• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Tetsu@のブログ一覧

2025年02月19日 イイね!

Chassis - Range Rover Sport

Chassis - Range Rover SportL461レンジローバースポーツ(RRS)のシャシーは、2022年にリリースされたL460レンジローバーと共用する新世代のMLA(Modular Longitudinal Architecture) - Flexというシャシーです。これはアルミニウムをベースに一部でスチールを使う混成シャシー。もちろんモノコックです。前モデルで使用されていたD7系のプラットフォームを刷新し、EV化まで見据えた汎用性の高いもののようです。このシャシーを使うのは今のところL460レンジローバーとこのL461 RRSだけ。現行L663ディフェンダーとL462ディスカバリーは先代レンジローバーと同じD7uというプラットフォームです。次世代モデルではMLA-Flexになるんでしょうか・・・。



このRRSのホワイトボディを見ると、バルクヘッドからフロントのサスタワー、サイドシル周り、Bピラー(特に下のサイドシル接続部分)、そしてCピラーから後ろがかなりゴツい感じがします。例えば直接のライバルとなるE3カイエンはこんな感じ。



どちらのクルマも乗った感じは非常に剛性が高く、それが乗り心地・・・つまりサスの初期の動きやダンピングの良さに直結している感じを受けます。しかし大きく設計思想が違う点があり、それはBEVを想定しているかどうかです。E3カイエンのシャシーを見るとフロアは薄く(というか普通)二重構造になっていないように見えます。その分シート高が下げられており、乗り降りもしやすくアイポイントも低いです。RRSのMLA-FlexはBEV化も見据えたシャシーでフロアが分厚く高く、その分シート高も高く(それでもL460レンジローバーより20mm低い設定)乗り降りしづらく、アイポイントも高いです。一方EV化を見据えたフロア構造だからか乗った感じではRRSの方が剛性を高く感じます。



RRSのサスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンク。カイエンではフロントのアッパーアームが分割されたマルチリンクとされていますが、RRSはコンベンショナルなダブルウィッシュボーンですね。RRSは全車エアサスでコイルスプリング仕様はありません。ダンパーは圧側、伸側をそれぞれ個別にコントロール出来る2wayバルブタイプ。ポルシェの最新PASMとほぼ同じですね。画像を見て感じるのはエアサスユニットが大きい=エア容量が大きいこと。2チャンバーと言われる、ソフト側とハード側が分割された構造のエアサスです。これは状況に応じてバルブが開いて2つのチャンバーが繋がったり分けられたりして、バネレートをより幅広い範囲で変化させるようです。

今回選ばなかったストーマーハンドリングパックでは、電制スタビ、リアステア、電制リアデフ+ブレーキトルクベクタリングがセットとなったオプションですが、これらは全く同じような構成がカイエンにも用意されており、シャシー構成・オプションがかなり似ているように思います。因みにBMWのX5だと電制スタビが付くのはMモデルだけですね。

RRSとカイエンを見比べると、シャシー構成や使用技術が似ていて実に面白いですね。何となく背景に同じサプライヤー、技術コンサルタントの影がチラつく気がしますが・・・。しかし両車の出自というかコンセプト、考え方の違いが表れているな、と思うのはタイヤサイズです。RRSは最大23インチ、カイエンは最大22インチという大径タイヤを履きますが、前後同サイズのRRSに対してカイエンはリアがフロントに比べて3サイズも太い設定です。両車ともに狙いがあるのでしょうが、カイエンの方がオンロードかつハイスピードでのスタビリティとハンドリングを重視しているようにも感じますね。タイヤ自体もRRSはオールシーズンタイヤが標準なのに対し、カイエンは通常のサマータイヤが標準でオールシーズンタイヤはオプションです。タイヤサイズにこういった違いがあることもあって、実際にカイエンを試乗していた際は駆動配分が結構リア寄りだったように記憶しています。それに比べRRSはフロントをより使う設定なのかな、と思います。

実際どうかは車が来てから確認ですが、色々と興味深いです。

Posted at 2025/02/19 00:42:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | Land Rover | 日記
2025年02月14日 イイね!

