その後交通量が多いながらも大きな渋滞なく東名阪から伊勢自動車道へ入り、多気で降りて集合場所のコンビニへ。時刻は10:30くらい。もう既に洒落にならない暑さです・・・。バイクはヘルメットを被っているので、とにかく水分が取りにくく、しかも高速での長距離移動は止まらないのでさらに取りにくい。意識して普段以上に休憩しないとちょっと危険です。しかしここからは山の中へ入っていきます。

紀伊半島の山の中(特に南の方)は基本的に交通量が少なく、快適に走れる道が多いように思います。今回は酷道として有名なR425を走ることも考えていたのですが、何も荒れた道の方が楽しい!好き!というわけでもない上、R425だと本当にペースが上がらず時間がかかりそうなのでパス。

さらに南のR311で西へ向かいました。このR311は里山を繋ぐようなとても気持ち良い快走路で、景色も良くて最高でした。こういうところを走りたいからロングツーリングになるんだよな・・・と思います。





そしてR371で北上。かの有名な(?)龍神スカイラインを初めて走りました。昔から名前だけは知っていましたが、これほど全国を旅したのに走る機会の無かった道路。走ってみると道幅はそれなりに広いものの、直線部分が少なく左右にリズミカルに切り返すなかなかテクニカルな感じ。路面も比較的綺麗なので楽しく走れました。GSなのが残念。。。久しぶりに左右ステップ、スタンドともゴリゴリに削れてしまいました・・・。



龍神スカイラインでは友人の新しいヤマハ・トレーサー9GTを試乗させてもらいました。こういうワインディングでは比較的軽くコンパクトで前後17インチのトレーサーはとても楽しく走れました。シャシーの剛性バランス、セットアップも結構良いし、エンジンはトルクもあって回りも軽く気持ち良い。いや、これ結構良いのでは。。。ただサスストロークが短いので路面が荒れたところでは少し辛いかも。しかし17インチのフロントの機敏な動きと旋回性の高さはやっぱり良いなぁ・・・。この経験は今後のバイク選びに影響しそうです。

そんなこんなで高速を降りてからどこも観光せず、ずっとワインディングを走り続け、紀の川のビジホにチェックイン。この日は750km程でした。しかしまだまだ全然走れる感じ。それがGSの凄いところです。それにしてもこんなに1日中、12時間以上も走りっぱなしなのに誰1人そのことに文句を言いません。どうなってるんでしょうか? 多分我々のツーリングはこういうものだとみんな諦めているのでしょうw。

(続く)

Posted at 2023/08/16 18:59:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク旅 | 日記

プロフィール

「@Sekiai さん 初めて見ました!こんな動きだったんですね。ツインシャシーとは知ってはいたものの、どういうことなのか全く分かっていませんでした。」
何シテル?   08/09 09:35
10年以上続けていた2輪レース活動を休止し、のんびりとバイク/クルマ生活を楽しんでます。今はやる方ではなく観る方に変わりましたが、モータースポーツは2輪・4輪問...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2023/8 >>

  12345
6789101112
131415 16171819
2021 2223 242526
2728293031  

愛車一覧

ランドローバー レンジローバースポーツ ランドローバー レンジローバースポーツ
アウトドア系の趣味に使える利便性と上級サルーンのような快適性を求めてポルシェ・カイエンと ...
ポルシェ ボクスター (オープン) ポルシェ ボクスター (オープン)
求めていたのは速さではなくスポーツカーとしての動き。つまり専用シャシー。そして出来ればミ ...
KTM 1290 SUPER ADVENTURE S KTM 1290 SUPER ADVENTURE S
R1200GSからの乗り換えとなる新たな旅バイク。アドベンチャーカテゴリーの中で一番楽し ...
ホンダ CB1100EX ホンダ CB1100EX
最後の空冷4気筒。これぞ日本的なバイク。細部まで拘った惚れ惚れする美しいデザイン。クロー ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation