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2025年05月29日 イイね!

サスを眺めてみる - Range Rover Sport

サスを眺めてみる - Range Rover Sport整備手帳に上げましたが、先日タイヤ・ホイールを21インチにダウンサイズしてみました。元々はスタッドレス用のホイールとして購入したのですが、想像以上に溝が残っていたのでスタッドレスに交換する前に味見をしてみようということで。23インチを履いていたので2インチダウンということになりますね。結構大きな違いです。

冬はまだ先ですが、スタッドレス用のホイールをどうするか、社外品を含め色々考えていました。そもそも選択肢は多くないのですが、それでもフローフォーミングで軽量かつ強度も確保、とか良さそうなものもあるのですが、海外生産ということも含めて若干の不安が。何しろ車重が2.5tもありますからね。。。結局純正品の信頼性に適うものは無いので純正ホイールを探すことにしました。しかし実はL460/461系のレンジローバー/レンスポからホイールの締結がナットからボルトへと変更になっており、座面の形状も変わったようなのです。つまり前の型のホイールは基本的にそのままでは流用出来ない。まぁそのためのホイールボルトも販売されていることは分かったのですが、旧型の純正ホイールがL461で大きくなったブレーキキャリパーに干渉しないのかなど、確認が取れていない点も多いので諦めました。で、某オクなどを1ヶ月以上ウォッチしていたのですが、ようやく良さそうなのが出てきたので購入した、と。



この21インチのホイールはSEというグレードに標準装着されるスタイル5126というホイールです。色はガンメタが標準、オプションでシルバーも選べるようですが実物を見たことがありません。これを選んだ方はどれくらいいらっしゃるんだろう。。。タイヤは275/50R21となり、幅が285から275に1サイズ狭くなります。銘柄はこのサイズだとMichelinのPrimacy ALL SEASONが標準装着。22インチ、23インチはピレリのSCORPION ZERO ALL SEASONが標準です。ホイールは無傷と言っても良いくらいの美品でした。(ありがたい)

さて交換時にせっかくなのでサスペンションを眺めてみたのですが、これがまぁびっくり。なんと複雑な構成なんでしょうか。前後ともマルチリンクなのですが、まるで知恵の輪のようです。リアが複雑なのは何となく分かっていたのですが、フロントのアームの取り回しもかなり複雑です。



以前のブログでコンベンショナルなダブルウィッシュボーン式と書きましたが、全然違いますね。アッパーアームが一体になった形のマルチリンクです。


左フロントを前側から

フロントアッパーアームは前後一体になった所謂ウィッシュボーン形式ですが、ロワーアームは前後で分割されており、ストラットは後ろ側のロワアームにドライブシャフトを跨ぐ形で取り付けられています。


ナックル周辺


左フロントを後ろ側から

全てのアームが鍛造アルミっぽいですが、ナックルも同じく鍛造アルミっぽく見えます。タイロッドは当然ながら前引き。スタビリンクは丸棒の多分アルミ鋳造品だと思うのですが、可変スタビが装着されるストーマーハンドリングパックになると、このリンクがH断面のアルミ鍛造品になるようです。



リアですが、こちらもとても複雑。目立つのはエアスプリングのユニットで、とにかく巨大です。アッパー側のアームはナックル側の取り付け位置に結構な段差が設けられていて、かつ取り付け角度がこれまた複雑な。トーコントロールアームも結構ゴツいですね。トレーリングアームは無いみたいです。リアのスタビリンクは前側のアッパーアームから伸びていますが、H断面になっていてこれは鍛造アルミっぽいですね。因みに見ての通り、ジャッキはモノコックのジャッキポイントではなくクロスメンバーで上げてます。


ロワーアームに上反角が付いているように見えますが、これはアクセスモードといって乗降用に車高を下げているため

とにかく各アーム類とナックルが非常にゴツいのが印象的です。重量車だからというのもありますが、過剰とも思えるまでの剛性が素晴らしい乗り心地と繊細なハンドリングの両立に貢献しているのは間違いないです。クルマヲタ的には、見た目だけでももう大変満足な足周りw。カイエンと乗り比べてもシャシー剛性は遜色無いどころか、もしかしてレンスポの方が上?とまで思っていたのですが、納得でした。
Posted at 2025/05/29 22:43:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | Land Rover | 日記
2025年05月26日 イイね!

イギリス出張

イギリス出張先日、イギリスへ出張で行っていました。うちの会社は、Wokingというロンドンから南西に電車で30分くらいのところにあります。小さな街なのですがロンドンからそう遠くないこともあり、どちらかというとベッドタウンです。


ウチのオフィスからの眺め

なのですが、ウチの会社から5分くらいのところにはあのマクラーレンがあり、今回もパブへ向かって歩いている時に前後バンパー周辺を軽く偽装した750Sっぽいテストカーが普通に走っているのを見ました。(写真は撮り損ねました・・・) 





さて、イギリスへは去年も行きましたし、今までに何十回と行っているので既に特別なことでもなくなっています。なのでここ何年も仕事以外の日程の余裕を持たず、まるで大阪出張のようにw最短の日程で往復することがほとんどでした。今回もそのつもりだったのですが、仕事が早く終わり帰国日がフリーになったのです。ロンドンからのフライトは夜なので、夕方までは自由。どうするか考えた末、久しぶりにロンドン市内に出てみることにしました。