Ingenium Inline6 Diesel

Ingenium Inline6 Diesel私のレンジローバースポーツのパワーユニットは、インジニウムと呼ばれるエンジンシリーズの3.0L直6ディーゼル。D300と呼ばれる仕様で、300ps、650Nmというスペックです。このインジニウムというエンジンシリーズは2015年にリリースされたジャガー/ランドローバー各車に搭載されたAJ200Dという4気筒ディーゼルから始まっています。元々ジャガー/ランドローバーはフォード傘下だった時代にフォードをベースにしたエンジンを使用していて、フォードから離脱してタタ傘下に入ったことで自社開発へと転換しました。ボルボやマツダと同じですね。



インジニウムは近年のご多分に漏れずモジュラー設計のエンジンで、設計も製造もイギリス製が謳われています。ガソリン仕様とディーゼル仕様でボアxストロークを共通化(83.0mm x 92.3mm)、それ以外にも30%ほどのパーツを共有するようです。当初は4気筒のみで展開されていたインジニウムシリーズですが、当初から6気筒化は想定に入っていたようで、2019年にAJ300というガソリン仕様の6気筒がレンジローバースポーツに搭載され、その後ディーゼルのAJ300Dが追加されました。1シリンダーあたりの排気量を500ccとしたモジュラーなので、4気筒だと2.0L、6気筒だと3.0Lということになります。

この直6シリーズは結構興味深いエンジンで、技術的には最新技術が満載です。ブロックやヘッドなどはオールアルミでピストンにはスチール。軽量性にはかなり拘ったようで、同等スペックの以前のV8ディーゼルと比べ80kgも軽量化されたとのこと。圧縮比は15.5です。バルブ駆動はVVT - 可変式バルブタイミング/リフトなのですが、これがめちゃくちゃ凝った仕組みです。排気側のバルブはカムシャフトが直接駆動するのですが、吸気側のバルブはカムからの入力で油圧を発生させ、この油圧をソレノイドでコントロールして駆動しています。つまりカムシャフトは1本しかありません(驚)。





実はこれ、フィアットのマルチエアと同じです。(なので上記の2枚の画像はいずれもフィアットのマルチエアですが、基本的に同じです)マルチエアはシェフラーとフィアットで開発された後にシェフラー側へパテントが移管されたようですね。JLRはシェフラーからこれを導入しています。その一番のメリットは機械的な接触による直接駆動ではないため、タイミングやリフトなどをより自由にコントロール出来ること。因みにバルブを戻す側は普通にバルブスプリングです。その他にも低抵抗を狙ってニードルローラーカムベアリング、オフセットクランク(シリンダーの中心に対してクランクシャフトの中心が真下ではなくちょっとズレてる)、ポンプ類の制御など。また、直6なので元々の振動特性は良い筈ですが、それでもバランサーシャフトが採用されています。この辺りはコンフォート性に配慮した設計なのでしょうね。

ターボは最近では珍しいシーケンシャルツイン。6気筒のターボであれば3気筒に1つのターボを持たせるツインターボが多く、特にV6ではそれが普通です。シーケンシャルツインターボではターボを直列に並べ、排気を集合させた後で小さいターボと大きいターボに経路を分け、低回転でのレスポンスと高回転でのパワーを両立させる構成です。最近ではツインスクロール化することでシングルターボで同様の特性・性能を出すようになっているのだと思いますが、高コストながらシーケンシャルツインにした、と。JLRによればシーケンシャルにした理由は性能以外に触媒機能の最大化が謳われています。また、ターボは可変ジオメトリー(VG)ターボです。



さらにインジニウム6気筒は全てMHEV化されています。これはメルセデスと同様にベルト駆動の48Vモーター・ジェネレーターです。まぁハイブリッドって言うほどのことじゃないような気がしますが、それでも実際に乗るとアシストは感じます。

さてランドローバーと言えば、少し前までは信頼性に不安があるメーカーでした。最近では以前のような電気系やエアサスが比較的早く壊れるということは少なくなってきたようですが、このインジニウムディーゼルにはまだ信頼性について不安があるようです。一番は燃料によるエンジンオイルの希釈です。短い距離の利用が多い場合、DPFの再生が進まず部分的な再生が繰り返され、結果的にオイルパンに燃料が落ちて希釈されるようです。当然希釈されたオイルでは充分な潤滑がされず、クランクやカムなどに致命的な影響が出かねません。これについては希釈率が6.1%を超えた段階でインパネにメッセージが表示されるようなのですが、これを無視するユーザもいるんだとか・・・。通常のオイル交換のインターバルが21,000km/2年と長く設定されていることもあり、日本のように短距離の利用が多いケースではもっと早めの交換が良さそうです。まぁ、ディーゼルなんてランドローバーに限らずどこもDPFや煤の課題はありますからね。

ランドローバーは車両自体にスポーツ的要素が少なく普通のクルマ好きはあまり興味を示さないのと、ランドローバーユーザーはこんな細かい話に興味はあまり無いようであまり話題にならないのですが、技術的には結構興味深いしお金かけてるんだな、という印象です。因みに流石にイギリスでは多くのファンがおり、情報も遥かに多いですね。
Posted at 2025/02/14 10:36:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | Land Rover | 日記
2025年02月10日 イイね!

W205 C63

W205 C63この度、少し早めにC63を手放しました。17年3月登録の登録済み未使用車で私の手元に来たのが18年3月。7年49,000kmを共にしたことになります。

今回レンスポを購入したディーラーは某中古車販売大手の経営で、下取り査定の段階で結構な金額がついていました。とは言え可能性だけは見ておきたいと思い、買取業社サイトへ依頼。3社からの回答では何と全社とも下取り価格に届かない。そこで下取り価格を伝えたところ、諦めて下りるのかと思いきや「それならきっと何かあるから是非見に行かせてくれ」とのことで見に来て頂くことに。ところが依頼から見に来て頂くまでのレンスポの商談の中で、最終的に下取りでC63を入れることを前提に数十万の値引きが提示されました。つまりC63は下取り金額+値引き額で売れなければ買取業社へ売却する意味が無くなりました。そこで3社へあらためて伝えると、1社は辞退。2社はそれでも見に来るということで、見てもらいました。そこでの評価は結構驚きでした。

●ボディ全体がかなり綺麗。良い業者が施工してるように見える。(青空駐車だし自分で磨いてますw。ボディがエッジまでつるつるなのと、モールやマフラーエンドまで綺麗だったのが良かったらしい)
●飛び石傷が多く、それなりに踏んでいると想定され、だからエンジンの調子が良さそう。
●タイヤが綺麗に減っており、コジるようなステア操作をしておらず、綺麗に荷重移動して走らせている。

上記のことから、きちんと手を入れてAMGらしく走らせているのでクルマ全体としてのコンディションに信用がおける、というものでした。単純に評価されて嬉しかったというのもありますが、そんなことまで見ているのか・・・と本当に驚きました。

一方、「あぁ、やっぱり!」一目見て言われたことが左ハンドル。実はサイトへの情報入力を誤って右ハンドルとして登録していたのです。どうやらC63に関しては左が圧倒的に少なく、マニア向けや海外需要などの関係で左の方が50万も高くつくとか。それが最初に下取りが一番高くついた要因だったようです。最終的に1社は下取り+値引き+1○万の提示をしてくれたため、ここへ売却することにしました。もう1社もクルマ全体としてはコンディションを高く評価してくれたものの、交換時期を迎えていたブレーキローターやフロントのパッドをマイナス評価としたため届かなかった。実際は去年の車検時に交換時期が近いことは分かっていたものの、1年は持ちそうだったので交換を見送った経緯があり、まだ測定していませんが今度の3月の1年点検では交換を想定していたのです。前後ローターとフロントのブレーキパッドなのでそれなりの金額になるはずです。それもあって3月前にレンスポを購入、C63を売却することにした、というのもあります。一方、登録済未使用車として格安で手元に来ているので、購入額 - 売却額の差額は7年5万km弱のAMGとしては極少だったのではないかと思います。AMGは新車からの下落が大きな車種ですし、評価自体は妥当とは言え絶対的にはかなり寂しい金額ですから。