時差ボケで朝早くから起きているのでw軽く仕事を済ませ、朝食を取ってからUberでヒースロー空港へ。そこで荷物を預け、身軽になってHeathrow Expressでロンドン市内へ。時間的にはどこかじっくり見るなら1−2箇所くらいしか出来そうにないので、代わりにHOP-ON HOP-OFFのバス(1日中乗り降り自由の観光バス。大抵はダブルデッカーで2階はオープントップ)で市内を眺めて周ることにしました。久しぶりのロンドン観光。企業を訪問したり食事をしに出ることはあっても、観光となるともう10年ぶりくらいな気がします。スマホ上でバスのチケットを買いパディントンのバス停に行くと、偶然バスがいてすぐに乗れました。ほぼ満席だったのですが、幸いなことに2階の先頭に1席空いていました。(大抵は真っ先に埋まる席なんですが)


2階先頭からの眺め

パディントンを出てハイドパークの脇を走り、ベイカーストリートへ。ベイカーストリートと言えばシャーロックホームズ。シャーロックが住んでいた(という設定の)有名な221番地にはシャーロックホームズ博物館があり、シャーロックホームズ好きとしては寄りたいところですが時間がなく止む無くパス。因みにBBCでやっていた、ベネディクト・カンバーバッチ主演の「シャーロック」もかなり好きです。原作をベースとしながらも現代化され、適度にオマージュも入っていてとても良く出来ていました。バスはリージェントストリートで曲がってSOHOへ向かいます。で、ピカデリーサーカスでバスを降りました。これまた超〜久しぶりにフォートナム&メイソンで買い物をするために。紅茶? まぁ結局紅茶も買ったんですけどw、お世話になった方へのお土産にワインを。イギリス産のスパークリングワイン、ナイティンバーです。それの1086という限定キュベの2013年。これがフォートナム&メイソンだとプレミアが付かずに定価で売っているんです。イギリスでワイン生産?? えぇ、そうなんです。ワイン用ブドウの生産に向いている良い土地を探していたら、何とまさかのイギリスに良さそうなところがあった、と。実は海の底を通じてシャンパーニュに続く地層なんだそうで。(驚) 色々な努力の末、今やシャンパーニュに十分匹敵するワインになってまして、1086は別格としても、通常のキュベでも充分に美味しいです。日本にも輸入されていますのでご興味があれば是非。



再びピカデリー・サーカスからバスに乗ると、今度は金融街・シティに向かいます。そこからロンドンブリッジを渡り、今度はタワーブリッジを渡って再びシティへ戻ります。そこからテムズ川に出て川沿いを走ります。



観覧車ロンドン・アイ、ビッグ・ベンといったロンドンの有名な観光スポットは、離れたところから見ただけでも激混みです。(それはそうでしょう) 



そこから更にナイツブリッジやノッティングヒルなどを通り、パディントンへ戻ってきました。



渋滞が酷いこともあり、何と4時間以上かかりましたw。本当は別のルートも乗れるのですが、それも断念。

こうしてロンドン市内を徘徊したわけですが、交通事情ウォッチャーwとしては色々と興味深かったです。まずとにかくBEVが増えました。テスラが目に付きましたが、ドイツメーカーのクルマも多く、次いでKIAなどアジア系といった感じ。充電設備が充分あるかどうかは微妙な感じでしたが、路駐スペースにそれなりに設けられているのは印象的でした。


先頭からKIA、BMW、CUPRA(セアトのEVサブブランド)

実際ウチの会社の社員にもBEVに乗っている人が結構多いのですが、話を聞くとBEV1台だけという人は皆無。適材適所が現実的なのでしょうね。ブラックキャブもBEVのLEVC TXが増えていました。それからこれは割と昔からですが、やはりイギリスブランドのクルマがそれなりに多いです。レンジローバーがこれほど多く走っている街は他に無いでしょう。ディフェンダーよりもレンスポ、レンスポよりもレンジローバーの方が多いのですから・・・。そしてアストンマーティン、ベントレー、ロールスも驚くほど多いです。


この路駐のラインナップよ・・・

実際のところロンドン市民の1/3はもはや移民なのでイギリスブランド信仰がどこまで残っているのかは疑問なのですが、実際には多く見かけます。一方、バイクの数はスクーターを含めて明確に減りましたね。東京と同じく駐車スペースがほとんど無いので、必然のような気もします。一方でLUUPのような電動キックボードは増えてました。これがバイクが減った要因の一つかもしれません。

今回は久しぶりにロンドン市内を観光しましたが、今度はもう少し時間を取ってランドローバーの本社、ソリフルへ行ってみたいと思います。
Posted at 2025/05/26 13:51:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「@Sekiai さん 初めて見ました!こんな動きだったんですね。ツインシャシーとは知ってはいたものの、どういうことなのか全く分かっていませんでした。」
何シテル?   08/09 09:35
10年以上続けていた2輪レース活動を休止し、のんびりとバイク/クルマ生活を楽しんでます。今はやる方ではなく観る方に変わりましたが、モータースポーツは2輪・4輪問...
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