最後にC63の評価も書いておきましょう。7年5万kmを共にした印象として、まずはとても楽しいクルマでした。最後の最後までエンジンは素晴らしく、常に楽しめました。始動で吠えるのは余計ですが抑制の効いた、しかし迫力のあるアイドリング。振動は全域でほぼなく、ワイルドなV8らしい音なのに緻密な回り方。そこから負荷をかけて回した時のとても豊かなトルクとパワー。M177搭載車としては一番軽いこともあり、476psというM177で一番低パワーの仕様ながらパワー不足を感じたことは一度もありません。スポーツ+に入れるとアンチラグシステムがかなり過激に効くので、ワインディングなど減速・加速を繰り返すような状況だとターボラグを感じさせない素晴らしいレスポンスです。(減速時間が長いと流石にアンチラグもタービンをそこまで回し続けないっぽい) シャシーはCクラス標準車よりかなり剛性が高く、それが気持ち良さと安心感に繋がっていました。一方で、サスペンションセットアップについては結構割り切った味付けでした。バネレートが高く、ストロークも短いです。そのため乗り心地ははっきり硬く、お世辞にも良いとは言えません。しかしブッシュが硬めなのでシャキっとしたフィーリングなのは良いところです。ダンパーはせっかくの可変ダンパーなのに自分で状況に応じて設定を変えないと良い感じにならないなど、ポルシェのPASMと比べるとイマイチな感じもあります。電子制御されていないメカニカルデフは極めてシンプルな効き方なので先が読みやすく、ストロークの短いリアサスを随分補っていたように思います。その他のマイナスポイントは、トランスミッションでしょう。遊星ギアを使ったATミッションにトルコンの代わりにアクチュエーター駆動の機械式クラッチという組み合わせですが、冷間時のエンゲージはガツっと繋がる不快なもので、冬場だとエンジン始動直後は何と2500rpmくらいまで回すか、10秒くらい待たないとクラッチがつながりません。2500rpmまで回してガツっと繋がれると衝撃も大きく軽くスピンするくらいです。D→R、R→Dへの切り替えなどもラグがあるのでここは本当にストレスでした。こんな感じなので雪国ではスタッドレスを履いても使えないな、と思ったので冬の帰省でも使いませんでした。暖まってしまえばトルコンと違ってダイレクトなのでとても良かったのですけどね。

それからトラブルとランニングコスト、まずトラブルは全くと言って良いほどありませんでした。一度エアコンのフラップから異音が出ましたが注油で対応、以降再発せず。なんとこれ以外はマイナートラブルすら発生しませんでした。ここまで何も無かったのはハイエース以来ですw。シャシー側も劣化したようなフィーリングはありません。消耗品もエンジン、駆動系のオイル、フィルター類、プラグなどを基本的には指定時期に交換し、バッテリー、ブレーキパッドなどは消耗したら交換しただけ。ひと昔前のチューンドカー並の性能なのに、消耗品さえ適切に交換すれば絶好調をキープ。476psのクルマが消耗品の交換だけで5万kmも何ら性能が落ちることもなく絶好調というのは、本当に凄いと思います。

次のオーナーは決まっているようなのですが、良い状態で引き継げるので(ローターとパッドは交換してくださいw)、存分に楽しんで頂きたいなと思います。


Posted at 2025/02/10 10:09:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mercedes | 日記
2025年02月07日 イイね!

Range Rover Sport 仕様

Range Rover Sport 仕様クルマの仕様をどうするのか。ポルシェと同様、オプションがかなり多いので楽しいながらも悩ましいところです。(MY25の日本仕様については結構なオプションがパッケージ化されているので、ポルシェ程のオプション数ではありませんが)

グレードはHSEで決定。エンジンはHSEだとD300という3.0L直6ディーゼルしかないので決まり。ディフェンダーとレンジローバーでは導入されたD350がレンスポでも導入されそうという話もあるのですが、仮に今ビスポークオーダーしてもD300であり、結局D350の導入がいつになるか分からないのでここは諦めました。(ECUチューン出来ると良いな・・・)

今回のクルマについては、シンプルな仕様というよりはラクシュリー寄りのちょっと豪華な雰囲気の内装にしたいと思っています。なので内装色は黒以外。内装色は黒以外だと、ライトクラウドというほぼ白に近いグレー、キャラウェイというベージュ系、それからディープガーネットという深い赤の3色が選べます。他にはステアリングセンター、ドア上部及びアームレスト、センターコンソールなどの合皮をレザー仕上げにしたり、天井部分の内張をスエードクロスにすることも出来ます。(どちらもAutobiographyなら標準)



あと細かいところでは、フロントとリアのドアガラスをラミネートの防音ガラスにする、コンソールの冷蔵庫、4ゾーンクライメートコントロールなどなど・・・

前回のブログで必須としていた装備のうちオプションとして選ばないといけないのはガラスルーフ。固定式とスライディングの2通りが選べます。

そして肝心のボディカラー。ここはあまり妥協したくないところです。レンジローバーはグレー系だけでも結構な種類が選択出来、他にも薄いグリーンやブルー系のグレーなど素敵な色が多くあります。実はカイエンでは好みと思える色が少なく、あっても高額。結局黒かシルバーかな、みたいな無難な選択になりそうだったのですが、レンスポでは特にグリーン(ジオラグリーン)やブルー(ヴァレジネブルー)が素敵です。

さて、そういう好みの仕様を何となく決めていき、国内の在庫を見ます。しかしバチっと100%希望通りの仕様は存在せず。帯に短し襷に長し。どうせ値引きはゼロなのだからここはビスポークオーダーかな、とも考えたのですが、3月にはC63が1年点検の時期です。色々考えた末、国内在庫から選ぶことにしました。内装の仕上げを優先して選んだのはこんな個体。



外装:カルパチアングレイ
内装:ライトクラウド(セミアニリンレザー)
オプション:
・ブレーキキャリパー(レッド)

・23インチスタイル5135ホイール(グロスブラック)
・固定式パノラミックルーフ

・スエードクロスヘッドライニング
・パネル(ナチュラルブラック)

・ラミネートフロント&リアサイドガラス

・コンフィギュラブルキャビンライティング

・フロントセンターコンソール急速クーラーボックス
・ツインブレードサンバイザー

・マニュアルリアサイドウィンドウサンブラインド

・スペースセーバーアロイスペアホイール


キャビンライティングから下は無くても良いのですが、在庫車でスエードクロスヘッドライニングやラミネートガラスを装備している個体はほとんどなく、これに決めました。アームレストとかはレザーじゃなくて合皮ですが、まぁここは妥協で。

外装色やホイールの組み合わせはエレガントな方向とスポーティな方向で悩んだのですが、どちらも悪くないのでこの仕様の車を発注しました。ホイールが黒いのでちょっと人相悪い雰囲気になりそうなのが気にはなりますが、ボディカラー自体は綺麗な色なのと、カッパーのアクセントとの組み合わせも良いと思ったので…。納車は3月の予定。
Posted at 2025/02/07 08:28:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | Land Rover | 日記
2025年02月05日 イイね!

次のクルマが決定

次のクルマが決定さて、次のクルマを買うタイミングを考えていたわけですが、様々な状況からそろそろか、と。そして色々と考えてはみたものの、やはりボクスターを手放す決断が出来ず、シンプルにC63の乗り換えということにしました。

最後までカイエンとレンジローバースポーツで悩んだのですが、レンジローバースポーツに決めました。最終的にはレンジローバースポーツの繊細で豊かな乗り味と素晴らしいスタイリングが決め手になりました。更なる言い訳的な理由としては、私が現在イギリスの会社に勤めているというのもあります。(笑 今までヨーロッパ、特にイギリスへ多く出張していたのですが、その出張先から声がかかり昨年転職した形です。それならばイギリスに縁があるということで・・・とかw。

距離浅の中古車も選択肢ではあったのですが、中古がまぁ大して安くない。それならば新車で、と思ったら新車は全くの値引きゼロ。ポルシェですら何も言わなくても多少なりともやってくれたのに・・・。それでも長く乗るクルマだし、金額に大して差がないのならということで新車にしました。ランドローバーの新車はそれこそポルシェのようにオプションを自由に選んでビスポークビルドも出来るのですが、ディーラーの予発注の車両が多いようで在庫または未契約の上陸予定車両がかなり豊富です。ディーラーがオーダーするのだから売れ筋の仕様を入れてるのだろうと思ってリストを見せてもらうと、案外好みと合わない仕様の方が多いのですね。内外装の色の組み合わせはまぁ良いとしても、23インチのフルサイズスペアタイヤを14万も出してラゲッジ下に装備するとかw、下のグレードにオプションをてんこ盛りにして上位グレードより高いとか、にも関わらずシートは安い方のウインザーレザーとか。。。ポルシェのディーラーがオーダーする仕様はそれなりに納得のいく仕様のことが多いですが、どうもその辺がズレている。グレード設定について言えば、ポルシェの場合は基本的にはパワートレインの違いがグレードの違いで、装備の違いによるグレードの差はありません。一方ランドローバーの場合は装備によってグレードが異なり、同じグレードでも複数のパワートレインが選択出来ます。レンジローバースポーツの場合は;

S - 3.0L 直6ディーゼル
SE - 3.0L 直6ディーゼル、3.0L直6ガソリン、3.0L直6ガソリンPHEV
HSE - 3.0L 直6ディーゼル
Autobiography - 3.0L 直6ディーゼル、3.0L直6ガソリン、3.0L直6ガソリンPHEV
SV - 4.4L V8ガソリン

こんな感じです。因みにPHEV以外はV8含め全てマイルドハイブリッドです。

仕様的には上手く出来ていて、安いグレードを選択してコンフィグを始めて「これとこれは欲しいよな」とオプションを足していくと上位グレードが買える値段になります。では一つ上のグレードで、このオプションを・・・と繰り返していって結局Autobiographyに行き着く仕組みですw。



装備として欲しかったのは
1. ガラスルーフ → 固定ルーフまたはスライディングルーフ
2. セミアニリンレザーシート → ウインザーやグレインレザーとは質感が全然違う。
3. Meridian 3Dオーディオ → 標準は15スピーカー 400W、3Dは19スピーカー 800W
4. デジタルインナーミラー

これら全てがAutobiographyなら標準ですが、HSEでも2,3,4は標準。SE以下は全てがオプションになります。そこで今回はHSEをベースに選択することとしました。パワートレインはHSEではD300しか選べません。なおHSEとAutobioでは170万くらいの価格差です。

本当はストーマーハンドリングパックというシャシーオプション(85万円)も組みたかったのですが、予算の都合で諦めました。このストーマーハンドリングパックというのは、電子制御アクティブスタビ、電子制御リアLSD+トルクベクタリング、リアステアから成るシャシーオプションで、カイエンのPDCC + PTV Plus +リアステアと似たような感じでしょうか。カイエンで似たようなシャシーにするとエアサスも含めて全部で140万くらいしますから、まぁ安いと言えば安いのですが(レンスポはエアサスが全車標準)、クルマのキャラクター的にそこまで走りに振っても・・・ということで。そういえばサプライヤーがどこか分からないのですが、エアサスやダンパーはカイエンのマイチェン後と同じものだそうで、2チャンバー、2バルブのものです。この辺はスタビも含めて同じなのでしょうかね。

さてどのような仕様のクルマを選ぶのか・・・ビスポークオーダーなのか・・・悩みます。

(続く)
Posted at 2025/02/05 03:26:34 | コメント(1) | クルマ | 日記

プロフィール

「実に楽しい、気持ち良いツーリングだった」
何シテル?   10/12 20:02
10年以上続けていた2輪レース活動を休止し、のんびりとバイク/クルマ生活を楽しんでます。今はやる方ではなく観る方に変わりましたが、モータースポーツは2輪・4輪問...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/2 >>

      1
234 56 78
9 10111213 1415
161718 19202122
232425262728 

愛車一覧

ランドローバー レンジローバースポーツ ランドローバー レンジローバースポーツ
アウトドア系の趣味に使える利便性と上級サルーンのような快適性を求めてポルシェ・カイエンと ...
ポルシェ ボクスター (オープン) ポルシェ ボクスター (オープン)
求めていたのは速さではなくスポーツカーとしての動き。つまり専用シャシー。そして出来ればミ ...
KTM 1290 SUPER ADVENTURE S KTM 1290 SUPER ADVENTURE S
R1200GSからの乗り換えとなる新たな旅バイク。アドベンチャーカテゴリーの中で一番楽し ...
ホンダ CB1100EX ホンダ CB1100EX
最後の空冷4気筒。これぞ日本的なバイク。細部まで拘った惚れ惚れする美しいデザイン。クロー ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation